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10月, 2019の投稿を表示しています

PL MUZA XL0168 オレグ・クリサ チャールズ・トレガー 1962年国際ヴィニャフスキーコンクール本選ガラ

《通販レコードのご案内》 ベートーヴェン弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者として活躍したクリサがヴィエニャフスキ国際コンクールで入賞した時の録音。 品番 34-663 商品名 PL MUZA XL0168 OLEG KRYSA 1962ヴィニャフスキー本選 レコード番号 XL0168 演奏者 オレグ・クルイサ 録音種別 MONO ジャケット状態 EX- レコード状態 EX 製盤国 PL(ポーランド)盤 グレード(協奏曲) ミディアム 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 MUZA ブラック 》はポーランドのレーベル。英DECCAを例にすれば、クラシックとポピュラーではレーベルのデザインも企画番号も完全に異なりますが、Muzaの場合は区別できません。Muzaの場合、クラシックもジャズもポピュラーもひとまとめになっているからです。同社は1956年に設立され、レーベル・デザインは1970年代の半ばくらいまでは青地が初版。続いて、黒地に銀文字になります。1970年代中期以降の作品にてこの仕様が初版になるレコードがあります。 Record Label BLACK WITH SILVER LETTERING RARE Recording & Weight MONO FLAT 1枚組 (230g) Release & Stamper - 通販レコード オーダー番号 34-663 販売価格 4,000円 (税別) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 詳細掲載ページ https://ift.tt/2PFY813 http://img01.otemo-yan.net/usr/r/e/c/recordsound/34-663.jpg October 31, 2019 at 11:30PM from RecordSound http://recordsound.otemo-yan.net/e1109107.html via IFTTT

真実を結実させた神品◉シューリヒト指揮バイエルン放送響 ワーグナー前奏曲集

音楽の核のみを掘り出したような高純度のワーグナー。 シューリヒト以外の何人にもなしえなかった、希少なシューリヒトのワーグナーの中でも白眉と言える神品です。 まさにオンリーワンのワーグナー演奏で、「マイスタージンガー」よりの3曲はアタッカで演奏されています。 他の曲と同様にシューリヒトのテンポは総じて速めで表現も簡潔であるため、ロマン派の音楽とは方向性が異なるのではないかと思われがちですが、外面では表すことのできない音楽の本質が実は語られているのであり、このワーグナーも例外無くシューリヒトによるひとつの真実の結実です。 品番 34-18041 レコード番号 SMSA2246 作曲家 リヒャルト・ワーグナー 指揮者 カール・シューリヒト オーケストラ バイエルン放送交響楽団 録音種別 STEREO ジャケット状態 EX レコード状態 EX 製盤国 GB(イギリス)盤 カルテ(管弦楽) PLUM WITH SILVER LETTERING、STEREO (130g)、Release 1967 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-18041.jpg October 31, 2019 at 10:20PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e897746.html via Amadeusclassics

楽聖 ベートーヴェン〜100人の大作曲家たち[73]

Ludwig van Beethoven 古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆け (1770.12.16 〜 1827.3.26、ドイツ) ボンの宮廷楽団の歌手を父として生まれた。ハイドンにその非凡な才能を見出され、22歳の時ウィーンに出て、ピアニストとして音楽活動を始め、後に作曲に転向した。しかし、次第に聴力を失い、30歳代の半ばには完全な 聾 ( つんぼ ) となり、絶望のあまり死を決意したこともあったが、人類のために作曲することは神に与えられた使命であると考え、その危機を克服した。この時を境に創作態度は一変し、彼は作品の中に人間的、精神的な内容を盛り込むようになった。 彼の特徴の最もよく現れているのは、9つの交響曲だが、「ピアノ協奏曲」5曲、「ヴァイオリン協奏曲」、「ピアノ・ソナタ」32曲、「弦楽四重奏曲」17曲、「ヴァイオリン・ソナタ」10曲、「チェロ・ソナタ」5曲、また歌劇「フィデリオ」や「荘厳ミサ曲」など、いずれも傑作である。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/lvbeethoven.jpg October 31, 2019 at 06:50PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e926439.html via Amadeusclassics

肩のこらない好盤◉レナード・バーンスタイン ニューヨーク・フィル バーンスタイン・名曲集

通販レコードのご案内  この手の小曲集に関してバーンスタインは確かに演出力ではカラヤンの足元にも及ばなかったが明るい曲で示される天衣無縫な躍動感は欧州系指揮者にない魅力だ。 《米 2EYES〝360 SOUND〟白文字盤》US COLUMBIA MS6988 レナード・バーンスタイン バーンスタイン・名曲集  ハイドンの交響曲第88番が発売されたのは1969年となったが、その録音の直後にマーラーの交響曲第5番の第4楽章「アダージェット」だけの録音を挟んで本盤のセッションが組まれている。晩年のレナード・バーンスタインはもちろん魅力的である。たっぷりと思いを込めた ― 粘着質といいたいところだが、粘ってもてベタついた感じが全然しない ― ところは、同時代のヘルベルト・フォン・カラヤンやジュゼッペ・シノーポリとは異なっているようでいて共通する部分も感じられる。  ピアニスト、指揮者、作曲家のいずれであろうとバーンスタインは音楽の世界の色を変えました。「オン・ザ・タウン」によってブロードウェイで初めての素晴らしい成功を収め、「ウエストサイド・ストーリー」は世界的なヒットとなりました。音楽ジャンルの境界線を破り輝く指揮者となり世界中の観衆を驚かせ、彼が登場する場所では〝レニー〟の愛称でもって愛情と賞賛に歓迎された、魅力的で音楽的な天才といえるでしょう。この手の作品演奏に関してレニーはよくカラヤンと比較されて文句をつけられたものである。確かに演出力という点ではカラヤンの足元にも及ばなかったが、明るい曲で示される天衣無縫な躍動感には欧州系の指揮者にはない魅力がある。  晩年になるにつれ感情の高まりだけでなく全体へ細心の注意を払いながらも、演奏者と聴き手を高みへ誘導していくバーンスタインのスタイルが確立していきますが、然し、ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任した当時のバーンスタインには、それとは違う特別な魅力がある。爽やかで楽しく、ワクワクする演奏だ。バーンスタインが1950年代から1970年代にかけてCBSに残した録音は、作曲家としての複眼的視点で緻密にアナリーゼされた解釈をもとに音楽の喜びを全身全霊で伝えようとする情熱に満ちている。  この時代のニューヨーク・フィルハーモニックには、フルートのジュリアス・ベイカー、オーボエのハロルド・ゴンバーグ、ク

断頭台への行進ではスピーカーが悲鳴を上げる音の良さ◉アルヘンタ指揮パリ音楽院管○ベルリオーズ・幻想交響曲

通販レコードのご案内  フラメンコの環境に育ったアルヘンタの強靭なリズム感とまばゆいばかりの色彩感が、100% 放出されている。 《フラット・オレンジ盤》GB DECCA LXT5423 アルヘンタ ベルリオーズ・幻想交響曲  オーディオマニア、中古盤市場で根強い人気があるスペインの指揮者アルヘンタ。シューリヒトの提言で指揮者に転向、50年代にはスペインをはじめフランスやイギリスのオーケストラと数多くの録音を残しました。1957年に突然事故死してしまいますが、僅か3〜4年の短い間に残された録音はどれもが情熱的な魅力一杯の名盤揃い。  なかでも、このレコードと同じ DECCA に残したイエペスと組んで録音したロドリーゴのアランフェス協奏曲が、数あるアランフェスの中でも、作曲家、独奏者、指揮者全てスペイン人と純潔三拍子揃った名盤として群を抜いています。6弦ギターを使っていた若きイエペスの初々しさも魅力的ですが、このアルヘンタ伴奏の巧みさは、ロドリーゴ自身が振っているのかと思える位、何よりもリズムが生きている。どの部分をとっても間の取り方、歌いまわしが絶妙で、注意深く聴くと音色の使い方が実に味わい深い。  本盤、オーディオファイル・オーケストラのパリ・コンセバトワールを振った「幻想交響曲」を聴いて、アランフェスを聴いたときとまったく同じ印象を受けました。躍動感があり、オーケストラ内部から音が湧き出てきたように感じます。フラメンコの国出身のアルヘンタにしか出来ない妙技です。 品番 34-19055 レコード番号 LXT5423 作曲家 エクトル・ベルリオーズ オーケストラ パリ・コンセヴァトワール管弦楽団 指揮者 アタウルフォ・アルヘンタ 録音種別 MONO http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-1000055.jpg October 31, 2019 at 11:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e957728.html via Amadeusclassics

レア◉フェラス、トルトゥリエ、バルビゼ、クレツキ指揮フィルハーモニア◯ブラームス・二重協奏曲/ベートーヴェン・ソナタ1番

大変レアな盤なので、オススメの1枚です。 《オーディオ・ファイル、レア盤》GB EMI ALP1999 フェラス&トルトゥリエ ブラームス・二重協奏曲/ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ1番 フェラス&トルトリエによるダブルコンチェルト。巨匠2人よる品の良い華麗な演奏で素晴らしい。クレツキ指揮フィルハーモニア管弦楽団が、またバランスの良い伴奏をして、2人を引き立てている。余白にフェラスとバルビゼのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番が収録されているが、これだけでも価値があります。 録音:1962年6月22、23日。FALP 785, ASD 549 としての発売も有る。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23348.jpg October 31, 2019 at 07:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108992.html via Amadeusclassics

