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7月, 2019の投稿を表示しています

フレッシュな輝きが作品にとてもマッチ◉アシュケナージ、ケルテス指揮ロンドン響◯モーツァルト・ピアノ協奏曲9&8番

通販レコードのご案内 アシュケナージは20歳代。世界的名声を確立した頃の爽快な演奏。 GB DECCA SXL6259 (ピアノ)ウラジミール・アシュケナージ (指揮)イシュトヴァン・ケルテス (管弦楽)ロンドン交響楽団 (曲目) モーツァルト・ピアノ協奏曲9&8番 モーツァルト指揮者としても名を馳せたケルテスの入念な指揮にも注目。 1966年に20歳代のアシュケナージがケルテスと共演して録音した、若々しい息吹に溢れたモーツァルトのピアノ協奏曲集。彼が ― あるいは彼らが、世界的な名声を確立した頃の録音で、そのフレッシュな輝きが作品にとてもマッチしています。モーツァルト指揮者としても名声を馳せたケルテスの愛情溢れる指揮ぶりも聴きものです。アシュケナージの数あるデッカ録音の中で最高ランクの演奏と言えないか。それもケルテスがバックを固めてイッセルシュテットの息子エリック・スミスと大御所ケネス・ウィルキンソンが制作しているから、当然と言えば当然か。ED2が初出。 1966年6月ロンドン、キングズウェイ・ホールでのエリック・スミス&ケネス・ウィルキンソンによる録音、イギリス・プレス、ステレオ。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21417.jpg July 31, 2019 at 11:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1101863.html via Amadeusclassics

DE EURODISC 25278XAR ゴットロープ・フリック ホルスト・シュタイン ベルリン響 有名オペラ・アリア集

《通販レコードのご案内》 低音の魅力!「黒い声」と呼ばれた雄大でゆったりと優雅とも言える歌唱が心地よい。 品番 34-15195 商品名 DE eurodisc 25278XAR ゴットロープ・フリック 有名オペラ・アリア・歌曲集 レコード番号 25278XAR 演奏者 ゴットロープ・フリック 作曲家 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト   ジュゼッペ・ヴェルディ   リヒャルト・ワーグナー   録音種別 STEREO ジャケット状態 M- レコード状態 M- 製盤国 DE(ドイツ)盤 グレード(声楽) レギュラー 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 EURODISC AUSLESE 》は主にアリオラのレーベルで知られるドイツのレコード会社。前身はOPERAレーベル。第2次世界大戦前に映画会社「ウーファ」の子会社としてスタートした「アリオラ・ソノプレス社」のクラシック部門として、1964年に「Eurodisc」の名称になります。旧・西ドイツにおいてはミュンヘンのレーベルとして、ギンペルやブリュショルリの名盤を自主制作もしましたが、旧ソ連のメロディアや東ドイツのETERNAの音源を西側で発売していたことで有名。一方、旧・西ドイツではドイツ・グラモフォン、エレクトローラ、テルデックと共に「4大レーベル」として知られていました。日本では日本コロムビアからの発売に始まり、RCAビクター、BMGへと発売元が変わるに連れ、廉価レーベルの印象も生んでいる。 RecordLabel GOLD WITH BLACK LETTERING Recording&Weight STEREO (140g) Release&Stamper - 通販レコード オーダー番号 34-15195 販売価格 1,800円 (税別) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 詳細掲載ページ https://ift.tt/332Ui6g http://img01.o

マーラー解釈の神髄*クンダリ、フォレスター、ワルター指揮ニューヨーク・フィル マーラー・交響曲2番「復活」

通販レコードのご案内  マーラーの直弟子でもあり、同じユダヤ人として時代を共有したものでなければなし得ない強い共感に満ちあふれた演奏を聴かせている。 《米2Eyes盤》US COLUMBIA MS6008-9 ワルター・ニューヨークフィル マーラー・交響曲2番復活  一時は引退を表明して80歳を越えた晩年のワルターは米国は西海岸で隠遁生活送っていたが、米コロンビア社の若き俊英プロデューサー・ジョン・マックルーアに説得されドイツ物中心にステレオ録音開始。日本の北斎に譬えられたように、まさに80歳にして立つと言った感じ。  引退していたワルターを引っ張り出し、『マーラー直弟子のワルターが伝えるマーラー解釈の神髄。』とコピーが常套句になっていますがワルターの心情はどうだったのか、と考えます。この『復活』は、その彼のステレオ録音の最初の1枚となったものです。マーラーの弟子であったワルターが、それまでの手兵ニューヨーク・フィルを指揮してステレオで最初にとりあげたのが『復活』だったというのはまさに僥倖であったといえるでしょう。  この録音はニューヨーク・フィルとウェストミンスター合唱団。あとに続くレコードのためのオーケストラのとは違ったんじゃないか。ドイツものとしてマーラーを録音できることに特別な思いを強くしたのではないか。録音は穏和な表情の中にどことなく哀感が漂うような、独特の味わいがあります。低音域を充実させたドイツ的なスタイルで、ロマンティックな情感を適度に盛り込みながら柔らかくたっぷりと歌わせたスケール感豊かな名演。  マーラーも、巨匠ワルターの芸風に最もしっくりと馴染む作曲家の一人だったように思う。マーラー直系の愛弟子ですから、当然と言えば当然ですが、同じユダヤ人として時代を共有したものでなければなし得ない強い共感に満ちあふれた演奏を聴かせている。歴史的名盤といえる録音だ。ワルターのステレオ録音が聴けるとは、米コロンビア社の英断に感謝せずにはいられません。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23029.jpg July 31, 2019 at 08:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassic

