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第20回 お花見コンサート〜東日本大震災・熊本地震復興チャリティコンサート ご案内

第20回 お花見コンサート(東日本大震災・熊本地震復興チャリティコンサート) 新型コロナウイルス感染拡大防止のため催物中止・順延の場合もあります。 熊本県立劇場のホームページからのアナウンス をご確認下さい。 開催日 2020年3月08日(日) 開催時間 開場 13:30、開演 14:00〜終演 16:20 会場 熊本県立劇場コンサートホール 入場料 入場無料※チケットがなくても入場できます http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/20ohanami.jpg February 29, 2020 at 08:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1116018.html via Amadeusclassics

立体的に大きく深々と広がるウィーン・フィルの豊麗なサウンドと、グルダの弾くベーゼンドルファーの深みのある低域の音色

通販レコードのご案内 グルダの強烈な個性は押さえられているわけだが、それでも作品の優美さとともに、適度の線の太さが男性的ともいえるたくましさを伴って示されている。 JP LONDON K38C70021 (演奏者) フリードリヒ・グルダ ホルスト・シュタイン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (曲目) ベートーヴェン ピアノ協奏曲4番 K38C700**番号付した最初期キング・スーパーアナログ盤は、一級のオーディオファイル盤として高名な米国モービルフィデリティ盤と同じ横浜・日本ビクター・プレス。表紙帯には180gと謳ってますが正確に計測したらそれ以上有る200g重量盤でした。こういうところが一枚一枚が手作りの証左といえましょうか。 詳細掲載ページ スーパー・アナログ・ディスク 比類なき広大な周波数レンジ(10Hz~35KHz) めざましいトランジェント特性(卓越した解像度) 迫真のエネルギー感(瞬発力ある圧倒的な迫力) 低歪率(清澄な透明感、混濁のない音質) アナログの精密度(キメが細かい、なめらかな肌触り) 等のクオリティを有し、特別高品質材料を使用した超重量レコード(180g)に特別限定プレスと謳われた宣伝文句は30年前は「誇大広告」と不審に思いましたが、ピュア・オーディオに進歩している現在のオーディオ装置故か、昭和のレコード盤はやはり一級のオーディオファイル盤として再認識しています。 音楽する喜びがそのままストレートに伝わってくるかのような演奏 ショルティ&アシュケナージのベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集は英国でもよく見かけますが、同時期のこのグルダ&シュタイン盤はなかなか出会いません。1970年&71年のDECCAによるステレオ録音。ジェームズ・ロック&ゴードン・パリーという名エンジニア・コンビによって、ウィーンのゾフィエンザールで収録されたこの録音は実に見事なもので、立体的に大きく深々と広がるウィーン・フィルの豊麗なサウンドと、グルダの弾くベーゼンドルファーの低域は他の全集寄せ付けない。 グルダは1950年代のモノラル時代に、デッカにベートーヴェンのソナタ全集を始め、協奏曲やソロ、歌曲の伴奏にいたるまで、かなりまとまった録音を残しています。その後は、MPSやアマデオなど他レーベルへの録音がメ

クラシック名録音106究極ガイドが選んだ◉ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ響 ベートーヴェン・交響曲9番「合唱」

通販レコードのご案内 嶋護・著「クラシック名録音106究極ガイド」でも紹介されています。 NL DECCA 6BB121/2 (演奏者)ゲオルグ・ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 ピラール・ローレンガー イヴォンヌ・ミントン スチュアート・バロウズ マルッティ・タルヴェラ (曲目) ベートーヴェン・交響曲9番「合唱」 ヨーロッパ的気品を持たない無骨な演奏がかえって刺激的な魅力を生み出している唯一無二のオーディオファイル盤に仕上がってる名盤で米国THE ABSOLUTE SOUND誌所謂TAS推薦盤としても高名。それもケネス・ウィルキンソンとゴードン・バリーが録音エンジニア務めているから当然言えば当然、オーディオルームがホールと化します。 1972年5月シカゴ、イリノイ大学クランナートセンター録音、P&E:ケネス・ウィルキンソン、ゴードン・パリー&デヴィッド・ハーヴェイ 詳細掲載ページ 半世紀にわたり一貫してDECCAに録音し数々の名盤を遺した重要なアーティストであり続けた。そのレパートリーは多岐にわたり、バッハからショスタコーヴィチまで幅広く網羅。おそらく有名交響曲作家で1曲もやっていないのはシベリウスぐらいではないか。ショルティは、1972年5月から1974年9月にかけて、シカゴ交響楽団を指揮して初のベートーヴェンの交響曲全集を録音しました。さらに、その後1986~89年にも再録音がなされています。それ以前、1950年代に録音されたロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルとのレコードは全集に至っていませんでした。特に5、7、9番は2回目の全集より力強さとアグレッシブさが前面に出ており、より良い。この説得力は、英デッカ社の巧みなノウハウに負うところ大だと思います。エンジニアは英デッカの大御所ケネス・ウィルキンソンと弟子のジェームス・ロック。3つの会場を使った彼らの録音にありがちな事情ですが統一感があり、一番状態が良いのが第9番で、響きを抑えて明瞭感と質感を確保し、締まりのある中低域が気持ちよく響く仕上がり。 地鳴りする音が刻まれているのは当然か、とにかく凄まじい演奏。冒頭からただならない気配が支配し、その空気が全曲を覆う。オーケストラの響きは深々としていて実在感があり、息の長い旋律には生命感が漲り、押しと引きの対比も

輸入メタル使用盤◉唯一のスタジオ録音 フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル ベートーヴェン・交響曲3番《英雄》

 タンノイのロイヤルGRでアナログLPを楽しむ鑑賞会で、『バイロイトの第九』を聴いて、ずっしりとした手応えを感じた参加者は多かったようだ。第1楽章が終わったところで緊張を解くような深い深呼吸が起こった。レコードを聴いているとわかっているのに、この感動は稀なことだ。しかも、集ったみんながそうなのだから。 フルトヴェングラーだけが成し得た、人間感情の吐露が神々しさと凌ぎ合っているところに魅力を覚えるのです。  ピリオド楽器演奏や、ベートーヴェン時代の音楽習慣が研究されて、それを反映した現代の演奏に慣れきると、極めて遅いテンポで、じっくりと始まって徐々に巨大に高揚していく。しかし、音楽が停滞したりもたれると感じることは全く有りません。  フルトヴェングラーの演奏は急激なアッチェレランドなど部分的なデフォルメに驚かされるが、決して全体の統一感を損なわないし不思議と構造的な破綻を感じない。そんな相反することを同時に成し遂げられる演奏家はフルトヴェングラーしか居ないし、人間感情の吐露が神々しさと凌ぎ合っているところに魅力を覚えるのでしょう。  フルトヴェングラーは自身の著書「音と言葉」のなかで、ベートーヴェンの音楽についてこのように語っています。『ベートーヴェンは古典形式の作曲家ですが、恐るべき内容の緊迫が形式的な構造の厳しさを要求しています。その生命にあふれた内心の経過が、もし演奏家によって、その演奏の度ごとに新しく体験され、情感によって感動されなかったならば、そこに杓子定規的な「演奏ずれ」のした印象が出てきて「弾き疲れ」のしたものみたいになります。形式そのものが最も重要であるかのような印象を与え、ベートーヴェンはただの「古典の作曲家」になってしまいます。』その思いを伝えようとしている。  伝え方がフルトヴェングラーは演奏会場の聴衆であり、ラジオ放送の向こうにある聴き手や、レコードを通して聴かせることを念頭に置いたカラヤンとの違いでしょう。その音楽を探求するためには、ナチスドイツから自身の音楽を実体化させるに必要な楽団を守ることに全力を取られた。そういう遠回りの中でベートーヴェンだけが残った。やはりフルトヴェングラーに最も適しているのはベートーヴェンの音楽だと思います。カラヤンとは異世界感のシロモノで、抗わずに全身全霊を込めて暖かい弦楽器が歌心一杯に歌い上げた演

最初に聴く名盤★その神業はクァルテットの理想郷 ジュリアード四重奏団◆モーツァルト・弦楽四重奏曲「ハイドン・セット」

通販レコードのご案内 ドライかつ正確無比に4つの弦が対等に絡み合う演奏が世界に衝撃を与えた歴史的名演奏。 《英マジック・ノーツ・セミサークル盤》GB COLUMBIA CX1826-8 ジュリアード弦楽四重奏団 モーツァルト・弦楽四重奏曲14-19番「ハイドン・セット」  ジュリアード音楽院の校長であった作曲家ウィリアム・シューマンの提唱によりジュリアード弦楽四重奏団は、同校の教授たちによる4人のメンバー(ロバート・マン ロバート・コフ ラファエル・ヒリヤー アーサー・ウィノグラード)の高い技量を背景とした、感情をそぎ落としたドライで直線的な表現で世界の好楽家に衝撃を与えました。彼らの出現はまさに戦前のヨーロッパの演奏伝統を打ち破るように、当時の聴き手を驚かせるエポックメーキングな出来事でした。  戦前の弦楽四重奏と言えば、カペー弦楽四重奏団やレナー弦楽四重奏団のように第1ヴァイオリンが技術的にも音楽的にも抜きん出ていて、アンサンブルを主導しチームの音楽性を支配することによって演奏を作り上げていました。また演奏解釈上も旋律を曲線的に捉え、テンポの緩急を多用した情緒あふれる演奏スタイルが主流でした。  そうした嗜好の中で、ジュリアードの演奏は4つの弦の技術的、音楽的均質性と感傷を削ぎ落としたドライで直線的な表現で、世界の好楽家に衝撃を与えました。安定しきった技巧と精妙な合奏、鋭い感覚の冴え、そして格調高い音楽は、およそ余分な肉づけを見せない表現法で端的に弦楽四重奏という音楽の本質を明らかにし、まさにクァルテットの理想郷ともいうべき神業が実現されていた、と云わしめた。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23528.jpg February 29, 2020 at 04:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1112051.html via Amadeusclassics

GWホワイトエンジェル◆マリア・カラスのステレオ録音 プレートル指揮パリ国立歌劇場管 ビゼー・歌劇《カルメン》全曲

通販レコードのご案内  アピールすべきをズバリと堂々と誇らしげに。豪華解説書付き。 《ホワイト・エンジェル、ホワイト・アンド・ゴールド盤》GB EMI SAN140-2 カラス&プレートル ビゼー・カルメン  気がつけば半世紀ずっと君臨しているのは、流行や風潮に流されやすい世の中でガッツリ伝えたいことだけを強調した演奏だからでしょう。プレートル(92歳)自らも「私は単なる指揮者ではなく解釈者である」と述べていることから伝統的な演奏形式を踏襲しない解釈に関しては評価の分かれるところである。しかし、2016年時点でスクロヴァチェフスキ(92歳)やマリナー(92歳)と共に1920年代に生まれた最高齢現役指揮者の一人であり、その高い独創性と華やかな創造力による比肩のない演奏は一聴に値する。惜しくも2017年1月4日に没、享年92歳で最高齢現役指揮者の記録更新は叶いませんでした。  かねてから手がけていたリヒャルト・シュトラウスのオペラに加え、様々なドイツ音楽との関わりを深め、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲を中心に構成されたツィクルスでも伝統的な演奏形式を踏襲しない型破りの解釈だったことでも言える。  プレートルの知名度を挙げるひとつの契機となったマリア・カラスとの共演は、1961年に行われた『パリのマリア・カラス』の録音で、カラス本人がプレートルをお気に入りの指揮者として指名したことに始まる。カラスは歌手としてすでに下り坂にあり、実際にはコンサートツアーにおける13回の共演と18回のオペラでの共演記録しか残っていない。録音としても正式なスタジオ録音としては、ビゼーの『カルメン』全曲と、カラスにとって2回目のスタジオ録音であるプッチーニの『トスカ』全曲、フランス・オペラ・アリア集『パリのマリア・カラス』の3録音しか残されていない。  マリア・カラスの表現は、ビブラートもちょっと耳につく感じもあり、とにかくアクは強いです。1964年、マリア・カラスが40歳の時のセッション録音。スカラ座盤に較べると声の威力は減退していて、技術的には完ぺきではないんですけど、音楽が生きていると言うんですかね。それを補ってあまりあるドラマティックな表現力はやはり魅力的です。なんと言ってもプレートル指揮パリ国立歌劇場管弦楽団の音色にラテン的な明晰さがあふれているのが