心に突き刺さってくる ハイフェッツ、ビーチャム指揮ロイヤル・フィル モーツァルト、メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲

通販レコードのご案内  難しすぎたモーツァルトと、彼はユダヤ人じゃないだろうとナチがスットボケたメンデルスゾーン。 《独ピンク DACAPO 盤》DE VSM 1C053-01 365 ヤッシャ・ハイフェッツ モーツァルト&メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲  これまでに、五嶋みどりやベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターの樫本大進等が演奏し、五嶋龍が現在演奏しているストラディバリウスの銘は「ジュピター」。そのストラディバリウスの中でも3大銘器の「ドルフィン」「バロン」「メサイア」は帝王ハイフェッツが演奏していた。彼のレコードで聴く音色は、そのどのヴァイオリンかということになる。  銘の由来はそれぞれだが、巨匠アイザック・スターンが生涯愛用した楽器の中には小さなラベルが貼られ、赤いインクで「このデル・ジェスは私の生涯を通じて忠実なパートナーだった。イザイ1928」とフランス語で書かれている。イザイの国葬の際には棺の前をクッションに載せられ行進した名器としても知られ「イザイ」の名前が付けられた。そのアイザック・スターンの登場により、ハイフェッツは自分のテクニックを鍛えなおす為に演奏活動を中断して1年間練習したそうですが、そもそもハイフェッツが大衆向けの最高のパフォーマーなら、アイザック・スターンのヴァイオリン演奏の音色は美音というより、時に荒々しく、豪放磊落。それはハイフェッツにはないものだったと思われます。ハイフェッツはアグレッシブ ― 積極的で刺激的。テクニックではスターンの演奏で、それはそれぞれに自分の音楽性に絶対の自信が感じられる。  イメージよりももっとロマンティックで名人芸的なモーツァルトの4番の協奏曲。本当はもっと古典的で荘重なメンデルスゾーンの協奏曲。 ― 演奏家としてのモーツァルトの名声は、主にピアニストとしてのそれである。彼の名前は19世紀になっても、「ウィーンの偉大なピアノ演奏家にして即興の名人」として伝わっていた。しかし、モーツァルトはそればかりではなかった。彼には父というすばらしい教師がいたお陰で、ヴァイオリンやヴィオラの奏者としても腕があった。彼がこの楽器を使って名人芸を披露することを目的に作曲したのは明らかで、彼の知る限りモーツァルトに優るヴァイオリン奏者がいなかった不遇が20歳前にこの楽器を独奏とする協

GB EMI ASD2553 ジャネット・ベイカー ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ デュエット曲集

《通販レコードのご案内》 ときにシンプルにときに複雑に絡み合いながらも豊かな歌心に満ちた重唱の魅力は、ソロ歌唱とはまた異なる楽しみを味わわせてくれます。 品番 34-22380 商品名 GB EMI ASD2553 ジャネット・ベイカー&ディースカウ デュエット曲集 レコード番号 ASD2553 作曲家 ヨハネス・ブラームス ペーター・コルネリウス フェリックス・メンデルスゾーン ヘンリー・パーセル ロベルト・シューマン 演奏者 ジャネット・ベイカー ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ ダニエル・バレンボイム 録音種別 STEREO ジャケット状態 EX レコード状態 M- 製盤国 GB(イギリス)盤 グレード(声楽) ミディアム 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 初期カラー切手 》は、セミサークルレーベルのニッパーが、四角い縁取りで囲まれ、ちょうど切手(スタンプ)のように見えます。これにも、二つのヴァリエーションがあり、ASD2470あたりから2750あたりまではニッパーの絵がカラーのデザインがオリジナルで、これ以降は、ニッパーの絵がモノクロが初版ということになるようです。この、ASDシリーズの半円ニッパーとスタンプ(カラー、モノクロ両方とも)ニッパーのLPは盤自体のクオリティがとても高く、ばらつきも少なく、優秀なプレス技術といえます。 Record Label EARLY COLOR STAMP DOG Recording & Weight STEREO (150g) Release & Stamper 1970 4G/3 通販レコード オーダー番号 34-22380 販売価格 3,000円 (税別) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 詳細掲載ページ https://ift.tt/2BY4kJI http://img01.otemo-yan.net/usr/r/e/c/recordsound/34-22380.jpg October 30, 2019 at 11:5

11月の鑑賞会は五福公民館で、バッカスの饗宴!台風に負けるな大収穫を祈願して麦踏み均せ◉第70回蓄音機を楽しむ会のご案内

(ご案内) 期日 令和元年11月24日(第4日曜) P.M. 1:30〜 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F 関東・千葉方面、台風の直撃で大変な被害を受けお見舞い申し上げます。しかし、10月上旬位まで九州も油断できません。海水温の上昇で影響が大ですね。まだヽ残暑が厳しいですね。お体をくれぐれもご留意くださいませ。(9/14 小出) 第1部 ベートーヴェン作曲 交響曲第7番 イ長調 作品92  今月の例会ではベートーヴェンの交響曲第7番を聴きます。前回の交響曲第6番の閑寂から一転、その強力なエネルギーの爆発から「バッカスの饗宴」と評される情熱的な大曲です。何分演奏時間の長い曲ですので、時間の関係上演奏の一部を割愛しますが、ワーグナーが「舞踏の聖化」と評したこの曲の特徴とも言うべき、第1と第4楽章はじっくり聴きたいと思います。 1954年録音のフルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル演奏による、この曲の決定版で楽しみましょう。 第2部 平成版・名曲新百選より  今回は運営委員で選んだ曲をとりあえずお掛けし、次回から皆様からリクエスト頂いたものをお掛けしたいと思います。 東京行進曲(佐藤千夜子)、丘を越えて(藤山一郎)、東京ラプソディ(藤山一郎)、一杯のコーヒーから(霧島昇)、小さな喫茶店(中野忠晴)他、計10曲ほどお掛けしたいと思います。どうかお楽しみに! http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/sp-concert-gofuku.jpg October 31, 2019 at 12:05AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108822.html via Amadeusclassics

壮年期のミケラジェリを知る貴重な盤*ミケランジェリ、グラチス指揮フィルハーモニア管 ラヴェル&ラフマニノフ・ピアノ協奏曲

片や『色彩感豊か』、片や『墨絵のようにモノクローム』と正反対の音色論議が交わされるミケランジェリ。あなたはどちら。 《英ラージ・ドッグ・セミサークル金文字、モノラル初出盤》GB EMI ALP1538 ミケランジェリ&グラチス ラフマニノフ・ピアノ協奏曲4番、ラヴェル・ピアノ協奏曲  収録されている聴きなれたラフマニノフやラヴェルの名曲の数々が、まるで別の曲のように聴こえるから不思議。タッチひとつでこれだけ多彩な音色が紡ぎ出されるのかと、驚かされる。透明感の高いロマンティシズムが全編を覆っていると言っても過言でない。  冷徹な完全主義者との印象が強かったのですが、テクニックを出し惜しみせずに、弾き切っている点や、感情表現における部分で、決して自分を押し殺しているのではなく、もっと暖かな人間らしい一面が分かりました。超変人と揶揄されることのあるミケランジェリだが、やはり天才と変人は 紙一重 だと再認識致しました。 1957年11月、キングスウェイ・ホールでの録音。ステレオW&G ASD255のミント盤は発掘不可能に近く有っても高価、モノ針試聴では最高の音でした。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23347.jpg October 30, 2019 at 08:05PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108967.html via Amadeusclassics

超絶技巧が良く解る◉2トラック録音 ハイフェッツ ライナー シカゴ交響楽団 ブラームス・ヴァイオリン協奏曲

通販レコードのご案内 オイストラフと双璧を成す名盤であり、歯切れのよさやアグレッシヴなテンションの高さは、オイストラフもかくやと言える出来だ。 《米シェード・ドッグ盤》US RCA LSC1903 ハイフェッツ&ライナー ブラームス・ヴァイオリン協奏曲  ハイフェッツの演奏の特異性については、完璧・精巧無比・人間の限界を極めた、など様々取り沙汰されているが情熱と厳格さが混淆していることを説明する最もよい例が、このライナー/シカゴ響をバックにしたハイフェッツが奏でるブラームスのヴァイオリン協奏曲。ピッチを正確に鳴らしているだけで、ぶっきら棒に聴こえてしまうのも致し方無い。しかし、一見速いだけの演奏から、細やかなニュアンスの妙が聴ける。胸のすくアッチェレランド、絶妙な間合い、なかんずくふとしたところに現れるポルタメントは迷いがなく、ハイフェッツが単なる技巧一辺倒では決してないことが分かるだろう。  ハイフェッツとライナー=シカゴ響の火花散る協奏曲。ハイフェッツとライナーはお互いに深い尊敬の念を抱いていたが、協奏曲の録音はブラームスとチャイコフスキーの2曲しか残されていません。ドイツ的な重厚さとは無縁のブラームス、アウアー門下としての本領が十二分に発揮されたチャイコフスキーと、いずれもハイフェッツにしか成し得ない個性的なヴィルトゥオジティを満喫でき、ライナー率いるシカゴ響の見事なアンサンブルが切れ味鋭いハイフェッツのソロを一層際立たせています。ブラームスはハイフェッツにとって2度目の録音にあたる。そして、このブラームスはコントラバスを右側に置く変則的なオーケストラ配置によっているのも特色です。  ステレオ最初期にハイフェッツが残したブラームス。ハイフェッツらしく快速・明快なヴィルトゥオーゾぶりを見せつける名演奏。ライナー&シカゴ響もハイフェッツに合わせてか、重くなりすぎない爽やかな伴奏で見事なアンサンブル。「泣き」のあまり入らない、ブラームスとしてはやや異色の名演奏です。  シカゴ交響楽団と言えば、ゲオルク・ショルティの時代におけるスーパー軍団ぶりが記憶に新しいところだ。ただ、ショルティがかかるスーパー軍団を一から作り上げたというわけでなく、シカゴ響に既にそのような素地が出来上がっていたと言うべきであろう。そして、その素地を作っていたのは、紛れも

