通販レコードのご案内 ミュンシュもパリ管もデビュー戦。持ち前の大きく、粗っぽい程に、気合い、情熱が入りまくった演奏です。
❖ミュンシュのザ・ベストとなれば、まずこれがあげられよう。思うがままに棒の振れた充足感に溢れている。解釈は当然ながら徹底していて、ベルリオーズの標題性とドラマ性を思い切りよく描き出した。一度聴いたら忘れられない名演。指揮者と作曲家、指揮者と作品とが特別なきずなで結ばれている、そんな感銘に浸らせる名盤である。ドラマティックな解釈も素晴らしいし、演奏にかける情熱、覚悟にもただならぬ気配が充満しているが、その背景にはこの名作だけが持つ真実性を、全身全霊をかけて明らかにしようとしたミュンシュの使命感があり、それが強烈な説得力となって演奏全体に輝きとスリルを与えている。ミュンシュの美学を背負って立つオーケストラも傑出、聴き手を演奏芸術の神髄に立ち会わせてくれる。座右の宝である。❖
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February 26, 2020 at 04:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1090577.html
via Amadeusclassics
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