昭和の名演奏の鑑賞会を毎月第4日曜日に五福公民館で行っています◉第73回蓄音機を楽しむ会のご案内

(ご案内) コロナウイルスの関係で、公民館が全講座への部屋の貸し出しを中止しましたので、2月23日の開催予定でした例会は中止しました。 期日 令和2年3月22日ないしは4月26日(第4日曜) P.M. 1:30〜を計画 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F 平成版・名曲新百選選定中  五福公民館に場所を移して6年を数えます。熊本市立博物館で例会を行っていた時に活用してきた、大矢野百選。その77枚のレコードを毎月の例会「第2部」で順次、全てのレコードの両面からエントリーした、151曲に投票して下さい。令和の時代に人気の高い100曲を、零和に伝える昭和の名曲新百選とするプロジェクトです。  フェースブックへのメッセージ、コメントも歓迎です。ご要望曲を次回お聴きいただきます。 熊本ふるまち・五福蓄音器を楽しむ会 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E5%90%8D%E6%9B%B2%E6%96%B0%E7%99%BE%E9%81%B8.jpg February 28, 2020 at 09:20PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115805.html via Amadeusclassics

ワルター、ベームと並んで屈指の名演*クリュイタンス指揮ベルリン・フィル ベートーヴェン・交響曲6番「田園」

通販レコードのご案内  今言う常套句のフランス風ではなくてフランス流儀の充満した雰囲気。それはクリュイタンス以降、フランスで失われた響きである。 《英ラージ・ドッグ・セミサークル金文字盤》GB EMI ALP1408 クリュイタンス ベートーヴェン・交響曲6番「田園」  クリュイタンスはフランス人ではない。お隣のベルギーはアントワープに生まれ公用語のフランス語以外にドイツ語も学んだ事からドイツ的な素養も身に付けていた。その為か彼がそもそも名声を得たのは1955年にフランス系として初めてバイロイトに登場したという経緯からしてベートーベンやワーグナーだった。  そのせいかアンサンブルに雑なフランス人の指揮者に比べこの人の演奏は合奏が実にしっかりしているし、非常に計算し尽くされた響きのバランスに驚かされてしまう。まずはこの辺が仏パテ社を唸らせ、数々の名盤を算出し、それらを普遍的なものにしている要因だと思う。  もちろんフランス的な色彩感覚も抜群に素晴らしい。これほど色彩的な精緻さでクリュイタンスを越える演奏はちょっと他では見当たらない。なんでこんなに優雅で精緻で色彩感があるのだろう。陶酔感があるのだけど、つねに制御を失わず、熱狂的になっても理性を失わずエレガント。  最も貴重なのはパリ管弦楽団とのラヴェルの管弦楽曲全集。ルーセル、ドビュッシー、フォーレ、ビゼー。名盤揃いで挙げ出したらきりがない。ベルギーの作品もフランクの交響曲、交響詩集が有る。フランクがワーグナーなどのドイツ音楽に傾倒していたことを思うとリストの作品かと思うような豪華な曲が多く、一瞬戸惑いますが、たまにはこうした珍しい曲も面白いのではないでしょうか。クリュイタンスはさすがに上手い。クリュイタンスの卓越した力量を感じさせフランクの巧みな対位法による旋律を上品で端正な響きと歯切れの良い演奏を展開しています。  しかも巧妙にドイツ系の曲目はベルリン・フィルハーモニー弦楽団を起用するケースが多かったが、本盤は祖国のベルギー国立管弦楽団とアルト・チッコリーニのピアノとの共演で、どうにも言葉にするのが難しい個性と雰囲気を持っていて独特の質感としか言い様が無い何かを表現している。当時のフランス音楽界はクリュイタンス一人が背負っていたといってもよいかもと思えるほど凄い。どれひとつとっても見落とすことの出来ない

理想像の源◉カラヤン ベルリン・フィル ベートーヴェン・交響曲全集

通販レコードのご案内 リマスタリングは最後とされた、そのオリジナル盤。 《独ブルーライン盤》DE DGG 2721 055カラヤン ベートーヴェン・交響曲全集  カラヤンのベートーヴェンの交響曲全曲は4つあると言われているが、1970年代の最後の全集については、いつも1980年代のものと比較されており、1970年代のものがもっともカラヤンらしいとか言われるが、どの全集もカラヤンであることには違いなく、演奏の基本的スタイルに変化はないが理想の響きを目指して余分な響きがとれて、音色はまた少し渋くなってきている。緩徐楽章などには非常に透明な美しさや感情のうねりなどが見られるので、比較するのも一興。カラヤンのベートーヴェンは時代を経て再録音されたものの、出来不出来のばらつきが他の作品に比較してもかなり少ないのではと感じるのですが、何故故カラヤンがベルリン・フィルと4回も録音したか聴き比べることで、見えてくる気がします。  本全集盤は、1960年代の前半の録音で、ベルリンのイエスキリスト教会が録音ロケーションになっていました。なかなか臨場感があり、カラヤンも颯爽としたときのもので、前任者フルトヴェングラーの時代の余韻の残るオーケストラと、推進力あふれるカラヤンの指揮が見事にマッチした演奏です。  近年カラヤン生誕100年を記念し、ユニバーサルIMSでは数ある カラヤンの第九 の中から名盤として長く親しまれてきた1962年ベルリン、イエス・キリスト教会で録音されたものを取り上げ、これをユニバーサルとしては初となる ガラスCD 作品としてリリース。何と価格は20万円とか ― 購入者から是非聴かせて貰いたいが、このシリーズを上回る訳が無いと自信が有りますが ― しかしユニバーサルが20万円のガラスCDにこの60年代の演奏を選んだか、この本盤聴けば納得するはずです。  その第9と前後する1961年から1962年のかけて行われた集中セッションです。何組もあるカラヤンのベートーベンの原点は、1962年のベルリン・イエスキリスト教会にあると確信しています。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-8949.jpg February 28, 2020 at 02:30PM from アナログサウンド! ―

全盛期のフランチェスカッティ独特の輝くような美音で聴くベートーヴェン ― カサドシュのニュアンスに富むピアノも最高

通販レコードのご案内 半世紀以上経過していても第一級のオーディオファイル盤。 US COLUMBIA MS6738 (演奏者) ジノ・フランチェスカッティ ロベール・カサドシュ (曲目) ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ7番、10番 Beethoven Sonatas for Violin and Piano No.7&No.10 「歌う楽器」としてのフランチェスカッティのヴァイオリンの魅力を余すところなく味わうことのできる。"360SOUND"STEREOのシネマスコープの映画を見ているような広がりのある録音効果と、独奏を思い切り前面に出したバランスを1950年代既にCOLUMBIA, RCA両社は世界最高レベルの録音技術確立していて、それが有機的に絡み合って、作曲家の本質見事に浮かび上がらせています。 詳細掲載ページ ロベール・カサドシュは仏ピアノ界の重鎮的存在。1899年パリに生れたカサドシュ( Robert Casadesus, 1899年4月7日〜1972年9月19日 )は1922年からラヴェルと共同でピアノロールの録音を行い、欧州各地でラヴェルと共演した経歴を持つ。大戦中アメリカへ亡命した事もあって、米Columbiaに多くの録音を残した、これも米録音。カサドシュのレパートリーは決して広くなく、むしろ適した曲目はきわめて限られたものでした。彼はラヴェルと大変親しく、彼の曲目を重要なレパートリーとしたが、そのレパートリーにはドイツ音楽も多く、ベートーヴェンやモーツァルトも得意とした。それは、あまりにも整いすぎた音楽に感じられるほど楽曲の演奏の仕方や、聞く時の手本に向いていると、その客観性をいわれ演奏の古典となったものでした。 カサドシュの演奏様式は古典的な抑制が効いていて、物足りないような印象を持つこともあるが、そこに込められた豊かなニュアンスには強い説得力があり、美しい音色がとても魅力的です。全体に快速なテンポで軽いタッチで弾き流しており、最近の演奏家が陥りがちな印象派風なべとべとした演奏とは一線を画します。典雅な香りや、知的なのにどこか遊び、ペーソスをもっていても嫌味にならない。古典的たたずまいが典雅と両立しているものは非常に稀なことです。素直に作品の良さを引き出して、作品を客観視しながら

名曲名盤縁起 ニジンスキーが宙を舞った太古の儀式の音楽◉ストラヴィンスキー〜《春の祭典》より春の兆しと若い男女の踊り

天才ダンサー、ニジンスキー生まれる ― 1890年2月28日  天才ダンサー、ヴァーツラフ・ニジンスキー(1890〜1950)の誕生日である(3月12日説もある)。イタリアのタルティーニは、「悪魔に魂を売ったヴァイオリニスト」と言われるが、ニジンスキーは「神と結婚したバレエ・ダンサー」と言われたりするように、十代の終わりから“恐るべき”と評された天稟は、稀代の興行師ディアギレフがパリで旗揚げした「ロシア・バレエ団」のスター時代に全開された。  ロシア・バレエ団がセンセーションを巻き起こしたのは、同じロシア出身の気鋭の作曲家ストラストラヴィンスキーの「3大バレエ」公演。なかでもニジンスキーが振りつけた《春の祭典》は、革新的かつ挑戦的な音楽もあって、その初演は演奏史上最大のスキャンダルになった。まさに神から与えられたような超人的な舞を見せたニジンスキーだが、全盛時代は10年足らずで、20歳代の終わりから亡くなるまでの30年以上は、精神を病んで廃人同様の生活を送ったという。 https://recordsound.jp/images/item/w270/20000/19992_1.jpg February 28, 2020 at 08:15AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1025949.html via Amadeusclassics