Quadraphonic*夢幻的な美しさ プレヴィン ロンドン響 ワトソン ウォリス メンデルスゾーン「夏の夜の夢」

通販レコードのご案内  永遠に受け継がれるレジェンダリーパフォーマンス。 《英後期ラージ・ドッグ盤・Quadraphonic》GB EMI ASD3377 プレヴィン ロンドン交響楽団 メンデルスゾーン「夏の夜の夢」  本来の女声合唱に代わって児童合唱を起用することで童話的なファンタジー性を生み出している。プレヴィンは精細にして柔軟性に富んだ指揮で、軽妙で親しみやすい曲作りに活かし、全編を詩情と幻想性豊かな音楽に仕上げています。生き生きとしたプレヴィンの棒が誘う夏の夜のファンタジー、夢幻的な美しさに彩られた『真夏の夜の夢』の名演。  アンドレ・プレヴィンは「夏の夜の夢」を2回録音しています。2回目の1985年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との録音が名盤として名高いですが、1回目のロンドン交響楽団との録音の本盤も児童合唱団を使うなど独自の解釈と若々しい演奏の魅力で、プレヴィン・ファンの間でも意見の分かれるところです。  米国オーディオ専門誌TAS(THE ABSOLUTE SOUND)推薦盤の中核をなすプレヴィン・ロンドン響コンビの録音秀逸盤の一枚。レコードの希少価値では1回目のEMI盤が上回り、初期盤のB/W切手は非常に高価となっていますので、後期大犬英国セカンドですが程度良好の本盤は狙い目ではないでしょうか。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23354.jpg October 30, 2019 at 12:45PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108968.html via Amadeusclassics

「ようやくバッハ無伴奏の本命に出会えた」と感じた* ピエール・フルニエ バッハ 無伴奏チェロ組曲1,2番

通販レコードのご案内  格調の高さ・気品 《独メタリック・シルヴァー盤》DE ARCHIV APM14 186 フルニエ バッハ・無伴奏チェロ組曲1&2番  その流麗且つ気品溢れる演奏スタイルから「チェロの貴公子」と呼ばれ、20世紀の名チェリストとして名を馳せたピエール・フルニエ(1906〜1986)。彼の数々の録音のなかでも特に名盤の誉れ高い、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲。  フルニエが音楽の特質を大事にし、それを損ねないようにしながら自らの芸風を存分に発揮していることは一聴すれば直ちに気づくことが出来ると思います。そこがフルニエを聴く要素の強い演奏ですが、聴き逃すことのできない演奏であることは確かだと思います。フルニエは実に上手い。  しかも彼の特質、迫力あるロングトーンや豪快なボーイングによって聴き手を圧倒するのではなくて、密やかな静けさや、チェロ独自のなんかまろやかな美音を味わうものとなっている。すなわち 格調の高さ・気品 は一貫して保たれており、それが本盤の独自の存在価値になっているように思います。 1960年12月20、21日ハノーファー、ベートーヴェンザールでの、セッション・ステレオ録音。 優秀録音、名演、見開きジャケット 。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23326.jpg October 30, 2019 at 09:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108966.html via Amadeusclassics

聴きなれない神秘的な響き◉アーヨ、イ・ムジチ合奏団◯ヴィヴァルディ・ラ・チェトラ

通販レコードのご案内  ヴィヴァルディの作品はどれをとっても明るく華麗で躍動的、「期待」を裏切らない均質さがある。 《HI-FI STEREO、レッド・ラベル盤》FR PHILIPS 835 289/91AY フェリックス・アーヨ ヴィヴァルディ・ラ・チェトラ  バロック音楽ブームの原動力は“イ・ムジチの四季”の大ヒットの影響が大きい。奏者それぞれの個人プレーを重視した。ポピュラーなアプローチが大衆ウケした。クロスオーバーの魁である。  『和声と創意』の後に位置するこの曲集も人口に膾炙する程の名旋律、名フレーズはないが円熟期の作品ならではの聴応えがある。まして黄金期イ・ムジチの演奏だ。録音は大ヒットした“イ・ムジチの四季”の4年後。アーヨのヴァイオリンは、さっぱりと、過不足ない。余計な思い入れは足さない、ヴィヴァルディの書いた魅力を何も引かない、これしかないという純音楽の心意気。  クラシカルなスタイルから離れ、ソリストをクローズアップしてアンサンブルよりメンバーの見せ場が誂えられていた。  そのヴァイオリン、バック共に全く角のとれた、そしてひたすら歌い抜いたヴィヴァルディ。その録音もヴァイオリン、バック共に絹の手触りを思わせる柔らかい音で、どこにも刺激的なところは無く、それはそれは美しい音楽があるだけです。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-16343.jpg October 30, 2019 at 05:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e935574.html via Amadeusclassics

人気盤★定番 ジャクリーヌ・デュ・プレ、ジャネット・ベイカー バルビローリ指揮ロンドン響 エルガー・チェロ協奏曲、海の絵

通販レコードのご案内  現在でもこの曲の最高の録音の1つとしてレコード・ファンの間でも極めて人気のある一枚。 《英ラージ・ドッグ・セミサークル盤》GB EMI ASD655 デュ・プレ&バルビローリ ロンドン響 エルガー・チェロ協奏曲/歌曲集「海の絵」  余りにも早くこの世を駆け抜けていってしまったデュ・プレ。短い人生を惜しむかのように激しい気迫と卓越した技巧で圧倒的に迫ります。『海の絵』はベイカーのデュ・プレを偲んでいるようなコントラルトにも共感を覚えます。  1971年に発症。その診断結果は心因性のノイローゼだと言われ、不治の病とは誰も思わなかった。5ヶ月間の休息を得て録音したショパンとフランク(ASD2851)が最後になった。 チェロは人の声に近いとされる。声楽曲と組み合わされたことを考える。  デュ・プレのレコードは人気があり、高価ですが、この盤はその中では比較的安価で手に入りやすい部類だから彼女の愛好家には嬉しい限りだ。本盤は、ジャネット・ベイカーが歌う歌曲集《海の絵》とのカップリングになった初出。ASD2764 でジャクリーヌ・デュ・プレのディーリアス・チェロ協奏曲との組み合わせのレコードも出ていたことからも、人気が高かったことがわかる。それで、プレス枚数も多かったのでしょうか。  エルガーは冒頭からチェロの見せ場で、デュ・プレの気迫溢れる激しい音が軸となりオーケストラが終始伴奏する感じなのだが、その伴奏もバルビローリの統一された指揮の下、オーケストラも伸び伸びと歌い上げる。彼女のために作曲されたと十分に納得させられる。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23351.jpg October 30, 2019 at 02:15AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108965.html via Amadeusclassics

GB EMI ASD459 ロス・アンヘレス&フィッシャー=ディースカウ そぞろ歩かん(二重唱集)

《通販レコードのご案内》 "Let us wander" ― 当時の声楽界の頂点極めた二人が示す孤高の境地盤 品番 34-23349 商品名 GB EMI ASD459 ロサンヘレス・ディースカウ・ムーア DUETS レコード番号 ASD459 作曲家 ヘンリー・パーセル ヨハン・クリスチャン・バッハ ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン フランツ・ヨーゼフ・ハイドン フランツ・シューベルト アントニン・ドヴォルザーク エクトル・ベルリオーズ ピョートル・チャイコフスキー カミーユ・サン=サーンス ガブリエル・フォーレ 演奏者 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ ジェラルド・ムーア エドゥアルト・ドロルツ イルムガルト・ポッペン 録音種別 STEREO ジャケット状態 M- レコード状態 M- 製盤国 GB(イギリス)盤 グレード(声楽) ミディアム 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 ホワイト&ゴールド・ニッパー 》最も初期のレーベルは、白地に円形のラベルで蓄音機とニッパー君をあしらい「HIS MASTER'S VOICE」の文字、その下にスピンドル孔を横切る「 STEREOPHONIC 」の文字があり、金色で縁取りがされているデザインです。これを、私たちは、「ホワイト&ゴールド・ニッパー」と呼びます。レコード番号で言えば、ASDの251から575 あたりの LP はこのレーベルがオリジナルです。この LP から得られる立体感のあるサウンドは中古レコードコレクターをとりこにしてきました。中古レコード市場で、最も高価で取引されるものの一つです。 Record Label WHITE&GOLD英国初出 Recording & Weight STEREO 1枚組 Release & Stamper - 通販レコード オーダー番号 34-23349 販売価格 8,000円 (税別) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 詳細掲載ページ

