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温かみと艶やかな響きに加え都会的な洗練さで魅了する◉ド・ペイエ、マーク指揮ロンドン響◯モーツァルト・クラリネット協奏曲

DECCA (ED1) の音質の良さとも合わさり音楽が楽しめます。

 ド・ペイエは1956年にロンドン交響楽団の首席クラリネット奏者に就任。この録音当時、まだ就任3年目という事になるが、実に落ち着きある吹きっぷり。クラリネット本来の木管楽器としての温かみと艶やかな響きに加え、都会的な洗練さも感じられる。
 ペーター・マークといえばモーツァルト解釈の名指揮者としても有名。ロンドン響もさすが同士の演奏とだけあって、見事な好サポートを繰り広げている。

GB DECCA SWL8024 ペイエ モーツァルト・クラリネット協奏曲 GB DEC SWL8024 ペイエ モーツァルト・クラリネット協奏曲
10 inch 盤10インチ盤は主に1950年代まで作られていたSP盤や初期のLP盤で、直径25センチ。12インチ盤は直径30センチです。この初期のLP盤は国民がSPで10インチ盤に慣れている事から最初のLPが12インチでは無く10インチで製造されていたと思われます。ただし、回転数は33回転。両面30分前後で、協奏曲一曲には向いています。トルトゥリエが録音したチェロ協奏曲やアンコール集は10インチ盤で先に発売されています。1960年代まで製造されてました。

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