オイストラフのもう一つのトリプル◉オイストラフ・トリオ&サージェント指揮フィルハーモニア管◯ベートーヴェン・三重協奏曲

DE COL SMC80871 オイストラフ・トリオ&サージェント ベートーヴェン・三重協奏曲 ◎全員が大将だったカラヤン盤と比べ、こちらは室内楽的なアンサンブルを強く感じさせます。しかし技巧的な完璧さは全くひけをとらず、旧ソ連ならではの超人的演奏を聴かせてくれます。 DE COL SMC80871 オイストラフ・トリオ&サージェント ベートーヴェン・三重協奏曲の商品詳細: アナログ・レコード 通販 RECORD SOUND . http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-18885.jpg July 31, 2019 at 05:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e913077.html via Amadeusclassics

針をおろして聞き終わるまで気迫と躍動感が溢れてる◉ケルテス指揮ウィーン・フィル◯モーツァルト・交響曲25&40番

通販レコードのご案内 ケルテス&ウィーン・フィルは出だしから躍動感に溢れ、その気迫に圧倒される。今後とも凌駕する盤は出てくるとは思えない、これを落ち込んだ時に聴くと勇気付けられます。 GB DECCA SXL6617 (指揮)イシュトヴァン・ケルテス (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (曲目) モーツァルト・交響曲25&40番 滑らかな弦楽器や質感の伴った独特のウィーンの管楽器、ゾフィエンザールでの雰囲気を伴った素晴らしい録音。 ケルテスは録音時、弱冠33歳でした。ウィーン・フィルとは1961年の3月に有名な「新世界」からDECCAとの録音をスタート。ウィーン・フィルとのモーツァルト録音は1972年までの10年間にわたりますが、ケルテスのモーツァルト解釈はほぼ一定でした。テンポは中庸で安定感があり、細部への心遣いや響きの透明感から来る精緻な表現は、同時にケルテスという指揮者の需要な要素であり現代でも支持される由縁でしょう。同時期のオイロディスクへのモーツァルト録音も、同じく響きの美しさは目を見張るものがあります。水死する寸前の1972年11月ウィーン、ソフィエンザール・セッション、カルーショー残党クリストファー・レーバーンのプロデュース、ジェームス・ロックの録音。録音秀逸なのは言うまでもない。当時のDECCA録音は今でも瑞々しいくらいの鮮度を保っており、当時のウィーン・フィルの木質的な美しい響きを聴きとれます。ハーモニーの美しさは絶品で、数多くあるウィーン・フィルのモーツァルト録音の中でも屈指の名盤と言えるでしょう。ケルテス&ウィーン・フィルが残した数少ないモーツァルトの名演、かつ優秀録音、ED4 オリジナル、ダメ押しとして程度良好買い替えに既に御持ちの方にもお勧め、数少ないモーツァルトの短調交響曲カップリングの好企画盤。 イギリス・プレス、ステレオ、ED4初期盤。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23019.jpg July 31, 2019 at 01:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e110

熟成された濃密な男盛りを味わう★オイストラフ、マルティノン指揮フィルハーモニア管☆ラロ・スペイン交響曲

通販レコードのご案内  『オイストラフがこの国を訪れたら、他のヴァイオリニストは全て太陽の前の星の如く輝きを失うであろう』と語ったトスカニーニ好みの演奏。それは『問題集の解答編を見させていただく感じ』だ。 《ロイヤル・ブルー盤、フランス製棒付きジャケット》FR COLUMBIA FCX427 ダヴィッド・オイストラフ ラロ・スペイン交響曲  この演奏は、オイストラフの超絶的名演でしょう。  この時オイストラフは46歳、弾き盛りだけあって縦横無尽に歌いまくります。若干ゆっくりしたテンポですが、それがかえって細かいテクニックや芳醇なワインの様な美音を聴かせてくれます。マルティノンとフィルハーモニア管弦楽団も充実の演奏でオイストラフを上手くサポートしています。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-19281.jpg July 31, 2019 at 10:00AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e982894.html via Amadeusclassics