雰囲気満点★名盤 チョン・キョンファ、ケンペ指揮ロイヤル・フィル ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲1番、スコットランド幻想曲

通販レコードのご案内 ときとしては耽溺に過ぎるのではないかと思われる主観的な音楽を聞かせてくれます。 《英国初出、ナローバンド ED4盤》GB DECCA SXL6573 チョンキョンファ・ケンペ・ロイヤルフィル ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲&スコティッシュ幻想曲  情緒に流されず音楽の各要素だけをスマートにまとめ上げているだけに外見は無愛想極まりないが、そこにシニカルなブラームスの憧憬と挫折感が胸に浸み込みま彼女の録音歴の中でもプレヴィンと録音したチャイコフスキーとシベリウスの協奏曲の次くらいの最初期の録音ですが、録音そのものに雰囲気があって、たっぷりとしたヴァイオリンを聞かせる。  チョンはヴァイオリンを朗々と響かせながら、ときとしては耽溺に過ぎるのではないかと思われる主観的な音楽を聞かせてくれます。 のちにバルトークやプロコフィエフ、それにブラームスのソナタで聞かせてくれた厳しい表情の音楽とは違って、懐かしのチャイコフスキーやシベリウスと同じ雰囲気です。  ケンペ/RPOの伴奏は、決してヴァイオリンを打ち消すようなことはなく、チョンに合わせて、たっぷりとした深みのある響きでサポートします。一方でオーケストラを鳴らすべきところでは堂々たる音楽を聞かせてくれるので、ヴァイオリンだけでなくオーケストラを聞く楽しみが堪能できます。 1972年5月ロンドン、キングズウェイ・ホールでのレイ・ミュンシャル&ジェームス・ロックによる優秀録音、名演、名盤。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23334.jpg October 29, 2019 at 11:15PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108913.html via Amadeusclassics

人間の魂を歌う巨匠*これを聴くだけでモーツァルトに開眼できる ワルター指揮コロンビア響 モーツァルト・後期交響曲集

モーツァルトの後期の交響曲。  ワルターはモーツァルトを得意としており、楽屋でモーツァルトの霊と交信していたという噂さえ伝説として残っているほどだ。生涯最後の録音も、モーツァルトのオペラ序曲集であった。晩年のコロンビア交響楽団とのステレオ録音では交響曲第36番、第40番、またニューヨーク・フィルとのモノラル録音では第35番、第38番、第39番、第40番、第41番などが名演奏として知られている。また、戦前のウィーン・フィルとの録音(『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』など)や、1952年のウィーン・フィルとの交響曲第40番のライヴ録音、ザルツブルク音楽祭での交響曲第25番、『レクイエム』のライヴ録音などは今でも名演奏と称えられている。オペラでは、メトロポリタン歌劇場での『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』等が知られている。  20世紀後半にモーツァルトの権威とされたカール・ベームも、「バイエルン歌劇場音楽監督であったワルターが私を第4指揮者として招聘し、彼がモーツァルトのすばらしさを教えてくれたからこそ、モーツァルトに開眼できた」と告白している。 芸術の品位は、多分、音楽において、とりわけ高貴にあらわれている。それは、音楽には余計な素材が何もないからなのだ。音楽は、ただ、形式と内容とだけで、その表現する一切のものを高め気高くすることが出来る。  このゲーテの言葉は、まず、誰をおいてもミューズの子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756〜1791)を思い出させる。古典主義芸術の花が、芳しく咲き誇った18世紀の中頃、ドイツとイタリアのほぼ中間、オーストリアのザルツブルグの街に生まれたこの天才の残した足跡は、たしかに、今日の私たちが18世紀から求め得る、最も豊かな美しい財産なのだ。  交響曲が、それ独自の特性と、いわばモニュメンタルな意味をも持つためにはベートーヴェンを待たなければならないが、その兆しは既に、この6曲とハイドンの12曲からなる〈ザロモン・セット〉に見て取れる。とりわけ、元来がセレナードとして作曲されながら、そこにそれまで聴くことの出来なかった張り詰めた緊張を盛るのに成功した《ハフナー交響曲》は、新興の芸術形態として決して恵まれた環境にはなかった交響曲のあり方を示しているとともに、新しい時

畢生の名演奏*全てがいつもの“コロンビア交響楽団”と違う ブルーノ・ワルター コロンビア響 ブルックナー・交響曲9番

通販レコードのご案内  ワルター最晩年のステレオ録音、畢生の名演奏。これほど華麗なブルックナー9番は他にないでしょう! 《米6eyesグレイ オリジナル盤》US COLUMBIA MS6171 ワルター ブルックナー・交響曲9番  一時は引退を表明して80歳を越えた晩年のワルターは米国は西海岸で隠遁生活送っていたが、米コロンビア社の若き俊英プロデューサー・ジョン・マックルーアに説得されドイツ物中心にステレオ録音開始。ブルーノ・ワルターがコロンビア交響楽団を指揮したステレオ録音によるブルックナーは1959年11月の9番、1960年2月の4番、1961年3月の7番の全3曲。  一年一年大事に一曲ずつブルックナーを録音していったのですが、この《9番》は、短期間で録音を仕上げています。ワルターはこの曲を1959年の11/16と11/18に録音しています。コロンビア交響楽団との時代には、録音の録り直しは何度も行い、完全に満足する出来映えになるまで妥協しなかった、とも言われています。その彼がかくも2日間で終えたのは、このセッションの数日前の11/12と11/13の両日、同曲をロサンゼルス・フィルと演奏していたようです。  ご存知の通り、コロンビア交響楽団は元来ハリウッドやロサンゼルス近辺における演奏者を中心としたワルターの録音セッションのみの臨時編成のオーケストラ。その中にはロサンゼルス・フィルのメンバーも含まれていたとか。とすると、このセッションのオーケストラは実質、ロサンゼルス・フィルの公算が大きい。ブルックナーを1年ごとに1曲のペースだったのはロサンゼルス・フィルとスケジュールが合う時だったのかしら。  この《9番》とマーラーの《9番》はワルターお気に入りの録音で、自宅を訪れた訪問者にステレオ録音のレコードを再生して聞かせ、「どちらも非常に満足している録音だ。」と、 しごくご満悦な様子だったといいます。迫力、緊張感、音響の厚み、全てがいつもの“コロンビア交響楽団”と違う。ワルターのブルックナー解釈は正攻法。ワルターの音楽活動のベースにワーグナー、ブルックナーがあることを強く意識させられる。 1959年11月カリフォルニア、アメリカン・リージョン・ホールでの録音。リ・イシュー・プロデューサー:John McClure、リマスター:John McClure, Lar

FFSSの真価を発揮*巨大なスケール・迫力・凄み カーゾン、セル指揮ロンドン響 ブラームス・ピアノ協奏曲第1番

通販レコードのご案内  淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。 《英ワイドバンド ED2盤》GB DECCA SXL6023 カーゾン・セル・ロンドン響 ブラームス・ピアノ協奏曲1番  カーゾンは弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれるピアニストです。ブラームスの、エッジの効いた冒頭から終わりまで息もつけぬ緊張感を味わえます。  磨きぬかれた輝かしい音色、ニュアンスに富んだ表現力、優れた音楽性、筋のよい安定したテクニックと、あらゆる面において現代のピアニストの水準を上回る。ジョージ・セルの伴奏も秀逸。  ここでは、英 DECCA 社は FFSS 録音の優秀さを知らしめようと指揮者には御大セルを起用、ズシリと腹に響く低音の凄みから繊細な高音域まで、DECCA ならではの生々しいサウンドに捉えられており、どこまでも高揚する崇高な音楽が見事なマッチングを見せているので、セルとしても滅多にないほどすごい演奏をかなりの情報量で伝えてくれているのです。巨大なスケールと金管の迫力、低弦の凄みには言葉もありません。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23331.jpg October 29, 2019 at 12:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108892.html via Amadeusclassics