イ・ムジチによる限りなく美しい近代・現代作品集◉レスピーギ、ニーノ・ロータ、バーバー、エルガー〜弦楽合奏の魅力

通販レコードのご案内 スッキリ爽やかな音が気持ちよい。カルミレッリの独奏は細身で美しい。 NL PHILIPS 416 356-1 (管弦楽)イ・ムジチ合奏団 (曲目) レスピーギ:古風な舞曲とアリア第3番/バーバー:アダージョ/ロータ:弦楽のための協奏曲/エルガー:弦楽セレナード 映画音楽でも有名なニーノ・ロータがイ・ムジチのために作曲したという協奏曲ほかイ・ムジチによる限りなく美しい近代・現代作品集。バロック演奏などで聴かせる明晰さと透明感あるアンサンブルがいっそう活きており、表現力の幅広さを実感させられる。 詳細掲載ページ 〝イ・ムジチ〟はイタリア語で音楽家たちの意味。1952年、ローマ聖チェチーリア音楽院の卒業生12名によって結成。当初から指揮者を置かない方針をとり、後続の室内アンサンブルのモデルとなる。世界的に人気を博したのは、59年に録音したヴィヴァルディの『四季』の大ヒットからで、バロック・ブームを作った。切れ味のいい輝かしい演奏が人気で、来日も多い。 イタリア人/イタリア系の映画音楽作曲家といえば1979年にこの世を去ったニーノ・ロータ。『ゴッドファーザー』、フェリーニの『道』も世界遺産級に美しい音楽を生み出した、ロータも聖チェチーリア音楽院の卒業生です。余談ながら、永遠の名画『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)など ― 全作品を挙げるだけで日が暮れてしまうほど、多くの名映画音楽を書きつづけてきたエンニオ・モリコーネも聖チェチーリア音楽院の卒業生で、『カジュアリティーズ』で始まり、『海の上のピアニスト』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『ミッション』と、モリコーネの代表作を集めた豪華な映画の音楽が盛り込まれた、「組曲」と名づけられた映画メドレーがイ・ムジチに献呈しています。 イ・ムジチの明るく均整の取れたサウンドで、弦楽合奏の魅力を堪能させる。 哀愁漂うレスピーギ、端正に歌い込むバーバー、クラシック作曲家ですが映画音楽作曲家として名声を得たニーノ・ロータがイ・ムジチのために作曲した《弦楽のための協奏曲》、そしてエルガーが結婚記念日のプレゼントとして愛する妻に贈った《弦楽セレナード》。 ニーノ・ロータがイ・ムジチのために書いた協奏曲は、前奏曲、 スケルツォ、 アリア、フィナーレの4曲からなる約1

黄金期の響き*クレンペラー指揮フィルハーモニア管、ノルドモ=レーヴベリ、ルートヴィッヒ ベートーヴェン・交響曲全集

全体的には悠然としたスタイルで、クレンペラーその人の芸風を間近に感じる。  英EMIの偉大なレコード・プロデューサー ウォルター・レッグは、1954年に目をかけていたカラヤンがベルリンに去ると、すぐさま当時実力に見合ったポストに恵まれなかったクレンペラーに白羽の矢を立て、この巨匠による最良の演奏記録を残すことを開始した。  レッグがEMIを去る1963年まで 夥しい数の正に基準となるようなレコード がレッグ&クレンペラー・フィルハーモニアによって生み出された。本盤も基準盤の一枚で、レッグの意図する処がハッキリ聴き取れる快演。クレンペラーの解釈は揺るぎのないゆっくりしたテンポでスケールが大きい。ゆったりとしたテンポをとったのは透徹した目でスコアを読み、一点一画をおろそかにしないようにとも思いたくなる。この気迫の籠った快演は聴き手に感動を与えずにはおきません。また何度聴いても飽きません。フィルハーモニアはまさにクレンペラーの為に レッグが作り出した楽器 だと言う事、しみじみと感じました。一音一音が耳に突き刺さってきました。  オーケストラの配置が第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが指揮者の左右に配置される古いスタイルで包み込まれるような感覚は、ステレオ録音で聴く場合には、やはり和音の動きなどこの配置の方が好ましいような気はするが。何ものにも揺るがない安定感と、確かに古いスタイルながら純粋にスコアを再現した音が、本盤には一杯詰まっている。本盤聴くとクレンペラーによってベートーベンの隠れていた音符が一音一音浮かび上がってきます。  この時代はモノラル・テイクとステレオ・テイクが同時進行していました。モノラル・セッションはダグラス・ラター、ステレオはクリストファー・パーカーと違うプロデューサーが其々担当していました。 通販レコードのご案内  定評あるベートーヴェン全集 《英モノクロ切手ドッグ盤》GB EMI SLS788/9 クレンペラー ベートーヴェン・交響曲全集  1958年から64年にかけて録音された全集&序曲集だが、交響曲は1958年から61年の間に録音されており、クレンペラーの戦後黄金期の作品。クレンペラーらしい揺るぎのないゆったりとしたテンポとがっちりとした構築性に満ちた全集です。重厚なベートーヴェンを聴きたいなら、いまだにファーストチョ

彫りが深く豊かな歌に溢れた演奏と透明感がある録音★ジュリーニ指揮フィルハーモニア管 ドヴォルザーク・新世界より、謝肉祭

通販レコードのご案内  端正で引き締まった演奏、のびやかな歌の中に爽やかさも感じられる名演。 《英ロイヤル・ブルー金文字盤》GB COLUMBIA CX1759 カルロ・マリア・ジュリーニ ドヴォルザーク・交響曲9番「新世界より」  カルロ・マリア・ジュリーニ(1914〜2005)はイタリアのヴァレッタ生まれ、聖チェチーリア音楽院でヴァイオリン・ヴィオラ・作曲を学ぶ。1934年、同音楽院管弦楽団のヴィオラ奏者となり、フルトヴェングラー、ワルター、デ・サバタらの指揮のもとで演奏する。歌に溢れながら気品があり、官能に溺れすぎずいやらしくならないところはジュリーニの真骨頂でしょう。  英EMIのプロデューサー、ウォルター・レッグは1954年に目をかけていたカラヤンがベルリンに去ると、すぐさま当時実力に見合ったポストに恵まれなかったクレンペラーに白羽の矢を立て、この巨匠による最良の演奏記録を残すことを開始した。レッグが EMI を去る1963年まで夥しい数の 正に基準となるようなレコード がレッグ&クレンペラー・フィルハーモニアによって生み出された ― と同時に39歳で名門ミラノ・スカラ座の音楽監督に就任していた カルロ・マリア・ジュリーニ にも密かに目を付けていた。  レッグとジュリーニの出会いは、まさに基準となるようなオペラ作りからスタートしたと言っても過言でない。その証左として、クレンペラー盤に先んじる形で、モーツァルトの「フィガロの結婚」&「ドン・ジョバンニ」等々の英コロンビアを代表する名盤が、世に送り出された。本盤はその勢いと余力でレッグ&ジュリーニ・フィルハーモニア管が作り出した名盤と云えると思います。ジュリーニのこの後の活躍が本盤からハッキリ窺えます。イギリス・オリジナル盤、ステレオ録音。ウォルター・レッグの製作。「新世界より」は3回のスタジオ録音があり、本盤が第1回目。オリジナル版で、カバーは表も裏も、「新世界交響曲」と強調されていますが、レーベル面のプリントは「交響曲第5番ホ短調」になっています。1961年1月18日〜27日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音。優秀録音、名演、名盤。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-19619.jpg February 27, 2

理想的名盤*盤は新品同様 ヘンリク・シェリング J.S.バッハ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全集

通販レコードのご案内 何百組以上の録音がありますが高貴さと言う事でこの高みにまでたどり着いた演奏って古楽器全盛の現代でも結局ベストを争うのがこの録音でしょうか。何の不満もない演奏に浸るだけ。 《独ブルーライン盤》DE DGG 2709 028 ヘンリク・シェリング バッハ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ  シェリングの音色は、とてもみずみずしく、のびのびしていて極めて美しい。  美音の持ち主は、往々にして自らの音の美しさに浸りきった演奏をしがちであるが、シェリングの演奏は調和が取れていて、純粋・明瞭かつ客観的であり耽美的な要素はない。この録音から聞き取ることができるのは、シェリングの技巧の完璧さと音のニュアンスの幅広さ、そして音楽の美しさである。  シェリングの演奏が厳しいとか精神性が高いと評されることがあるのは、音の美しさに浸りきった演奏をしないことに由来するのだと思う。和音の処理が見事なことである。  音それ自体の美しさは、美しい音楽を構築するためのひとつの要素にすぎない。  超美品に違いない整いすぎた演奏。整然とした音が集まると音楽としての力や迫力になります。この演奏はおそらく1734年製のストラディヴァリを使っていますが、素晴らしく良い状態で、更に丁寧に調整されたストラドと思います。音色も大変に豊かでリッチです。そこも聴き所です。 ゆったりとしたテンポ、どの音も整った音、和音は同時に聞こえるように弾いていること、が特徴です。 典型的なクラシック音楽と言えるたっぷりとした豊かな演奏です。こういった表現方法は、ある意味、音楽家にとっての理想的な表現です。ステレオ録音。 ボックスは年代相応ですが、盤は新品同様のミント・コンディションです。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-20942.jpg February 27, 2020 at 08:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1063132.html via Amadeusclassics

聴きながら眠ろうと考えたのが過ちだった◉ユーディ・メニューイン○バッハ・無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲

弦の一本一本が見えると言えばちょっと大げさですが、それぐらいの優秀録音という事です。思わず真剣に聴いてしまったほどの、やはりすごい音楽、そして演奏なのだということを再認識させられてしまった。 《音質良好》GB EMI SLS5045 ユーディ・メニューイン バッハ・ヴァイオリン無伴奏(全曲)  メニューインは戦後同世代のハイフェッツらと共にヴァイオリニストとして名声の頂点をきわめる。その証左として膨大な音源が英 EMI に録音された。  黎明期の英 EMI のヴァイオリンモノは必ずと言っていいほど、この英国に帰化してサーと男爵の称号を得たメニューインが登場する。本盤もメニューインの松脂が飛び散っています。地味だが、なかなかの好演。やや固い締まった響きで、音楽の運びはオーソドックスだが独特のバランス感覚を持ち合わせた演奏です。  また、メニューインはヨガや菜食主義を実践し、健康管理を怠らず壮年期になるまでソリストとしての活動に取り組んだ強い精神が本盤でも随所に聴けます。  メニューインの初期盤は、余りにも発売枚数が多すぎて、中古レコードの世界では、優れた演奏に対して 低い評価(価格が安い)がなされているが、この“無伴奏”だけは別格。 品番 34-14117 レコード番号 SLS5045 作曲家 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 演奏者 ユーディ・メニューイン 録音種別 STEREO http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-14117.jpg February 27, 2020 at 05:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e943498.html via Amadeusclassics

バッハが生きていた時代のヴァイオリンに魅了されて★セルジウ・ルカの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

通販レコードのご案内 ヴァイオリン一本から、その大きな広がりを表現する小宇宙。 US NONESUCH HC-73030 (演奏者)セルジウ・ルカ (曲目) J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の古楽器による世界初録音として話題になったルカによる70年代の貴重な録音です。バロック時代のオリジナル楽器(1669年ニコラ・アマティ製)を当時の弓と奏法で演奏。発売時驚きを持って迎えられた貴重盤です。 詳細掲載ページ 現代では様々な古楽器録音が存在するとはいえ、”無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ”の録音の歴史は決して古くはない。ヴァイオリン奏者としても名高かったピゼンデルのために書いたのではないか、とも推定されていて、練習曲扱いを長年されていた。バッハ自身の自筆譜のタイトル・ページには「無伴奏ヴァイオリンのための6曲の独奏曲、第1巻」と記されている。典型的な教会ソナタの形式をとっている「ソナタ」と、組曲の形式をした「パルティータ」が交互に並んでいる。白眉なのが、パルティータ第2番の5曲目「シャコンヌ」です。「シャコンヌ」は変奏曲形式による舞曲。当曲はブラームスによる左手の練習のためのピアノ版、フェルッチョ・ブゾーニによる両手のためのピアノ版、レオポルド・ストコフスキーや斎藤秀雄による管弦楽版など様々に編曲されている。「第1巻」とあるが、「第2巻」というのは「無伴奏チェロ組曲」のことである。 古楽器で演奏されるJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集」の先駆となった。アメリカで活躍するルーマニア出身のヴァイオリニスト、セルジウ・ルカ(1943〜2010)は同年齢のクレーメル、パールマンのような表舞台に立つことはなかった人生でしたが、誰よりも早く古楽演奏に関心を示した演奏家でした。有名な シギスヴァルト・クイケンに先立つこと4年前の1977年に、ピリオド楽器によるこの録音を残しました。彼の奏法はボウイングの美しさを基調に、和音が自然に混ざり合う極めて美しい演奏。アタックの確実さや音程の良さもあり、後のヨーロッパの古楽奏者の奏法よりむしろモダン楽器に近い響きかも知れません。バッハが生きていた時代の楽器を知るなかで、そのヴァイオリン

ほとんど完璧*ハスキル バウムガルトナー指揮ルツェルン音楽祭管 モーツァルト・ピアノ協奏曲13番、ソナタ2番、きらきら星

通販レコードのご案内  限界に追い込まれたときの人間の本当の友情、やさしさを具現化したような稀有な名演。ほとんど完璧に近い音楽。ハスキルを我々は今一度聴き直すべきです。 《独チューリップ盤[オリジナル]》DE DGG SLPM138 670 ハスキル&バウムガルトナー モーツァルト・ピアノ協奏曲13番 他  ルーマニア生まれで、病と闘いながらも演奏活動を続けた孤高のピアニスト、クララ・ハスキルを我々は今一度聴き直すべきです。音楽ファンに忘れがたい感動を与えた彼女の、詩情に満ちた気品あふれる比類ない、モーツァルトだと断言出来ます。クララ・ハスキルは芸術・文化の中心パリでピアノを学びました。若くて美しい天才的なピアニストが華々しく活躍する様を想像しますが、実は闘病生活を虐げられていたということです。病気との戦いは彼女の人生を大きく支配するものとなりました。病気に加えて第二次世界大戦はユダヤ人であるハスキルに過酷な運命をもたらしました。同じルーマニア出身のリパッティとは深い友情に結ばれていたようです。しかしそのリパッティの天才は若くして白血病に奪われてしまいました。というような彼女の生き様から、逃れられない運命に直面したときの人間の強さと孤独感を聞き取ることが出来ます。そして一方で限界に追い込まれたときの人間の本当の友情、やさしさを感ずることも出来ます。本盤のモーツァルトは限界に追い込まれたときの人間の本当の友情、やさしさを具現化したような稀有な名演だと言い得ます。 1960年5月録音。 白眉はピアノ・ソナタ第2番 K.280。第2楽章の左手の表情 ― ルバートが堪らなく素晴らしく、その切ない第2楽章の後にくる第3楽章の軽やかさに、これまた絶品だ。19歳の瑞々しいモーツァルトの感覚を、これほど表現できたピアニストはいないのではないか。私はこれを聞いて以来、他の演奏者のモーツァルトのピアノ・ソナタの、特にその緩徐楽章が聴けなくなったしまった。しかも、この録音はハスキルが亡くなる1960年で、ステレオで音質に不足はない。残念ながらハスキルのモーツァルトのピアノ・ソナタの録音は数曲しかない。そして、キラキラ星変奏曲も大変に素晴らしい。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-212

手洗いや咳エチケットの徹底を ― 新型コロナウイルスに感染しないために

新型コロナウイルス感染症については、ここに来て国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には小規模の患者クラスター(集団)が把握されている状態になっています。しかし、現時点では、まだ大規模な感染拡大が認められている地域があるわけではありません。 クラスター(集団)が次のクラスター(集団)を生み出す患者の増加を防止することが感染の流行を早期に終息させる撃退方法でも、クリティカルな効果ではありませんが、感染拡大のスピードを可能な限り抑制することは、今できる極めて重要であり、医療提供体制などの必要な体制を整える準備期間にできます。 感染の不安から適切な相談をせずに医療機関を受診することで、感染を拡大させてしまうことになったり、感染させられてしまう事態を招きます。医療機関では、検査を安全に受けられる場所を用意する動きが始まったところです。 まずは、手洗い、咳エチケットを徹底しよう。マスクが入手できない状況が続いていますが、咳やくしゃみをする際に、ティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる。ティッシュは再利用しない。ハンカチは常に清潔に保つ。袖を使って口や鼻を抑えるのは、行儀悪く見えるでしょうが、手のひらで押さえる行動は、その手で触ったものに金を残すことになります。この咳が出る時に肘で抑える行為はドイツ発祥で、アメリカでは小学校からくしゃみや咳は「肘で受けなさい」と教えられています。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AB%E6%84%9F%E6%9F%93%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB.jpg February 27, 2020 at 07:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115906.html via Amadeusclassics

最初に聴く、名曲名盤★指揮者は時間を彫刻する カラヤン指揮ベルリン・フィル◯チャイコフスキー・交響曲第4番

通販レコードのご案内  無駄な時間を費やさずに膨大なレコードを発売し続けた目標は「基準となるようなレコード作り」。 《東芝音楽工業株式会社製赤盤》JP 東芝(赤盤)SCA1019 カラヤン・ベルリンフィル チャイコフスキー 交響曲4番(輸入メタル使用盤・白テスト盤)  カラヤンにとってチャイコフスキーは得意なレパートリー。交響曲全集もありますが、チャイコフスキーの後期交響曲のうち、第4番はベルリン・フィルと4回、フィルハーモニア管、ウィーン・フィルとそれぞれ1回ずつ録音している。映像を含む8種のスタジオ録音があります。ライブも聴くことできるのでCDでは7種類以上の演奏を聴くことが出来ます。このレコードはベルリン・フィルとの最初のスタジオ録音。1970年代初めの頃までムラヴィンスキー盤と人気を二分していた演奏です。  誰もが良く知っている傑作交響曲を最高の演奏でレコード化することに情熱を傾け続けたカラヤンの姿勢は、このアルバムにも端的に示されています。ベルリン・フィルの絶頂期によるこの録音は、すべてが圧倒的です。ベルリン・フィル就任数年後というタイミングでの演奏は後年の演奏との違いも興味深いもの。  とにかくダイナミックスの幅が広く鮮やかで迫力満点。牧歌的な部分から迫力ある部分まで表現の幅が広く、リズムも引き締まっています。演奏はオーケストラに合奏の完璧な正確さを要求し、音を徹底的に磨き上げることによって聴衆に陶酔感をもたらせ、さらにはダイナミズムと洗練さを同時に追求するスタイルで出来栄えも隙が無い。  50歳代の後半を迎えた壮年期のカラヤンとベルリン・フィルハーモニーの覇気溢れる瑞々しい演奏で収録した一枚。当時は初期のステレオですが、なかなか臨場感があり、カラヤンも颯爽としたときのもので、 前任者フルトヴェングラーの時代の余韻の残るオーケストラと、推進力あふれるカラヤンの指揮が見事にマッチした演奏です。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21703.jpg February 27, 2020 at 04:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e10811

〝コルトレーンをはじめて聴いた時のようだ〟とジャズ・マニアも感激した、ミュンシュ&ボストン響のブラームス・交響曲4番

通販レコードのご案内 多少コスモポリタン的な傾きはあるが、全く現代的で、緊迫度が高く簡潔緻密。尻上がりに油が乗ってくる。ワルターとは逆の手法で成功したものといえよう。 US RCA LSC2297 (演奏者)シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 (曲目) ブラームス 交響曲4番 EMI盤として有名な幻想交響曲や交響曲1番の超名演に先駆ける快演。RCA一軍制作陣リチャード・ムーア/ルイス・レイトンが担当していますから録音もステレオ黎明期と思えない位に優秀。 詳細掲載ページ ドイツ系の名指揮者シャルル・ミュンシュにとって重要なレパートリーだったブラームス。特に第1番と第2番の交響曲は偏愛と言っても良いほど、演奏を繰返しました。ミュンシュはベートーヴェン同様、ブラームスの交響曲も〝第3番〟を同時期にフリッツ・ライナー&シカゴ交響楽団が米RCAに録音していたので、全集も完成していない。ボストン交響楽団時代には〝第3番〟を除く交響曲、悲劇的序曲、2曲のピアノ協奏曲の録音があるのみ。ドイツ風な重厚さよりも一体に速いテンポで、ぐいぐい運んでいく直線的なダイナミズムを重視したその解釈は、陰鬱なブラームス像を好まない音楽ファンから熱狂的に支持されています。集中力が強く、色彩感も旋律線もあくまで鮮明、まことに独自なものなのである。交響曲第1番のステレオ録音盤は、音の出が威圧的とも言える迫力満点のもので聴き疲れするほどの充実。交響曲第2番はお得意のもので濃厚なロマン的表現、トランペットの強奏はワーグナーのようです。ミュンシュと言えば必殺のフェルマータ延ばしが、ここでも楽しめます。そして〝第4番〟はヴィルヘルム・フルトヴェングラー張りのテンポ変化、逆上的な感情の迸りが聴きものです。 本盤はシューベルトの交響曲第2番、シューマンの交響曲第1番と並んで、ミュンシュがボストン響時代にモノラルとステレオで録音を残した交響曲の一つ。録音という行為そのものが今日のように手軽でなかった時代に再録音を行うということは尋常なことではなく、レコード・セールスへの期待もさることながら演奏者の側にも強いこだわりがないと実現できなかった。その意味で、この〝第4番〟にはミュンシュの作品に寄せる愛情がにじみ出た演奏になっており聴き応え満点だ。ミュンシュのボストン響時代の名演のひとつ

官能的な美観と情熱★時代を超えた優秀録音 フェラス カラヤン指揮ベルリン・フィル ブラームス・ヴァイオリン協奏曲

通販レコードのご案内  ため息が出るほど巧く、誠実な官能美に酔いしれる! 優れた資質を持ちながら49歳で亡くなったフェラスの全盛期の代表的録音。カラヤンとベルリン・フィルハーモニーの重厚な演奏も聴きものです。 《ブルーライン盤》GB DGG SLPM138 930 フェラス&カラヤン ブラームス・ヴァイオリン協奏曲  ブラームスの他の協奏曲と同様に、技巧的に至難で内容的にも渋いにもかかわらず、精神的に極めて充実した作品として親しまれている、ロマン派の屈指の名曲であるヴァイオリン協奏曲。  この協奏曲を聴くときの基準の一枚として申し分ない、カラヤンの録音史の中でも白眉の傑作。カラヤンがベルリン・フィルの常任に就いて約10年であり、彼の録音は気合と覇気に溢れた構えの大きい緊張感を漲らせたオーケストラと一体になり、フェラスは繊細な美音でブラームスの情感豊かな世界を紡ぎ出している。1964年の録音で、これがフェラスとカラヤン指揮ベルリン・フィルによる録音のスタートとなったものです。フランスの往年の名匠の一人がクリスチャン・フェラスは、一時期カラヤンのお気に入りとして数々の録音を行った事で知られている。清楚で良く歌って、しかも過剰なヴィヴラートに陥らない抑制された情熱と官能さえ感じさせて、瑞々しいテクニックがどこまでも爽やか、ヴァイオリンの鳴りは 繊細ながらも高い精神性に支えられた秀演で、カラヤンが万全のサポートをこなしている。カラヤンのバックは雰囲気タップリ、ソロを包み込む豊満さ。やや濃厚で暗めですが、冷涼な味わいにも不足しません。この味わいの濃さは、カラヤンの個性に間違いありません。  本盤の存在価値はフェラスの、とにかく美しいヴァイオリンの音色だけが魅力ではなく、実は一番耳を奪われるのは第2楽章冒頭のオーボエ・ソロの天国的な美しい響きです。ローター・コッホのオーボエの美しさはやはり格別。そこにフルートが入り、そしてヴァイオリン独奏が始まる ― ピアノ協奏曲でチェロを引き合いに出したように、ヴァイオリンに木管を絡める ― という、実にブラームスらしい凝りに凝った音楽です。そしてまた、この楽章のヴァイオリンの甘美さは例えようのないもので、フェラスの切ないまでの美音を聞いていますとカラヤンが、この時のブラームスの録音集にピアノ協奏曲を含まず、なおかつフェラスを