ジュリアード四重奏団の演奏は情熱あふれ、陰翳も豊か◉五重奏曲〜シューベルトらしい歌に富みかつ構築性にも欠けていない名曲

通販レコードのご案内 数あるシューベルトの名曲の中でどうしても一曲だけというなら私はこれを選びます。 FR CBS CBS76268 (演奏者)ジュリアードSQ、バーナード・グリーンハウス (曲目) シューベルト・弦楽五重奏曲 ジュリアード四重奏団の演奏は情熱あふれ、陰翳も豊か。とりわけ2楽章の歌と情熱、3楽章のスケルツォ主題とトリオとの対比の妙がいい。 詳細掲載ページ ジュリアード弦楽四重奏団の第1回目のベートーヴェン全集における、彼らのシャープな技術と強烈な表現力は、柔和なスタイルが主流だった当時の四重奏の演奏に大きな衝撃を与えた。このキビキビしたテンポは快感を伴う。そのベートーヴェンの延長にあるこのモーツァルト聴いてと、まだブダペストを聴くのかと自問した。 ジュリアード音楽院の校長であった作曲家ウィリアム・シューマンの提唱により第2ジュリアード弦楽四重奏団は、同校の教授たちによる4人のメンバーの高い技量を背景とした、感情をそぎ落としたドライで直線的な表現で世界の好楽家に衝撃を与えました。彼らの出現はまさに戦前のヨーロッパの演奏伝統を打ち破るように、当時の聴き手を驚かせるエポックメーキングな出来事でした。 戦前の弦楽四重奏と言えば、カペー弦楽四重奏団やレナー弦楽四重奏団のように第1ヴァイオリンが技術的にも音楽的にも抜きん出ていて、アンサンブルを主導しチームの音楽性を支配することによって演奏を作り上げていました。また演奏解釈上も旋律を曲線的に捉え、テンポの緩急を多用した情緒あふれる演奏スタイルが主流でした。そうした嗜好の中で、安定しきった技巧と精妙な合奏、鋭い感覚の冴え、そして格調高い音楽は、およそ余分な肉づけを見せない表現法で端的に弦楽四重奏という音楽の本質を明らかにし、まさにクァルテットの理想郷ともいうべき神業が実現されていた、と云わしめた。 そして、創設以来1997年まで半世紀にわたって第1ヴァイオリンを務めたロバート・マン、そのものだったと今は云えよう。他のメンバーは何度も入れ替わっている ― そのマンを中心に、卓抜した統一感のある演奏を特色とした、当時ブダペストと並ぶクァルテットであったことは間違いない。 異世界的に、この世ならざるソノリティをもって演奏された例は、他になかなかない。 数あるシューベルトの名曲の中でど

名曲、名演、名録音を満喫◉デニス・ブレイン、カラヤン指揮フィルハーモニア管 モーツァルト・ホルン協奏曲1-4番

名手デニス・ブレインとカラヤンが残したモノラル時代の人気盤です。  ホルン奏者の中でも、いまだに別格的存在とされるブレイン。絶妙なフレージングとスケール感、驚くほどしなやかな音色、テンポに対する感覚とメロディの歌わせ方、どれをとっても現在まで語り継がれる理由のわかる、20世紀を代表する名手の快演です。すべてのホルン奏者が憧れる完璧なモーツァルトです。 GB COLUMBIA CX1140 ブレイン&カラヤン モーツァルト・ホルン協奏曲  それから、カラヤンのバックも絶品。SPレコードでも発売されてもいるようですが、テープ録音が始まった時期でもあって、未だに判断がついていないレコード。甘くメロウな響きに絶句。ブレインの持ち味でもあろうが、ブレインの音は、とにかく圧倒的に“甘い”。それがいつも以上に感じられるのは、カラヤンのサポートで魅力を増しているのか、録音時に魔法でも起こったのか。このレコードを初めて聴いてから、モーツァルトの生涯最後の曲であることもあって、数々の名手の演奏を聴きこんできました。ゲルト・ザイフェルト、アラン・シヴィル、ペーター・ダム、ヘグナー、タックウェル、クレヴェンジャー、ティルシャルなど、いずれ劣らぬ個性的な名演を披露してはいるが、本盤の演奏の持つ独特の魅力には及んでいるものはないと今もっても断言します。それほど、SPレコード録音とは信じがたい豊かさがある。1953年11月12〜13日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-20936.jpg October 29, 2019 at 04:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1096597.html via Amadeusclassics

着物に再び「命」を与えたい◉レトロモダン 着物リメイク ふぁっしょん抄のご案内

(ご案内) 期日 令和元年11月23日(土曜日) P.M. 2:00〜 P.M. 2:30〜 ふぁっしょん抄 P.M. 3:15〜 サクラマチ ふぁっしょんウォーク 場所 熊本市国際交流会館 2階ラウンジ(熊本市中央区花畑町4-18) レトロモダン あなたの着物は「タンスの肥やし」になっていませんか? 着物たちの声を聴いてみると… きっと貴女に着てもらいたいはず! それぞれ着物の色や柄を生かして、日常でも気軽に着られる衣装にリメイクできれば、その着物は再び「命」を宿し甦るのです。 「ふぁっしょん抄」には、着物リメイクの第一人者である服飾デザイナー・きものサンバ千恵子さんが来熊、懐かしのSPレコードを蓄音機で楽しみながら着物の特徴である「巻く・結ぶ・纏(まと)う」を生かした日常着から舞台衣装をご覧頂きます。 晩秋のひととき、オシャレなトキメキ時間をどうぞ~(観覧無料) きものサンバ千恵子(着物リメイクの第一人者)  服飾デザイナー。20年を越える海外生活を通して「きもの」の美しさを再認識、新たな意匠を提案し続けている。発表の場として「ふぁっしょん抄」を国内外で300回以上開催。 「サンバ」という言葉は南米の踊りと助産師の旧称をかけており、着物に再び「命」を与えたいという思いが込められている。熊本にも縁があり1990年から10年間在住し「着物リメイク」の魅力を広める。現在は出身地の茨城県ひたちなか市在住。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/sp-concert-gofuku.jpg October 29, 2019 at 12:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108667.html via Amadeusclassics

GB EMI ALP1891 ロス・アンヘレス&フィッシャー=ディースカウ そぞろ歩かん(二重唱集)

《通販レコードのご案内》 "Let us wander" 品番 34-16720 商品名 GB EMI ALP1891 ロス・アンヘレス&ディースカウ 歌曲集 レコード番号 ALP1891 作曲家 ヘンリー・パーセル ヨハン・クリスチャン・バッハ ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン フランツ・ヨーゼフ・ハイドン フランツ・シューベルト アントニン・ドヴォルザーク エクトル・ベルリオーズ ピョートル・チャイコフスキー カミーユ・サン=サーンス ガブリエル・フォーレ 演奏者 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ ジェラルド・ムーア エドゥアルト・ドロルツ イルムガルト・ポッペン 録音種別 MONO ジャケット状態 EX レコード状態 EX 製盤国 GB(イギリス)盤 グレード(声楽) ミディアム 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 セミサークル 》は基本的には、赤の地に上半分の半円の中に蓄音機とニッパーの絵が入り、半円の上部は「HIS MASTER’S VOICE」のロゴが印刷されたデザインになります。これを、「ラージ・ドッグ・イン・セミサークル(半円、ハーフムーン)」と呼びます。フランス盤は、LA VOIX DE SON MAITRE(VSM)となる。 HMVの名演・名録音がカタログを埋め尽くしている。番号では、ASDの576あたりから2470までは、ステレオ録音のオリジナルであると考えられています。中でも、シューリヒトのブルックナー、ケンペ・バルビローリの一連の録音、そして、デュ・プレの名盤は、オーディオファイル・音楽ファンの憧れの的です。 Record Label "LARGE DOG IN SEMI-CIRCLE" WITH BLACK LETTERING Recording & Weight MONO 1枚組(170g) Release & Stamper 1961 2/1 通販レコード オーダー番号 34-16720 販売価格 3,000円

黄金期の響き*クレンペラー指揮フィルハーモニア管、ノルドモ=レーヴベリ、ルートヴィッヒ ベートーヴェン・交響曲全集

全体的には悠然としたスタイルで、クレンペラーその人の芸風を間近に感じる。  英EMIの偉大なレコード・プロデューサー ウォルター・レッグは、1954年に目をかけていたカラヤンがベルリンに去ると、すぐさま当時実力に見合ったポストに恵まれなかったクレンペラーに白羽の矢を立て、この巨匠による最良の演奏記録を残すことを開始した。  レッグがEMIを去る1963年まで 夥しい数の正に基準となるようなレコード がレッグ&クレンペラー・フィルハーモニアによって生み出された。本盤も基準盤の一枚で、レッグの意図する処がハッキリ聴き取れる快演。クレンペラーの解釈は揺るぎのないゆっくりしたテンポでスケールが大きい。ゆったりとしたテンポをとったのは透徹した目でスコアを読み、一点一画をおろそかにしないようにとも思いたくなる。この気迫の籠った快演は聴き手に感動を与えずにはおきません。また何度聴いても飽きません。フィルハーモニアはまさにクレンペラーの為に レッグが作り出した楽器 だと言う事、しみじみと感じました。一音一音が耳に突き刺さってきました。  オーケストラの配置が第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが指揮者の左右に配置される古いスタイルで包み込まれるような感覚は、ステレオ録音で聴く場合には、やはり和音の動きなどこの配置の方が好ましいような気はするが。何ものにも揺るがない安定感と、確かに古いスタイルながら純粋にスコアを再現した音が、本盤には一杯詰まっている。本盤聴くとクレンペラーによってベートーベンの隠れていた音符が一音一音浮かび上がってきます。  この時代はモノラル・テイクとステレオ・テイクが同時進行していました。モノラル・セッションはダグラス・ラター、ステレオはクリストファー・パーカーと違うプロデューサーが其々担当していました。 通販レコードのご案内  定評あるベートーヴェン全集 《英カラー・スタンプ・ドッグ盤》GB EMI SLS788/9 クレンペラー ベートーヴェン・交響曲全集  1958年から64年にかけて録音された全集&序曲集だが、交響曲は1958年から61年の間に録音されており、クレンペラーの戦後黄金期の作品。クレンペラーらしい揺るぎのないゆったりとしたテンポとがっちりとした構築性に満ちた全集です。重厚なベートーヴェンを聴きたいなら、いまだにファース