昭和の名演奏の鑑賞会を毎月第4日曜日に五福公民館で行っています◉第73回蓄音機を楽しむ会のご案内

(ご案内) コロナウイルスの関係で、公民館が全講座への部屋の貸し出しを中止しましたので、2月23日の開催予定でした例会は中止しました。 期日 令和2年3月22日ないしは4月26日(第4日曜) P.M. 1:30〜を計画 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F 平成版・名曲新百選選定中  五福公民館に場所を移して6年を数えます。熊本市立博物館で例会を行っていた時に活用してきた、大矢野百選。その77枚のレコードを毎月の例会「第2部」で順次、全てのレコードの両面からエントリーした、151曲に投票して下さい。令和の時代に人気の高い100曲を、零和に伝える昭和の名曲新百選とするプロジェクトです。  フェースブックへのメッセージ、コメントも歓迎です。ご要望曲を次回お聴きいただきます。 熊本ふるまち・五福蓄音器を楽しむ会 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E5%90%8D%E6%9B%B2%E6%96%B0%E7%99%BE%E9%81%B8.jpg February 26, 2020 at 07:10PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115707.html via Amadeusclassics

名曲名盤縁起 悪魔から伝授された超絶技巧の名作◉タルティーニ〜《悪魔のトリル》より第3楽章

イタリア・バロックのタルティーニ没 ― 1770年2月26日  ・ソナタ ト長調にも、《悪魔のトリル》というおどろおどろしい副題が付いている。  タルティーニの晩年はもう古典派音楽の時代だから、音楽が表す情感もかなり多様になってきていた。《悪魔のトリル》の別名は、夢の中で、悪魔への魂の売り渡しと交換に、素晴らしい音楽を書くことができた、というエピソードに由来している。ちなみに、「トリル」とは音を震わせながらこまかくひ くそうほうで、3つのなぜか楽章の最後で“悪魔のトリル”が活躍する。ゔぁイオリンには、悪魔にまつわるエピソードが残されている。そういうのはイタリアに多い。ストラディヴァリウスやねりうすといった、何億円もするヴァイオリンの名器が生まれた国だからだろうか。今日が命日のジュゼッペ・タルティーニというヴァイオリンの名手が作曲したヴァイオリングァルぜんぺんいわたっていろとりどりのうつくしいう音楽好きな悪魔に伝授されたからだろう。たが登場するのは、 https://recordsound.jp/images/item/w270/19700/19646_1.jpg February 26, 2020 at 03:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1025946.html via Amadeusclassics

第20回 お花見コンサート〜東日本大震災・熊本地震復興チャリティコンサート ご案内

第20回 お花見コンサート(東日本大震災・熊本地震復興チャリティコンサート) 新型コロナウイルス感染拡大防止のため催物中止・順延の場合もあります。 熊本県立劇場のホームページからのアナウンス をご確認下さい。 開催日 2020年3月08日(日) 開催時間 開場 13:30、開演 14:00〜終演 16:20 会場 熊本県立劇場コンサートホール 入場料 入場無料※チケットがなくても入場できます http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/20ohanami.jpg February 26, 2020 at 12:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115806.html via Amadeusclassics

1911年初発のSP盤◉ウィルヘルム・バックハウス◯ショパン・ワルツ第11番変ト長調、遺作ホ短調

通販レコードのご案内   “鍵盤の獅子王”と異名をとったバックハウスのピアノには甘さがない。しかしそこには味わいがあり、心に沁みるような語りかけを持っている。 《初回発売、片面盤》【SP盤】GB HMV 5543 Wilhelm Backhaus Waltz  収録曲は、ショパン作曲の2曲のワルツ。1911年7月13日録音。  ワルツ第11番変ト長調は、小犬のワルツと並んで最も短い小品。中間部のハーモニーの美しさが最大の聴き所で夢見心地の優美な旋律で聴く者の胸に迫ります。後半は遺作ホ短調。序奏はショパンのワルツの中では高度な演奏技術を求め、ホ長調で始まる中間部は甘美かつ優美であり、束の間の心地よい夢から華麗な終結部に至る、観賞用ワルツの極めつけ。  ヴィルヘルム・バックハウス(1884年3月26日~1969年7月5日)はドイツのピアニストで、後年にスイスに移住しスイス国籍を取得している。バックハウスの師匠はオイゲン・ダルベールなのだが、ダルベールはフランツ・リストの門下生であり、リストの師匠はツェルニーである。そして、ツェルニーの師匠はベートーヴェン本人。故にバックハウスはベートーヴェンの直系の弟子とされる。ただし、直系と入ってもバックハウスの演奏スタイルは、直接の師であるダルベールとは異なるので、音楽に対する姿勢をベートーヴェンから受け継いでいると捉えるのがいいだろう。  バックハウスの初録音は1908年、EMI へのものだった。当時24歳のバックハウスはすでにベルリンやロンドンで大変な名声を博していた。1912年、バックハウスはニューヨークでウォルター・ダムロッシュ指揮、ニューヨーク交響楽団の演奏でベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏しているが、この時の絶賛の批評が熱狂的だ。 「彼の演奏スタイルは全く非凡で彼のアピアランスはまさにオリンポスの山から降り立った気高き神に似たものがあった」 「彼のテクニックは神業である。バックハウスはアントン・ルビンシュテイン、フランツ・リスト及びイグナツ・ヤン・パデレフスキーの世界3大ピアニスト打って一丸としたようなピアニストである」  このショパンは、“鍵盤の獅子王”と異名を得ていた若い当時の録音。晩年の演奏はLPレコードで名盤とされるものが多くあり、演奏スタイルは良く認識されているものですが、若

録音史上最もドラマティックな演奏へと結実★座右の宝 シャルル・ミュンシュ指揮パリ管 ベルリオーズ・幻想交響曲

通販レコードのご案内  ミュンシュもパリ管もデビュー戦。持ち前の大きく、粗っぽい程に、気合い、情熱が入りまくった演奏です。 《独ラージ・ドッグ・セミサークル盤》DE EMI 1C 037 1105951 ミュンシュ ベルリオーズ・幻想交響曲 ❖ミュンシュは音楽が持っているのストーリー性を、物語の様な視点で語りかけてくる。それが度を越すケースが多いのだけど、熱を持って表現する。ベルリオーズの幻想交響曲とブラームスの第1交響曲でのミュンシュがドライヴするパリ・コンセバトワールの燃焼ぶりは永遠に色褪せることがない。ミュンシュのキャリアはヴァイオリニストからスタートしていますが、若かりし頃、ゲバントハウスのコンマスに就任、その時の指揮者がフルトヴェングラーだった。毎日その巨匠の目の前に座って多くのことを習得したことから、しらずと例の拍子をぼかす内容重視の指揮法はフルトヴェングラーの指揮姿から身につけたものと推察出来ます。ミュンシュは当時ドイツ領だったストラスブルク出身であることから、れっきとしたドイツ人であるがゆえにブラームスなどのドイツモノまで得意としていたのは当然、彼の演奏で聞いても見たかったがバッハも熱愛していた。そのアイデンティティあってこそのベルリオーズなどのフランスモノでの情熱的な指揮ぶり、爆発的な熱気あふれる音楽表現で感動的。❖ ❖ミュンシュのザ・ベストとなれば、まずこれがあげられよう。思うがままに棒の振れた充足感に溢れている。解釈は当然ながら徹底していて、ベルリオーズの標題性とドラマ性を思い切りよく描き出した。一度聴いたら忘れられない名演。指揮者と作曲家、指揮者と作品とが特別なきずなで結ばれている、そんな感銘に浸らせる名盤である。ドラマティックな解釈も素晴らしいし、演奏にかける情熱、覚悟にもただならぬ気配が充満しているが、その背景にはこの名作だけが持つ真実性を、全身全霊をかけて明らかにしようとしたミュンシュの使命感があり、それが強烈な説得力となって演奏全体に輝きとスリルを与えている。ミュンシュの美学を背負って立つオーケストラも傑出、聴き手を演奏芸術の神髄に立ち会わせてくれる。座右の宝である。❖ http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-22339.jpg February 2

午後から風を伴う激しい雨になった熊本・宇城市で震度1の地震 ― 2月25日午後11時26分頃

令和2年2月25日23時26分頃地震がありました。  震源地は、熊本県熊本地方(北緯32.7度、東経130.7度)で、震源の深さは約10㌖、地震の規模(マグニチュード)は2.3と推定されます。 この地震により観測された最大震度は1です。(熊本県)  各地の震度は次の通りです。 地域 震度 市町村 熊本県 震度1 宇城市不知火町 宇城市豊野町 この地震による津波の心配はありません。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/202002-25232652local.png February 26, 2020 at 01:10AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115807.html via Amadeusclassics

名曲名盤縁起 本格的クラシック調のハリウッド映画の名曲◉ジョン・ウィリアムズ〜映画《未知との遭遇》のテーマ

映画「未知との遭遇」日本公開始まる ― 1978年2月25日  音楽と映画の結びつきは、親密で長い。特にハリウッド映画の音楽は、クラシック音楽の作曲法を十二分に学んだ人ばかりが書いたので本格的だ。最も有名なのがジョン・ウィリアムズで、ある時期、話題作のすべてが彼の音楽だったと言ってもいい。特に『スター・ウォーズ』シリーズを筆頭に、『E.T.』、『スーパーマン』などのSFファンタジーは、映像の楽しさを倍増させた。映画音楽をクラシック音楽と同等に扱うのはどうかという向きもあろうが、ベートーヴェンだって、《戦争交響曲》という、映画音楽のような曲を書いている。  1978年の今日から日本公開が始まった『未知との遭遇』をお勧めしたい。そのテーマ音楽は、巨大な宇宙船から降りてきた異星人と地球人が、五音音階で交信する感動的なシーンをイントロにした全曲のハイライト。サウンドトラックで編まれた組曲は、ロサンゼルス・フィルなど多くのオーケストラが演奏している抒情的な名旋律だ。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-17917.jpg February 25, 2020 at 10:10PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1114374.html via Amadeusclassics

熊本で5人目の新型コロナウイルス感染確認 ― 2月25日

熊本市は2月25日、新たに同市 東区在住の60歳代女性 が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で初めて感染が確認された 20歳代女性看護師と同居している母親 。県内での感染確認は5人目。 2月25日午後3時30分から記者会見して説明した。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9QA.jpg February 25, 2020 at 06:59PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115812.html via Amadeusclassics

新型コロナウイルス感染症患者発生(3例目)に伴う大西熊本市市長記者会見 【動画】 ― 2月25日

熊本市は2月24日、市内在住の50歳代男性の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内での感染確認は熊本市東区の20歳代看護師女性と父親の50歳代土木作業員、上益城郡内の60歳代無職男性に続き、4人目。 熊本県内での感染確認は4人目。 報道資料 令和2年(2020年)2月25日 新型コロナウイルス感染症患者の発生について(第3報) 本日、本市3例目となる新型コロナウイルス感染症の感染者を確認しました。 患者は、50歳代の男性、職業は会社員(土木作業員)で、市内2例目の50歳代患者と同じ現場の方です。現在、咽頭痛それから発熱の症状があるということです。 濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行い、感染拡大防止に努めてまいります。 市民の皆さまにおかれましては、落ち着いて行動いただくとともに、日常的な予防である咳エチケットや手洗いの徹底をお願いいたします。 【概要】 1 年齢・性別 50歳代 男性 2 職業 会社員(土木作業員) 3 居住地 熊本市内 4 検査機関 熊本市環境総合センター 5 症状・経過 2月20日から、のどの痛みあり。 2月24日 17:25 熊本市保健所へ相談(37.7℃の発熱あり)      19:10 環境総合センターにて受付、検査を実施。      21:30 リアルタイム PCR 陽性を確認。      22:03 国に陽性を確認。 6 行動歴  2月22日から3月4日まで仕事を休み、健康観察中であった。 7 濃厚接触者の情報 今後、調査予定。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9QA.jpg February 25, 2020 at 02:59PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115810.html via Amadeusclassics

思わず拳を振るってしまう☆ロンドン不滅の名盤 ケルテス指揮ロンドン響 ドヴォルザーク・交響曲第1〜9番(全曲)

通販レコードのご案内  クライマックスでは聞いていて思わず拳を振るってしまう! ― 不滅のロンドン ffss ステレオ名盤。テルアビブで水死しなければ指揮者の世界はケルテスを中心に動いただろうという言葉が大袈裟ではないと思わせる力作です。 《英ED4 ナローバンド盤オリジナル》GB DECCA D6D7 ケルテス ドヴォルザーク・交響曲全集  TAS 優秀録音に推薦されている初発は ED1 ですが、アナログレコード入門のファースト・チョイスには本セットが最適。これをリファレンスにヴィンテージの森に分け入って未知の体験を堪能して欲しい。  とある英国の老エンジニアは、LPの音を料理に例えて「EMIは燻製で、Deccaは直火焼き」と言ったとか。本セットはイギリスプレス。オランダプレスもあるが、聴き比べると面白い。  テルアビブの海岸で散ったケルテスがベストパートナーだったロンドン交響楽団と残してくれた逸品。ホルンの名手、バリー・タックウェルも在籍していた当時のロンドン交響楽団は、技術はもちろん、表現力にもかなり高度なものがあり、また、英 DECCA の優秀な録音技術もあって、この作品本来のロマンティックな味わいを満喫することができます。重厚にしてややブラームス寄りのシンフォニックで構築力の勝った豪快なドヴォルザークで若々しさを感じさせるケルテス指揮下、ロンドン交響楽団がよく鳴っている。快感すら覚えます。1961年録音のウィーン・フィルとの《新世界より》が大評判を呼び、その続編として第8番がロンドン響と録音されました。 ― 以降、1967年に発売された再度の《新世界より》を含め、1968年の序曲集までも録音。 ― レコード芸術1964年2月号で推薦盤となり「オーケストラを完全に棒の統制下に収めて、意のままに動かしているようすが強く感じとれる。そして、彼の演奏は、この曲のロマンティックな情感を抑え、ダイナミックな面を強調している。」と評されました。  ケステスはブダペストに生まれ、リスト音楽院で大作曲家ゾルタン・コダーイに学んでいます。1955年からブダペスト国立歌劇場の指揮者となりましたが、1956年ハンガリー動乱で西側に亡命。1960年にアウクスブルク国立歌劇場の音楽総監督に就任し、1963年から亡くなるまでケルン国立歌劇場の音楽総監督を務めました。コンサート

馥郁とした古典的名演*ギーゼキング、カラヤン指揮フィルハーモニア管 ベートーヴェン・ピアノ協奏曲5番「皇帝」

通販レコードのご案内  ギーゼキングの美質を引き立てていくカラヤンの巧みな指揮ぶりが耳に残ります。 《英ロイヤルブルー金文字盤》GB COLUMBIA CX1010 ギーゼキング&カラヤン ベートーヴェン・ピアノ協奏曲5番「皇帝」  ギーゼキングは、死去から半世紀を迎えた今なお、伝説のピアニストとして語り継がれてギーゼキングのレコードは何度も回を重ねて発売され、今尚倒産の危機に瀕していたEMIの屋台裏を支えてたと言っても過言で無いのではと思えるほど。最早、 貴重な文化財 という側面を持っているのではと接しています。ギーゼキングの演奏はそのしっかりとした古典的な造形や盤石な楽曲の構築、そしてヴィルトオージティに裏打ちされた艶のある陰影を醸し出す美音等が特色ですが、本盤の演奏にも見事にこのことが当てはまります。  本盤は、聴けばギーゼキングの演奏は曲の分析力が明晰で、盤石な構築の上に繰り広げられるビロードのような美音、ここでは一音たりとも彼の美学から逸した音を聞くことはありません。当時の拙いモノラル録音ながら音質はかなり良い。録音プロデューサーのウォルター・レッグ等の技術の良さも光る。ニュアンスに富んだ繊細な音色と、多彩な表情の変化が如実に聴き取れる。その上、演奏技巧に欠点がない。曲の解釈においても迷いが無く、凄い速さで押し切る気分爽快の快演。ギーゼキングのピアノ書法は、卓越した演奏技巧により、いささかの曖昧さも残さずベートーヴェンを完全にリアライズする。ギーゼキングの凄まじいまでのテクニックに裏打ちされたピアノの音が、ベートーベンの精神にそのまま直結し、作品に肉薄して終楽章を迎えるあたりは見事という他はありません。  そしてギーゼキングのピアノ・テクニックの素晴らしさに若きカラヤン(録音当時43歳/1951年)の感性が見事にマッチしたがっしりとした「皇帝」を聴かせている。カラヤンとギーゼキングのコンビで、この「皇帝」のほか協奏曲第4番ト長調作品58、グリーグのピアノ協奏曲イ短調作品16、フランクのピアノと管弦楽のための交響的変奏曲、モーツアルトのピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488 の4作品を1週間足らずで一気にレコーディングしている。彼らのエネルギッシュな取り組みには驚かされる。このギーゼキングとの協奏曲集はカラヤンのフィルハーモニア時代の総ての録

調和に驚嘆*ジャック・ブライマー指揮ロンドン管楽合奏団 モーツァルト・管楽器のための音楽集 第2集

通販レコードのご案内 イギリス風のメロウなサウンドに明るくのびやかな音色。 《英ワイドバンド ED1盤》GB DECCA SXL6051 ジャック・ブライマー モーツァルト・管楽器のための音楽集 Vol.2  「ロンドン管楽合奏団」は、クラリネットのジャック・ブライマーが主宰していたアンサンブルで、その当時のイギリスの木管の名手を集め、かなり高い水準キープしています。クラリネット、オーボエ、ホルン、ファゴット。この一風変わった編成の室内楽は後年の後輩達も大きく刺激されこのジャンルに挑んだくらいにモーツァルトが残した意欲作で、またそれらの調和がことのほか美しいことに驚嘆させられます。  モーツァルトの管楽器に対する扱いの卓越ぶりはいまさら言うに及びませんが、それにしても、特に比較的新しい楽器であるクラリネットを、この時代にここまで自由に表現できる作品を書いた人はいなかったのではないでしょうか。  ブライマーのクラリネットがまたこよなくいい音を出しており、モーツァルトの、それこそ天から降りてきたとでも形容しようのない旋律を響かせています。FFSS 録音の長所を十二分に享受したと云いたくなるような素晴らしい録音です。英 Decca の優秀録音も手伝って各楽器が手に取るように認識でき、またそれらの調和がことのほか美しいことに驚嘆させられます。 プロデューサー&エンジニア・Erik Smith & Richard C.Jones/Gordon Parry, Michael Savage http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-16998.jpg February 25, 2020 at 03:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1088902.html via Amadeusclassics

熊本で4人目の新型コロナウイルス感染確認 ― 2月24日

熊本市は2月24日、市内在住の50代男性の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内での感染確認は熊本市東区の20代看護師女性と父親の50代土木作業員、上益城郡内の60代無職男性に続き、4人目。 2月25日午前0時から記者会見して説明する。 熊本県内での感染確認は4人目。 http://ifttt.com/images/no_image_card.png February 24, 2020 at 11:50PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115785.html via Amadeusclassics

歌謡曲的メロディの宝箱★ハインリヒ・シフ、マッケラス指揮ニュー・フィルハーモニア管☆サン=サーンス、ラロ・チェロ協奏曲

通販レコードのご案内  フランスの作曲家によるチェロとオーケストラのための3作品を、期待のチェリスト、当時20歳代半ばのシフが心を込めて情感豊かに歌い上げている。 《ブルーライン盤》DE DGG 2530 793 ハインリヒ・シフ サンサーンス・チェロ協奏曲1番/フォーレ・エレジー/ラロ・チェロ協奏曲  ハインリヒ・シフはオーストリア出身のウィーン音楽院で学んだ正統派のチェリスト、今ではドイツ、オーストリアの王道を貫く職人気質の巨匠である。彼は1972年にオーストリアのグラーツで開かれた国際現代音楽協会( ISCM )演奏会で病気のムスティスラフ・ロストロポーヴィチの代役としてルトスワフスキのチェロ協奏曲を演奏し大絶賛を博し、これにより彼の名が世界に知れ渡るようになる。  本盤は、彼のデビュー盤。サン=サーンス円熟期の傑作、ロマン派のチェロ協奏曲中で人気のラロの名作、フォーレの珠玉の小品を収めた贅沢な一枚。 品番 34-8064 商品名 DE DGG 2530 793 ハインリヒ・シフ サンサーンス・チェロ協奏曲1番/フォーレ・エレジー/ラロ・チェロ協奏曲 レコード番号 2530 793 作曲家 カミーユ・サン=サーンス ガブリエル・フォーレ エドゥアール・ラロ 演奏者 ハインリヒ・シフ オーケストラ ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 指揮者 チャールズ・マッケラス 録音種別 STEREO http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-8064.jpg February 24, 2020 at 10:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e969369.html via Amadeusclassics