熟成された濃密な男盛りを味わう*オイストラフ クレンペラー指揮フランス国立放送管 ブラームス・ヴァイオリン協奏曲

通販レコードのご案内  何十年もクラシック音楽を聴いてこられたオールドファンにとってダヴィッド・オイストラフはやはり特別な思い入れがあるヴァイオリニスト。 《英マジック・ノーツ盤》GB COLUMBIA SAX2411 オイストラフ&クレンペラー ブラームス・ヴァイオリン協奏曲  20世紀を代表する巨匠ヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ。1908年ウクライナ、オデッサに生まれオイストラフはソ連を代表するヴァイオリニストとして君臨しました。第2次大戦終了後西側での活動が本格的に始まると20世紀を代表する巨匠としての評価を確立しました。英EMIにはメジャー・レーベルとして最も多くの録音を残し、得意のレパートリーは、いずれも名演のほまれ高い演奏です。1950年代後半から60年代前半のオイストラフ絶頂期の録音。  パリ、サルワグラムで録音されたクリュイタンス&フランス国立放送管とのベートーヴェンと並ぶクレンペラー&フランス国立放送管とのブラームスは、協奏曲集の決定版。 1960年11月パリ、サル・ワグラムでの録音。優秀録音、名演奏、名盤。 名演奏が数多くあるブラームスのヴァイオリン協奏曲ですが、中でも名盤中の名盤。コンディションも良好です。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21232.jpg October 28, 2019 at 05:15PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1071403.html via Amadeusclassics

厳粛な精神性ではなく大衆的表現★個性美 フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル ワーグナー・序曲集〜タンホイザー序曲

求心力がある演奏。序曲だけで名作オペラの真髄を知る。曲が進むに連れ次第にドラマの深淵へと引きずり込まれてゆく。  先輩格のニキッシュから習得したという指揮棒の動きによっていかにオーケストラの響きや音色が変わるかという明確な確信の元、自分の理想の響きをオーケストラから引き出すことに成功して云ったフルトヴェングラーは、次第にそのデモーニッシュな表現が聴衆を圧倒する。  当然、彼の指揮する管弦楽曲は勿論のこと、オペラや協奏曲もあたかも一大交響曲の様であることや、テンポが大きく変動することを疑問に思う聴衆もいたが、所詮、こうした指揮法はフルトヴェングラーの長所、特徴の裏返しみたいなもので一般的な凡庸指揮者とカテゴリーを異にするフルトヴェングラーのキャラクターとして不動のものとなっいる。この得意のリヒャルト・ワーグナーの序曲、前奏曲も、特にこうしたキャラクター丸出し。  演奏も全く機械的ではない指揮振りからも推測されるように、楽曲のテンポの緩急が他の指揮者に比べて非常に多いと感じます。しかし移り変わりがスムーズなため我々聴き手は否応なくその音楽の波に揺さぶられてしまうのである。 通販レコードのご案内 《仏 ラージドッグ・セミサークル盤》FR VSM FALP30.213 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ワーグナー・序曲集  求心力がある演奏。序曲だけで名作オペラの真髄を知る。曲が進むに連れ次第にドラマの深淵へと引きずり込まれてゆく。ウィーン・フィルのメンバーもオペラを理解していたし、フルトヴェングラーの伝えんとすることは心得たものだったのだ。 ■「タンホイザー」序曲、「ローエングリン」第1幕への前奏曲、「さまよえるオランダ人」序曲、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-18274.jpg October 28, 2019 at 02:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1024177.html via Amadeusclassics

響きは理知的で悠揚迫らざる★指環組曲風の《第3集》 クレンペラー指揮フィルハーモニア管 ワーグナー・管弦楽曲集 第3集

通販レコードのご案内  迫力満点で極限的なスケールが終始維持されている上に、透明で深い静謐感を持った弱音も意味深く、ここで繰り広げられている音楽世界に陶然とすることしか出来ないワーグナーの序曲、前奏曲集の極めて素晴らしいレコードだ。 《カラー切手ドッグ盤》GB EMI ASD2697 オットー・クレンペラー ワーグナー・管弦楽曲集 第3集  全ての音に漲るエネルギーが尋常ではない。迫力満点で極限的なスケールが終始維持されている上に、透明で深い静謐感を持った弱音も意味深く、ここで繰り広げられている音楽世界に陶然とすることしかできない。迫力満点で極限的なスケールが終始維持されている上に、透明で深い静謐感を持った弱音も意味深く、聴き終えた時には放心状態。  四部作《ニーベルングの指環から》の4曲、楽劇「ラインの黄金」より「神々のワルハラへの入城」、楽劇「ワルキューレ」より「ワルキューレの騎行」、楽劇「ジークフリート」より「森のささやき」、楽劇「神々の黄昏」より「ジークフリートのラインへの旅」の Side 1 は、交響楽章の趣きのある、およそ30分の手頃なプログラムだ。Side 2 には、歌劇「タンホイザー」より第3幕への前奏曲と舞台神聖祝典劇「パルジファル」より第1幕への前奏曲を並べることで、ワーグナーの中期と晩年を聴き比べると共に、中世ドイツの神聖な雰囲気を押し出すことが出来る。  クレンペラーはオペラ劇場の指揮者であったから、こうしたアイデアは手練れていただろう。ワーグナーの序曲、前奏曲集の極めて素晴らしいレコードだ。各面の取り合わせは EMI のレコードセールス面での要望もあっただろうが、第1集から第3集まで、曲の並びにまでクレンペラーの意思が貫かれている。CDでは、LP3枚分を2枚に、曲順を変えている。他の盤で発表された、《ジークフリート牧歌》と《ジークフリートの葬送行進曲》を、この4曲の流れに挟んでいるのは勢いを削いでしまって残念だ。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-19762.jpg October 28, 2019 at 10:00AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.ote

録音が非常に優秀★アルゲリッチ アバド指揮ベルリン・フィル プロコフィエフ・ピアノ協奏曲3番、ラヴェル・ピアノ協奏曲

通販レコードのご案内  アルゲリッチのピアノは静かに穏やかにセンチメンタルな表現で賑やかさの裏の淋しさを見事に表現している。 《独ブルーライン盤》DE DGG 139 349 アルゲリッチ ラヴェル・ピアノ協奏曲  アルゲリッチの猛烈な打鍵がひたすら心地良いダイナミックな名盤。まだ若かったアバドも元気な伴奏をつけており、当時、カラヤンのもとではスタイリッシュでゴージャスなサウンドを聴かせていたベルリン・フィルも、ここではまさにパワー全開です。ラヴェル、プロコフィエフともに強烈な仕上がりですが、作品との相性ではやはりプロコフィエフでしょう。全編息きつくヒマもない緊迫感が快適です。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-15397.jpg October 28, 2019 at 07:00AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1044652.html via Amadeusclassics

高名な三人も楽団員★オイストラフ、リヒテル、ロストロポーヴィチ、カラヤン指揮ベルリン・フィル☆ベートーヴェン・三重協奏曲

通販レコードのご案内  70年初出。当時の人気はものすごく。メーカーの営業マンの話しによれば毎日歌謡曲並みに売れていたとか。兎も角このメンバー以上による、この曲の録音は考えられなく、まさに空前絶後とはこのこと。 《英初期プレス盤》GB EMI ASD2582 オイストラフ&ロストロポーヴィチ&リヒテル ベートーヴェン・三重協奏曲  熊本のクラシック音楽専門の中古盤店の店主が定番にしている思い出話だが、それほど発売前から大きな話題になりました。大きな販促用のポスターが記憶に残るほどでした。まだまだレコードの売上としては若者中心のロックやジャズより、クラシック音楽のレコード購入者が確かな買い手だったのでしょう。  ロシアの三大巨匠、ダヴィッド・オイストラフ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、スヴャトスラフ・リヒテルとカラヤン率いるベルリン・フィルという、大手レーベルでなければ、決して実現しない様なオールスターによる《ベートーヴェン・三重協奏曲》。ヴァイオリン協奏曲や、ピアノ協奏曲と比べて、ベートーヴェンといえども馴染みの薄い《トリプル協奏曲》。当時の日本人の中には初めて手に取ったクラシック・ファンもあったかもしれませんね。 「この三人のソロで、カラヤン指揮ベルリン・フィル」だから、いっちょ聴いてみよかい、って。今でも興味惹かれることは変わらないでしょう。  高名な三人の独奏者もここでは楽団員です・・・、カラヤン/ベルリン・フィルの録音は星の数くらい沢山あるが、ベルリン・フィルの実力を最高に引き出しているという点では当盤も最右翼でしょう。それは極めてスタイリッシュかつパワフルで録音も素晴らしく、オーディオ的観点からも胸のすく音の洪水。本録音はカラヤンの何時もの重厚感がたまらなくいいし、豪華絢爛なベルリン・フィルも健在。ベルリン・フィル伝統のアンサンブルは健在で他に得られない圧倒的なものです。 ー それほど気合が入っているのは、この時カラヤンと EMI それぞれの思惑が大きく存在しています。そして、このレコーディングにはリヒテルが再録音を主張していますが、長くなるので改めて書きます。 ー カラヤン好きにはオススメの1枚。 … 念を押しますが、ベートーヴェンの三重協奏曲の面白さがわかるようになってから聴きましょう。 1969年9月、ベルリン、イエス

神秘的なほどの純粋さ★パールマン、バレンボイム指揮パリ管☆ラロ・スペイン交響曲、ベルリオーズ・夢とカプリッチョ

通販レコードのご案内  『サラサーテの演奏スタイルはセンセーショナルなほど新しくモダンであり、ロマン時代のはじめのヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾの、もっと修飾的かつ熱狂的で奔放な演奏スタイルとは全く違っていた』 《デジタル盤》DE DGG 2532 011 パールマン ラロ・スペイン交響曲  イツァーク・パールマンは彼が22歳の時に録音した最初のコンチェルト・グループ ー チャイコフスキー、シベリウス、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番 ー の入れなおしを完了した時、これらの初録音を未熟だと思っていると言っていた。パールマンほどの名手になると、若き日の録音はそれなりに価値があり、一人の偉大なアーティストの成長の軌跡をたどることの出来る貴重なドキュメントというべきだろう。  ラロの『スペイン交響曲』の最初の録音は1969年9月新譜としてイギリスで発売された。本盤は12年ぶりの入れ直しとなったデジタル録音。これでのパールマンの演奏には、サラサーテの再来を思わせるところがある。  パールマンは13歳の時、エド・サリヴァン・TVショーのゲストに招かれて、渡米して研鑽を深めるきっかけを掴んだが、このレコードの発売当時、彼は自己を語っている。『ぼくは、ぼくが13歳で信じがたいほどの驚異的天才であったとは信じていない。OK、ぼくは才能に恵まれてはいたが、アブノーマルな天才じゃなかったな ― 天才とは、良かれ悪しかれ、アブノーマルなもんでしょう。ぼくの場合には、それは健全な才能だったし、ぼくの生活からかけ離れたものじゃなかった(グラモフォン誌 '81年9月号)』  クライスラーとハイフェッツのレパートリーを現代に更新し充足しうるヴァイオリニストと言ったら、パールマンを措いて他にないだろう、と期待が大きかった時代を邂逅できるレコード。 品番 34-10020 商品名 DE DGG 2532 011 パールマン ラロ・スペイン交響曲 レコード番号 2532 011 作曲家 エドゥアール・ラロ 演奏者 イツァーク・パールマン オーケストラ パリ管弦楽団 指揮者 ダニエル・バレンボイム 録音種別 STEREO DIGITAL http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassi

豪快にしてダイナミックな下品さ★ プライス、ヴィッカーズ、メリル、ショルティ指揮ローマ歌劇場管 ヴェルディ・アイーダ

日本ではショルティのヴェルディ演奏はレクイエム以外ほぼ黙殺されてしまった。不思議な話である。  『大丈夫です。履いてますよ』と籠目ていたポーズを正すというのが流行していますね。その以前には、『ワイルドだろぉ~』というのが流行ってましたが。わたしには生まれた時に同じ病院で、しかも近所で親同士も親しかった幼なじみの男の子が二人いまして、お風呂に一緒に入ると男の子のとんがったものを握るのを観て、親はいやらしいとは言わなかった。10年経って、三人はお互いの身体にいやらしさを感じた。さて、古代ローマ人がローマ風呂から現代の銭湯に迷い込んでくる人気漫画が映画化されてヒットしたが、それでは男湯に迷い込んでいたが、その古代ローマ人は現代日本の風俗に目を背けるだろうか。  王女の身分を隠して敵国の王女の世話をしている主人公。解放を懇願する捕虜の中に長年あえなかった父王の姿を見つけて思わず声をかけてしまったので身分がバレてしまう。そこから音楽は登場人物たちの心情をとことん語り尽くすが、音響的聴かせどころは前半だ。  有名な「凱旋行進曲」のアイーダ・トランペット独特の輝きを振り撒きながら突き進む音色や、その前のワイドでド迫力の合唱もショルティの引き締まったスケール豊かな指揮と相まって実に見事でスカッと気分爽快になる。オーディオ的に聴いても第一幕第一場後半や第二場後半の合唱が力強くワイドに拡がり、その迫力に圧倒されてしまう。  レコード店の大先輩から、ショルティの音はとにかくでっかかったと教わったことがある。ホールが飽和するほどにオーケストラを響かせたということだろうが、そうした批評が割りを食わせているのがショルティのこの『アイーダ』だ。曲に対する期待が二分するのだろうか。舞台演出や生演奏には到底及ばないわけでレコード録音はアプローチが違って当然だ。  本盤でショルティは、ヴェルディが意図したと思われる古代の遺跡や彫像に通ずる率直で硬質なドラマティシズムをあますところなく表現している。「アイーダ」が近世ヨーロッパのドラマではなく、古代世界の物語であることを納得させられる。そこから古代人の質朴な愛憎の葛藤も浮かび上がってくる。上品さにかけるが、生々しく心情を吐露していて生き様として迫ってくるじゃないか。巫女たちの妖艶な歌声が堪らなく厭らしい。 通販レコードのご案内 《

録音史上最もドラマティックな演奏へと結実★座右の宝 シャルル・ミュンシュ指揮パリ管 ベルリオーズ・幻想交響曲

通販レコードのご案内  ミュンシュもパリ管もデビュー戦。持ち前の大きく、粗っぽい程に、気合い、情熱が入りまくった演奏です。 《仏ラージ・ドッグ・セミサークル盤》FR VSM C069-10595 シャルル・ミュンシュ ベルリオーズ・幻想交響曲 ❖ミュンシュは音楽が持っているのストーリー性を、物語の様な視点で語りかけてくる。それが度を越すケースが多いのだけど、熱を持って表現する。ベルリオーズの幻想交響曲とブラームスの第1交響曲でのミュンシュがドライヴするパリ・コンセバトワールの燃焼ぶりは永遠に色褪せることがない。ミュンシュのキャリアはヴァイオリニストからスタートしていますが、若かりし頃、ゲバントハウスのコンマスに就任、その時の指揮者がフルトヴェングラーだった。毎日その巨匠の目の前に座って多くのことを習得したことから、しらずと例の拍子をぼかす内容重視の指揮法はフルトヴェングラーの指揮姿から身につけたものと推察出来ます。ミュンシュは当時ドイツ領だったストラスブルク出身であることから、れっきとしたドイツ人であるがゆえにブラームスなどのドイツモノまで得意としていたのは当然、彼の演奏で聞いても見たかったがバッハも熱愛していた。そのアイデンティティあってこそのベルリオーズなどのフランスモノでの情熱的な指揮ぶり、爆発的な熱気あふれる音楽表現で感動的。❖ ❖ミュンシュのザ・ベストとなれば、まずこれがあげられよう。思うがままに棒の振れた充足感に溢れている。解釈は当然ながら徹底していて、ベルリオーズの標題性とドラマ性を思い切りよく描き出した。一度聴いたら忘れられない名演。指揮者と作曲家、指揮者と作品とが特別なきずなで結ばれている、そんな感銘に浸らせる名盤である。ドラマティックな解釈も素晴らしいし、演奏にかける情熱、覚悟にもただならぬ気配が充満しているが、その背景にはこの名作だけが持つ真実性を、全身全霊をかけて明らかにしようとしたミュンシュの使命感があり、それが強烈な説得力となって演奏全体に輝きとスリルを与えている。ミュンシュの美学を背負って立つオーケストラも傑出、聴き手を演奏芸術の神髄に立ち会わせてくれる。座右の宝である。❖ http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-19525.jpg October 2