超優秀録音盤★フェイリス指揮ロンドン・フィルハーモニー・プロムナード管 ケテルビー・ペルシアの市場にて

通販レコードのご案内  いつか、どこかで聴いたクラシック音楽。デジタル初期の録音で効果音入。デモンストレーション狙いかとおもいきや趣味の良い演奏で懐かしさ一入。 《レッド・ラベル盤》NL PHILIPS 6514 152 アレクサンダー・ファリス ケテルビー・ペルシアの市場にて  かつて発売された日本盤や NHK ではアレグザンダー・フェイリス表記なのでタイトルでは従いましたが、Google で検索するとアレクサンダー・ファリス( Alexander Faris )であり英綴りから、わたしは本文はこちらで統一します。  さて、デヴィッド・ボウイの死は巨星墜つに似合いますが、ピエール・ブーレーズ、ニコラス・アーノンクールの逝去はデヴィッド・ボウイの不法の反響と比べると寂しい気持ちです。しかし、アレクサンダー・ファリスが死去していたことは今回のレコードを紹介するために資料で知りました。この作曲家で指揮者の死去は、2015年9月28日。報道はされたのかしら。ひっそりと忘れられていく音楽家も多いものですね。 「いつか、どこかで聴いたクラシック音楽」。その代表的な音楽をイギリスのアルバート・ケテルビー( 1875 - 1959 )は数多く作曲して残しました。ケテルビーの音楽は当時の無声映画に非常によく使われていたそうですが、風景描写の巧みな音楽を次々に書いています。旋律は異国情緒に満ちており、親しみやすく、短い曲で非常に多彩なオーケストレーションを用いて、誰もが一度聴けば忘れられない美しい旋律で彩られた音楽ばかりです。「東洋風幻想曲」と言うサブタイトルがついた「中国寺院の庭にて」という曲も、こうした異国の風景描写を書いた音楽の例にもれず、実に巧みに中国のお寺の情景を描いています。  しかし、西洋人から見た東洋の音楽は、我々東洋人が聞くとインドやアラビアの音楽ではないかと思うものが多く、この「中国寺院の庭にて」も必ずしも中国の音楽とは言いがたいのですが中国風の雰囲気はうまく表現しています。それだけではなくケテルビーの作品の中では、かなりダイナミックな作品で「ペルシアの市場にて」同様合唱もついている作品です。勿論中国を表現する上で欠かせない銅鑼も登場します。  本盤では効果音などもとり入れてデジタルのデモンストレーションとして当時のオーディオショップでの試聴盤ともなっ

名曲名盤縁起 人情劇の悲しい最後を予告する哀切の調べ◉マスカーニ〜歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲

ラジオで初のオペラ放送 ― 1927年2月24日  日本のラジオ放送が開始されたのは、1925(大正14)年3月1日。それから数年の「ラジオ創成期」から、クラシック音楽は貴重なコンテンツだった。翌年の1月には、NHK交響楽団の前身である新交響楽団の演奏会が生中継されている。お断りするまでもないが、当初は全ての番組が生放送だった。マイクの近くで歌える、歌ものは人気があり、放送もしやすかったのか、27(昭和2)年のこの日には初のオペラ放送が行われた。 演目は、マスカーニの《カヴァレリア・ルスティカーナ》で、主役のトゥリッドゥをうたったのは、当時の浅草オペラの大スター、テノールの田谷力三。「田舎の騎士道」という意味の《カヴァレリア・ルスティカーナ》は、実際に起こった事件を題材とするヴェリズモ・オペラの名作。素朴な村の青年同士が、娘をめぐって決闘して果てるという悲劇である。その間奏曲は、間もなく訪れる主人公の死を予告する、美しくも哀切極まりない調べ。 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲 『カヴァレリア・ルスティカーナ Cavalleria Rusticana 』は、マスカーニによる1890年初演の歌劇。原作は、1880年に出版されたイタリア人小説家ジョヴァンニ・ヴェルガによる同名の小説及び戯曲による。物語では、兵役帰りの若く貧しい男トゥリッドゥと、彼の元許婚者であった人妻ローラとの男女関係の成行、そしてローラの亭主アルフィオとの決闘が描かれる。  劇中で演奏される楽曲の中でも『間奏曲』が特に有名で、単独での演奏機会も多い。その美しい旋律には後に歌詞が付けられ、『マスカーニのアヴェマリア』としても広く知られている。 http://recordsound.jp/images/item/w270/20000/19975_1.jpg February 24, 2020 at 02:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1025444.html via Amadeusclassics

オペラ入門の第一歩に ヴィントガッセン、ニルソン、ショルティ指揮ウィーン・フィル ワーグナー・神々の黄昏・ハイライト

録音、臨場感、演奏全てが、満足できる域に達している。  アルベリッヒの子ハーゲンは父の遺志のために、指輪を奪うことを考えている。彼には異父兄弟のグンターとグートルーネがいる。ジークフリートに過去の女性を忘れさせる薬を飲ませてグートルーネに求婚させ、その条件にブリュンヒルデを騙してグンターと結婚させる。夫の裏切りを怒ったブリュンヒルデはハーゲンにジークフリートの弱点を教える。狩りで記憶を戻したジークフリートはハーゲンに殺されてしまう。ブリュンヒルデは夫を焼く火の中に飛び込むと、ワルハラ城も炎上してしまうという何とも云えない壮絶なストーリーだが、神話の世界のことだと片付けられないような現実感。現代の世界情勢は『指環』の呪いにかかっていたのか。 ― とまれ、このヒロイン・ブリンヒルデを演じられる(歌える)歌手は超限定されてくる。ソプラノに恵まれていた時代とはいえ、英デッカの人選は正しかったと思う。  クナッパーツブッシュによる、1951年バイロイトでの「指環」全曲ライヴ録音のリリースを断念したカルショーは、スタジオ録音を計画。まず、「ワルキューレ」からその録音は始まったが(1957年10月)、クナッパーツブッシュはカルショー・チームに非協力的で、結局カルショーは、断念。その時の、クナッパーツブッシュによる第1幕の録音だけはリリースされた。  どこからか働きかけがあったのかどうか、ショルティに白羽の矢を立て本セットの三幕テスト録音した結果、出来上がりは上々。最終的にショルティを指揮者に据え、レコード録音の偉業と讃えられた英デッカ社の「指環」全曲録音は完成。当然社運をかけたプロジェクト。ワルキューレ三幕テスト録音同様、録音、臨場感、演奏全てが、満足できる域に達していることは言うまでもない。 通販レコードのご案内 《英 溝あり、ワイドバンド ED2 盤》GB DECCA SXL6220 ゲオルク・ショルティ ワーグナー・神々の黄昏 Ht  三夜の《神々の黄昏》でブリンヒルデを歌うのはスカンジナビア軍団と既に予行演習を済ませたフラグスタッドではなく同じく北欧出身ニルソン。こちらもフラグスタッドに負けず劣らずのヴァイキング譲りの大きな体格から発せられる奥行きを伴った深遠な声は、ピッタリ。ステレオ録音。 1965年10月~11月ウィーン、ゾフィエン・ザール録音 ■プロ

ドビュッシーのバレエ音楽*録音秀逸 ドラティ指揮ワシントン・ナショナル響 ドビュッシー・夜想曲、イベリア

通販レコードのご案内  自然光の中でほこりが舞っているくらいに空間を感じる厚みと奥行きがある録音で、ドラティのフランス近代管弦楽作品でのリズムの処理はピカーだ。 《英ナローバンド、ED4盤》GB DECCA SXL6742 ドラティ ドビュッシー・管弦楽  ハンガリー生まれ、コダーイやバルトークに師事し、作曲家としても活躍した大指揮者ドラティ。ドラティは1934年から1938年までモンテカルロのロシア・バレエ団を指揮していた事からも分かる通り、フランスものやロシア近代管弦楽作品でのリズムの処理はピカーだ。本盤でのドビュッシーも過度に情緒に取ることもなく造形感を大切にした演奏だ。弦楽器よりも管楽器が上手い。オーケストラ・ビルダーそしてトレイナーとしての実力抜群のドラティは流石聴き応えある演奏運びをしております。  ワシントン・オラトリオ教会女声合唱団を含め、録音秀逸で演奏も素晴らしい。それもそのはず製作陣はジェームス・マリンソン、エンジニアは大御所ケネス・ウィルキンソンとコリン・ムアフットですから … わざわざこうした DECCA 一軍が米国ワシントンD.C.まで出張セッション組むドラティの実力が証明されている盤。自然光で照明したような影があり、表情たっぷりゆったりとして、抑えきれぬ情熱を感じさせる演奏だ。民俗的な音楽、特に舞曲を演奏する上で、ドラティには躍動感は軽快でありながら溜めのある歌心があり、それが生来のものとして血肉になっている。管楽器の演奏に良く現れているドビュッシーでもよく感じ取れる、情熱的な音楽になっている。イギリス・プレス盤、ステレオ録音。 1975年4月アメリカ、ワシントン州でのセッション、プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン、エンジニア:コリン・ムアフットが手掛けたステレオ録音。 ■ナローバンド、ED4盤 1976年初出 ED4初出です。録音秀逸演奏も素晴らしい。それもそのはず製作陣はジェームス・マリンソン、エンジニアは大御所ケネス・ウィルキンソンとコリン・ムアフットですから … わざわざこうしたデッカ一軍が米国ワシントンD.C.まで出張セッション組むドラティの実力が証明されている盤 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-15095.jpg Februa

温かみと艶やかな響きに加え都会的な洗練さで魅了する◉ド・ペイエ、マーク指揮ロンドン響◯モーツァルト・クラリネット協奏曲

DECCA (ED1) の音質の良さとも合わさり音楽が楽しめます。  ド・ペイエは1956年にロンドン交響楽団の首席クラリネット奏者に就任。この録音当時、まだ就任3年目という事になるが、実に落ち着きある吹きっぷり。クラリネット本来の木管楽器としての温かみと艶やかな響きに加え、都会的な洗練さも感じられる。  ペーター・マークといえばモーツァルト解釈の名指揮者としても有名。ロンドン響もさすが同士の演奏とだけあって、見事な好サポートを繰り広げている。 10 inch 盤 10インチ盤は主に1950年代まで作られていたSP盤や初期のLP盤で、直径25センチ。12インチ盤は直径30センチです。この初期のLP盤は国民がSPで10インチ盤に慣れている事から最初のLPが12インチでは無く10インチで製造されていたと思われます。ただし、回転数は33回転。両面30分前後で、協奏曲一曲には向いています。トルトゥリエが録音したチェロ協奏曲やアンコール集は10インチ盤で先に発売されています。1960年代まで製造されてました。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-7182.jpg February 24, 2020 at 05:15AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e921903.html via Amadeusclassics

寂寥と結晶化した★フルトヴェングラー ウィーン・フィル モーツァルト 交響曲40番&アイネ・クライネ・ナハトムジーク

フルトヴェングラーの魂の告白 ― 涙の追いつけないテンポこそが壊滅を目前にしたドイツにふさわしい挽歌だ。 退屈という言葉とは無縁の緊張感のある試聴でした。何版かは解りませんが、音の鮮度はかなり高いレヴェルです。 《仏ラージ・ドッグ銀文字、フラット盤》FR VSM FALP117 フルトヴェングラー モーツァルト 交響曲40番&小夜曲  第2次世界大戦時中もドイツに残り、ひとり指揮をし続けたという大指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1986〜1954年)。戦時中の1944年1月のベルリン大空襲の際、ベルリン・フィルの当時の本拠地だった旧ベルリン・フィルハーモニーホールは炎上し焼け落ちてしまった。そのため以降の演奏会は、アドミラル・パラストで行われていた。ここは戦禍を逃れ、大戦前の建物としてベルリンでは数少ない貴重な建物として残っている。戦後は、同じく建物を失ったベルリン国立歌劇場管弦楽団が、本拠地再建後の1955年に再開するまで、ここで演奏会とオペラの上演を行った。戦後まもなくメニューインを迎えて、ユダヤ人コミュニティーを支援するチャリティーコンサートを開いている。  1945年1月23日、フルトヴェングラーのベルリンでの戦中最後の演奏会がアドミラル・パラストで開かれた。連合軍の激しい空襲がいつやってくるか分からない、そんな状況でのコンサート。プログラムは、モーツァルトの「魔笛」序曲、交響曲第40番。そして、ブラームスの交響曲第1番であった。 「魔笛」序曲の次に控える曲は、フルトヴェングラーにとって例外的に厄介な交響曲第40番だった。巨匠は背筋を伸ばし、ステージに向かって力強く歩みを進めた。会場は割れんばかりの拍手で満ちた。顔の前に構えた指揮棒が暫時ためらうように震えていたが、やがて空を斬り、冒頭の分散和音の緊迫した、さざ波をヴィオラ群が奏で、すぐにヴァイオリン群がモーツァルトが書いた旋律の中でも白眉な名旋律を歌い出した。  それはスタンダールの言う“甘美な憂愁”ではなく、寂寥と結晶化した悲哀をフルトヴェングラーは表出させる。この誰よりも速く疾走する、涙の追いつけないテンポこそが壊滅を目前にしたドイツにふさわしい挽歌だと、この時の巨匠にとって、この曲の本質であるべきだった。  交響曲第40番は第1楽章を終え、第2楽章が演奏され始めたところで

第20回 お花見コンサート〜東日本大震災・熊本地震復興チャリティコンサート ご案内

第20回 お花見コンサート(東日本大震災・熊本地震復興チャリティコンサート) 新型コロナウイルス感染拡大防止のため催物中止・順延の場合もあります。 熊本県立劇場のホームページからのアナウンス をご確認下さい。 開催日 2020年3月08日(日) 開催時間 開場 13:30、開演 14:00〜終演 16:20 会場 熊本県立劇場コンサートホール 入場料 入場無料※チケットがなくても入場できます http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/20ohanami.jpg February 23, 2020 at 10:15PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1114534.html via Amadeusclassics

名曲名盤縁起 日本でも大ヒットしたイギリス国民の愛唱歌◉エルガー〜行進曲集《威風堂々》より第1番

近代イギリス音楽の祖エルガー没 ― 1934年2月23日  独学で音楽を習得した地方の作曲家から出発して、近代イギリス音楽の開祖となったエドワード・エルガーの命日。教会のオルガニストだった父の希望で、法律家を目指したエルガーだが、血は水よりも濃かった。初期の名作《愛の挨拶》を贈ったアリスとの結婚を機にロンドンに出て苦節10年。《エニグマ変奏曲》というユニークな作品で注目され始めたエルガーの人気を一気に高めたのが、5曲から成る行進曲集《威風堂々》であった。  最も有名なのが、エドワードⅦ世の戴冠式頌歌として1902年に書かれた《第1番》。華やかな祝典の雰囲気を気品溢れる旋律で描いた行進曲だが、特に中間部の緩やかな旋律は国王を感動させ、すぐさま《希望と栄光の国》と題する合唱曲に改作された。これも大人気となり、イギリス国民の愛唱歌として音楽祭などのフィナーレや、サッカーのサポーターたちの応援歌として絶唱され続けている。 行進曲《威風堂々》第1番  『威風堂々』の原題『 Pomp and Circumstance Military Marches 』の「 Pomp and Circumstance 」とは、シェイクスピアの戯曲「オセロ」第3幕第3場のセリフから取られたタイトル。 "The royal banner, and all quality, Pride, pomp, and circumstance of glorious war!" 堂々たる軍旗、輝かしい戦場におけるいっさいのもの その誇り、壮絶な光景!  第1番の中間部の旋律は特に有名であり、日本では単に『威風堂々』と言った場合は第1番あるいはその中間部の旋律を指すことが多い。イギリスでは、この中間部の旋律は『 Land of Hope and Glory (希望と栄光の国)』と題され、第2の国歌として愛唱されている。 http://recordsound.jp/images/item/w270/19500/19436_1.jpg February 23, 2020 at 07:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1025192.ht

昭和の名演奏の鑑賞会を毎月第4日曜日に五福公民館で行っています◉第73回蓄音機を楽しむ会のご案内

(ご案内) コロナウイルスの関係で、公民館が全講座への部屋の貸し出しを中止しましたので、2月23日の開催予定でした例会は休止します。 期日 令和2年3月22日ないしは4月26日(第4日曜) P.M. 1:30〜を計画 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F 平成版・名曲新百選選定中  五福公民館に場所を移して6年を数えます。熊本市立博物館で例会を行っていた時に活用してきた、大矢野百選。その77枚のレコードを毎月の例会「第2部」で順次、全てのレコードの両面からエントリーした、151曲に投票して下さい。令和の時代に人気の高い100曲を、零和に伝える昭和の名曲新百選とするプロジェクトです。  フェースブックへのメッセージ、コメントも歓迎です。ご要望曲を次回お聴きいただきます。 熊本ふるまち・五福蓄音器を楽しむ会 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E5%90%8D%E6%9B%B2%E6%96%B0%E7%99%BE%E9%81%B8.jpg February 23, 2020 at 03:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115705.html via Amadeusclassics

クラシック名録音106究極ガイドが選んだ◉ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ響 ベートーヴェン・交響曲9番「合唱」

通販レコードのご案内 嶋護・著「クラシック名録音106究極ガイド」でも紹介されています。 JP LONDON SOL1001-2 (演奏者)ゲオルグ・ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 ピラール・ローレンガー イヴォンヌ・ミントン スチュアート・バロウズ マルッティ・タルヴェラ (曲目) ベートーヴェン・交響曲9番「合唱」 ヨーロッパ的気品を持たない無骨な演奏がかえって刺激的な魅力を生み出している唯一無二のオーディオファイル盤に仕上がってる名盤で英国盤は米国THE ABSOLUTE SOUND誌所謂TAS推薦盤としても高名。それもケネス・ウィルキンソンとゴードン・バリーが録音エンジニア務めているから当然言えば当然、オーディオルームがホールと化します。 1972年5月シカゴ、イリノイ大学クランナートセンター録音、P&E:ケネス・ウィルキンソン、ゴードン・パリー&デヴィッド・ハーヴェイ 詳細掲載ページ 半世紀にわたり一貫してDECCAに録音し数々の名盤を遺した重要なアーティストであり続けた。そのレパートリーは多岐にわたり、バッハからショスタコーヴィチまで幅広く網羅。おそらく有名交響曲作家で1曲もやっていないのはシベリウスぐらいではないか。ショルティは、1972年5月から1974年9月にかけて、シカゴ交響楽団を指揮して初のベートーヴェンの交響曲全集を録音しました。さらに、その後1986~89年にも再録音がなされています。それ以前、1950年代に録音されたロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルとのレコードは全集に至っていませんでした。特に5、7、9番は2回目の全集より力強さとアグレッシブさが前面に出ており、より良い。この説得力は、英デッカ社の巧みなノウハウに負うところ大だと思います。エンジニアは英デッカの大御所ケネス・ウィルキンソンと弟子のジェームス・ロック。3つの会場を使った彼らの録音にありがちな事情ですが統一感があり、一番状態が良いのが第9番で、響きを抑えて明瞭感と質感を確保し、締まりのある中低域が気持ちよく響く仕上がり。 地鳴りする音が刻まれているのは当然か、とにかく凄まじい演奏。冒頭からただならない気配が支配し、その空気が全曲を覆う。オーケストラの響きは深々としていて実在感があり、息の長い旋律には生命感が漲り、押しと

今でもスタンダードな解釈★シェリング、ヘンデル指揮シカゴ響☆ラロ・スペイン交響曲

通販レコードのご案内 名手シェリングがステレオ初期に RCA に録音した若き日の名演。スペイン情緒はそんなにないにしても艶やかな音で楽しませてくれる。 US RCA VICS1064 (演奏者)ヘンリク・シェリング ワルター・ヘンドル指揮 シカゴ交響楽団 (曲目) ラロ ヴァイオリン協奏曲 RCA一軍制作陣ジョン・プファイファー/ジョン・クロフォードが担当していますから再発VICSと言えども、ステレオ黎明期と思えない位優秀。RCA BIBLE録音評価10++。 詳細掲載ページ シェリングの音色は、とてもみずみずしく、のびのびしていて極めて美しい。美音の持ち主は往々にして自らの音の美しさに浸りきった演奏をしがちであるが、シェリングの演奏は調和が取れていて純粋・明瞭かつ客観的であり、耽美的な要素はない。この録音から聞き取ることができるのは、シェリングの技巧の完璧さと音のニュアンスの幅広さ、そして音楽の美しさである。 シェリングを退屈なヴァイオリニストという意見が一部にありますが、いえいえそういうことはありません。ここで聴かせるシェリングは充分に情熱的で情緒にも何の不足もありません。そのヴァイオリンの音は艶やかに歌い上げますが一切不足にならないところが流石です。 シェリングの演奏が厳しいとか精神性が高いと評されることがあるのは、音の美しさに浸りきった演奏をしないことに由来するのだと思う。和音の処理が見事なことである。随所に出てくる和音を、まるでオルガンで演奏しているかのように演奏することは生易しいことではないはずだ。また、シェリング特有の上から下に弾く和音によってリズムが躍動するのも好きだ。次に、音のニュアンスが幅広い点も気に入っている。シェリングの演奏上歴史に名を残すドイツ・グラモフォンに入れたバッハの無伴奏全曲聴けば、全て納得頂けると思います。本盤は、そのバッハをラロに移し変えたような快演。 録音、演奏共に極めて優秀と断言できます。清潔で芯の通った美しい音色と卓越した技巧を兼ね備え、作品の核心に肉薄しようとする深い精神性を感じさせるシェリングの演奏は、今でもスタンダードな解釈として数多くの音楽ファンを魅了しています。RCA VICTROLAシリーズの初期プレス盤。 1959年2月28日シカゴ、オーケストラ・ホール、ジョン・プフ

新型コロナウイルス感染拡大防止のため今日、午後の開催を延期します◉第73回蓄音機を楽しむ会

(ご案内) コロナウイルスの関係で、公民館が全講座への部屋の貸し出しを中止しましたので、2月23日の開催予定でした例会は休止します。 期日 令和2年2月23日(第4日曜) P.M. 1:30〜 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2階  タタミの部屋 寒暖の差はありますものの寒さは、まだまだ続きます。皆様もどうか、体調を崩されませぬようご留意下さいませ。(2/11 小出) 第1部 ベートーヴェン作曲 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61  ベートーヴェン唯一のヴァイオリン協奏曲を今回はドイツ・ヴァイオリン奏法の伝統を具現するクーレンカンプの演奏で楽しみたいと思います。 もともと病弱な体質であり、昭和23年(1948年)に50歳で亡くなったため、LP時代以降の音楽ファンにはあまり知られていませんが、ピアノのウィルヘルム・ケンプと並びドイツ至高の演奏家そして教育者として、ドイツ、スイスに於いて活躍しました。「一種得も言われない朴訥な美しさをさえ感ずるであろう」クーレンカンプとイッセルシュテットによるベルリン・フィルとの見事なアンサンブル、そして素晴らしい録音。誰にも親しまれる旋律の楽しい名曲の2月例会にご期待ください。 ヴァイオリン独奏:ゲオルク・クーレンカンプ 指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ベルリン・フィルハーモニー交響楽団。昭和11年録音。 第2部 平成版・名曲新百選より  今回は新しい試みとして、今は亡き大矢野明氏の貴重なテープから下記の曲の解説を聴きながら、お掛けしたいと思います。  明治一代女の唄(新橋喜代三)、流転(東海林太郎)、鴛鴦道中(上原敏、青葉笙子)、上海だより(上原敏)、湖畔の宿(高峰三枝子)ほか4曲程。お楽しみに! http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/sp-concert-gofuku.jpg February 23, 2020 at 04:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1115685.html via Amadeusclassics