GB COLUMBIA SAX2481 ニコライ・ゲッダ フランス・オペラ・アリア歌曲集

《通販レコードのご案内》 ジーリやスキーパからもリリカルな優雅さとデリカシーを継承、自身の声質の適性を見極めて不適当と判断した役柄には手をつけず、一方で、オペレッタや、ミュージカル作品に魅力を発揮。カラス、ロス・アンヘレス、シュヴァルツコップといったトップ・ソプラノとの共演でも指名されている。 品番 34-17408 商品名 GB COLUMBIA SAX2481 ニコライ・ゲッダ アリア歌曲集 レコード番号 SAX2481 演奏者 ニコライ・ゲッダ オーケストラ フランス国立管弦楽団 指揮者 ジョルジュ・プレートル 録音種別 STEREO ジャケット状態 EX- レコード状態 EX 製盤国 GB(イギリス)盤 グレード(声楽) ミディアム 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド コロムビア(Columbia)社のレコードで、最もオーディオファイルに人気があるのは、オットー・クレンペラーやアンドレ・クリュイタンス、ダヴィッド・オイストラフそしてレオニード・コーガンなどの名録音で非常に有名な、SAX(サックス)シリーズでしょう。イギリス・プレス初期盤。 《 ターコイズ・ラベル 》ブルー・シルヴァーと呼ばれもするステレオ録音レコードのオリジナル・ラベル。薄い水色(ターコイズブルー)に銀の網掛けがベースとなり、黒色でレコード詳細が記述されている。中央上部に音符のマーク、その下に COLUMBIA の文字、中央に「 stereo phonic 」と描かれている。華やかで重厚なレーベルデザインは中古レコードコレクターの人気を集めており、 ほとんどのブルー・シルバー・レーベルは高価で取引されている。SAX 2307 (コーガン ブラームス・ヴァイオリン協奏曲)、SAX 2263 (シュタルケル ドボルザーク・チェロ協奏曲)は1万円を超える。SAX 2252 から 2539 まで(除 2526、2532)の初版ラベルとして利用された。 Record Label BLUE&SILVER Recording & Weight STEREO 1枚組 (150g) Release

11月の鑑賞会は五福公民館で、バッカスの饗宴!台風に負けるな大収穫を祈願して麦踏み均せ◉第70回蓄音機を楽しむ会のご案内

(ご案内) 期日 令和元年11月24日(第4日曜) P.M. 1:30〜 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F 関東・千葉方面、台風の直撃で大変な被害を受けお見舞い申し上げます。しかし、10月上旬位まで九州も油断できません。海水温の上昇で影響が大ですね。まだヽ残暑が厳しいですね。お体をくれぐれもご留意くださいませ。(9/14 小出) 第1部 ベートーヴェン作曲 交響曲第7番 イ長調 作品92  今月の例会ではベートーヴェンの交響曲第7番を聴きます。前回の交響曲第6番の閑寂から一転、その強力なエネルギーの爆発から「バッカスの饗宴」と評される情熱的な大曲です。何分演奏時間の長い曲ですので、時間の関係上演奏の一部を割愛しますが、ワーグナーが「舞踏の聖化」と評したこの曲の特徴とも言うべき、第1と第4楽章はじっくり聴きたいと思います。 1954年録音のフルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル演奏による、この曲の決定版で楽しみましょう。 第2部 平成版・名曲新百選より  今回は運営委員で選んだ曲をとりあえずお掛けし、次回から皆様からリクエスト頂いたものをお掛けしたいと思います。 東京行進曲(佐藤千夜子)、丘を越えて(藤山一郎)、東京ラプソディ(藤山一郎)、一杯のコーヒーから(霧島昇)、小さな喫茶店(中野忠晴)他、計10曲ほどお掛けしたいと思います。どうかお楽しみに! http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/sp-concert-gofuku.jpg October 27, 2019 at 12:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108057.html via Amadeusclassics

豪快な機関車 痛快なレーシングマシン★DECCA ステレオを堪能 A Journey Into Stereo Sound

通販レコードのご案内  クラシックからジャズ、ポピュラー、ラテンまでの代表的優秀録音が詰まっています。エルネスト・アンセルメのリハーサル風景から「春の祭典」につづく A-5, A-6 はゾクゾク来ます。 《ワイドバンド ED1 深溝オリジナル盤》GB DECCA SKL4001 VARIOUS A JOURNEY INTO STEREO SOUND  1958年は一般的にはステレオ再生元年となります。それまでのモノラル再生とは異なる音場再生が可能になった ― ステレオ再生を PR する為に製作したレコードですね。当時は各社から同じ様な内容のレコードが発売されていました。そうしたレコードの中でも Full Frequency Stereophonic Sound ( ffss:全周波数立体音響)という技術を駆使したメーカーの PR 盤ですから、単に音楽鑑賞というよりも、当時の DECCA が誇った録音技術を振り返って、高音質サウンドを楽しんでみては如何でしょうか。ffss をこれから大々的に売り込もうという意気込みを感じます。  高音質な ffrr で高収益を上げた英デッカ社は、高価な AMPEX やノイマンなどの業務用機材購入、アコースティックな音空間の中でオーケストラのバランスを取る DECCA 特有の DECCA 録音を確立したということでしょうか。  ホール・トーンを適度に捉えつつ、個々の楽器や声をクローズアップして、両者を上手にブレンドする音づくりの基本となったプロセスを再現した音源を本盤で紹介している。吃驚するような音が詰まっています。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-5010.jpg October 27, 2019 at 08:00AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1011368.html via Amadeusclassics

今日はぜひともご来場ください GINGA and Kagura ― 鶴屋クラシックサロン オーディオ・ノート特別試聴会

(ご案内) 期日 令和元年10月26日(土曜日)、27日(日曜日) 時間 各日 P.M. 1:00〜6:00 場所 熊本市中央区手取本町 熊本鶴屋百貨店 東館3階 鶴屋クラシックサロン 日本のハイエンドオーディオメーカー「オーディオ・ノート社」のフラッグシップ機器による試聴会を開催いたします。 この機会にぜひご来場くださいませ。 (両日共、オーディオ・ノート社 代表取締役芦澤雅基氏、商品開発チーフデザイナー廣川嘉行氏が来場されます。) 〈使用機器〉 アナログプレイヤー 「GINGA」 MC昇圧トランス 「SF z」 フォノアンプ 「GE-10」 プリアンプ 「G-1000」 パワーアンプ 「Kagura」 スピーカーケーブル 「SPs-27」 (以上オーディオ・ノート社製) スピーカーシステム 「タンノイ・ウェストミンスター・ロイヤルGR」 会場 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/ginga-and-kagura.png October 27, 2019 at 04:00AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108668.html via Amadeusclassics

本日の午後に五福公民館で予定していたレコードコンサート開催は中止します◉第70回蓄音機を楽しむ会 中止のご案内

(ご案内) 期日 令和元年11月24日(第4日曜) P.M. 1:30〜 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F 会場都合により、10月27日に予定していたレコードコンサートは、11月24日に変更になりました。 第1部 ベートーヴェン作曲 交響曲第7番 イ長調 作品92  今月の例会ではベートーヴェンの交響曲第7番を聴きます。前回の交響曲第6番の閑寂から一転、その強力なエネルギーの爆発から「バッカスの饗宴」と評される情熱的な大曲です。何分演奏時間の長い曲ですので、時間の関係上演奏の一部を割愛しますが、ワーグナーが「舞踏の聖化」と評したこの曲の特徴とも言うべき、第1と第4楽章はじっくり聴きたいと思います。 1954年録音のフルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル演奏による、この曲の決定版で楽しみましょう。 第2部 平成版・名曲新百選より  今回は運営委員で選んだ曲をとりあえずお掛けし、次回から皆様からリクエスト頂いたものをお掛けしたいと思います。 東京行進曲(佐藤千夜子)、丘を越えて(藤山一郎)、東京ラプソディ(藤山一郎)、一杯のコーヒーから(霧島昇)、小さな喫茶店(中野忠晴)他、計10曲ほどお掛けしたいと思います。どうかお楽しみに! http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/sp-concert-gofuku.jpg October 27, 2019 from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1108055.html via Amadeusclassics

GB EMI CFP40031 コーガン&シルベストリ メンデルスゾーン、モーツァルト ヴァイオリン協奏曲

《通販レコードのご案内》 序奏から「一閃」、まさに研ぎ澄まされた鋭利な刃物が閃くようにソロが入ってくると鳥肌が立つ。 品番 34-8094 商品名 GB EMI CFP40031 コーガン&シルベストリ メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲&モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲3番 レコード番号 CFP40031 作曲家 フェリックス・メンデルスゾーン ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 演奏者 レオニード・コーガン 指揮者 コンスタンティン・シルヴェストリ オーケストラ パリ音楽院管弦楽団 録音種別 STEREO ジャケット状態 M- レコード状態 EX 製盤国 GB(イギリス)盤 グレード(協奏曲) ミディアム 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 Classics for Pleasure 》イギリス本国では「セラファム」は発売されていませんが、廉価レーベルとしてはClassics for Pleasure ( CFP, クラシック・フォー・プレジャー)とMusic for Pleasure ( CFP, ミュージック・フォー・プレジャー)がありました。 クラシック・フォー・プレジャーはクラシック音楽のローカルな新譜も含まれる魅力的なレーベルでした。 1965年にEMIからのライセンスを得た、ミュージック・フォー・プレジャーのカタログは、ケニーロジャース、ビーチボーイズ、ブロンディ、ピンクフロイド、ジミ・ヘンドリックス、アニマルズ、ザ・ビートルズなどの〝著名〟アーティストによるレコードを含んでいました。 Record Label WHITE&BLACK WITH BLACK LETTERING EMI PRESS Recording & Weight STEREO 1枚組 (150g) Release & Stamper 1961 通販レコード オーダー番号 34-8094 販売価格 5,000円 (税別) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 詳細掲載