人間の魂を歌う巨匠*これを聴くだけでモーツァルトに開眼できる ワルター指揮コロンビア響 モーツァルト・後期交響曲集

モーツァルトの後期の交響曲。  ワルターはモーツァルトを得意としており、楽屋でモーツァルトの霊と交信していたという噂さえ伝説として残っているほどだ。生涯最後の録音も、モーツァルトのオペラ序曲集であった。晩年のコロンビア交響楽団とのステレオ録音では交響曲第36番、第40番、またニューヨーク・フィルとのモノラル録音では第35番、第38番、第39番、第40番、第41番などが名演奏として知られている。また、戦前のウィーン・フィルとの録音(『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』など)や、1952年のウィーン・フィルとの交響曲第40番のライヴ録音、ザルツブルク音楽祭での交響曲第25番、『レクイエム』のライヴ録音などは今でも名演奏と称えられている。オペラでは、メトロポリタン歌劇場での『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』等が知られている。  20世紀後半にモーツァルトの権威とされたカール・ベームも、「バイエルン歌劇場音楽監督であったワルターが私を第4指揮者として招聘し、彼がモーツァルトのすばらしさを教えてくれたからこそ、モーツァルトに開眼できた」と告白している。 芸術の品位は、多分、音楽において、とりわけ高貴にあらわれている。それは、音楽には余計な素材が何もないからなのだ。音楽は、ただ、形式と内容とだけで、その表現する一切のものを高め気高くすることが出来る。  このゲーテの言葉は、まず、誰をおいてもミューズの子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756〜1791)を思い出させる。古典主義芸術の花が、芳しく咲き誇った18世紀の中頃、ドイツとイタリアのほぼ中間、オーストリアのザルツブルグの街に生まれたこの天才の残した足跡は、たしかに、今日の私たちが18世紀から求め得る、最も豊かな美しい財産なのだ。  交響曲が、それ独自の特性と、いわばモニュメンタルな意味をも持つためにはベートーヴェンを待たなければならないが、その兆しは既に、この6曲とハイドンの12曲からなる〈ザロモン・セット〉に見て取れる。とりわけ、元来がセレナードとして作曲されながら、そこにそれまで聴くことの出来なかった張り詰めた緊張を盛るのに成功した《ハフナー交響曲》は、新興の芸術形態として決して恵まれた環境にはなかった交響曲のあり方を示しているとともに、新しい時

DGGに無い魅力が本盤に有る*カラヤン指揮ベルリン・フィル ドヴォルザーク・新世界より、スメタナ・モルダウ

決して手抜きをしないのがカラヤンと完璧主義者のレッグ・コンビが生み出した陶酔。理想的なレコード・サウンド!  スタイリッシュなドヴォルザークの《 新世界より 》です。  この名曲はドヴォルザークの交響曲第9番ですが、レコード盤のラベル面、レコード・カバー裏のライナーを見ればわかりますが、 交響曲第5番 と表記されています。カラヤンは DGG でも同曲をレコード発売しますが、それでは「第5(9)番」と初版では印刷されている。  ドヴォルザークの原典版がチェコ国内では整備され始めていましたが、国際版で作品番号の変更が行われるようになった時期だったから、まだローカル色がどうこうという状態じゃなかった。カラヤンがつくる洗練されたスタイルこそがドヴォルザークの一般音楽ファンに浸透させるのには大きな働きとなったと信じている。  この時期、DGG 専属だったベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と EMI への録音が始まる。レッグが EMI から去るのも間近と思われていたこの頃で、カラヤンの DGG 移籍のための手切れ金替わりとされる。懐疑的な思いを EMI はステレオ録音に持っていて、一方ではステレオ録音をしたいというカラヤンの強い希望を持っていて。その条件として EMI の提案がベルリン・フィルを指揮しての《新世界より》だったのだろう。  英コロムビア時代のカラヤンの指揮は殆どが フィルハモニア管弦楽団 ですが、本盤はコロムビア時代には大変珍しい ベルリン・フィルハーモニー との組み合わせ。《新世界より》には、フィルハーモニアでレコードを発売するよりも「 ベルリン・フィルが EMI に初登場! 」の効果は大きかっただろう。だったらステレオ盤で発売しても成果はあると算用したと思う。同じ日にヒンデミットの《画家マチス》も録音している。後に《モルダウ》を組み合わせる変更になったのかと想像する。 通販レコードの案内 フランス製棒付きジャケット 《仏ロイヤル・ブルー銀文字盤》FR COLUMBIA SAXF814 カラヤン ドヴォルザーク・交響曲9(5)番「新世界」/スメタナ・交響詩「モルダウ」  英 EMI の偉大なレコード・プロデューサー ウォルター・レッグは戦後ナチ党員であったとして演奏を禁じられていたカラヤンの為に、レッグ自ら1945年に創立したフィルハーモニア

フレッシュな輝きが作品にとてもマッチ◉アシュケナージ、ケルテス指揮ロンドン響◯モーツァルト・ピアノ協奏曲9&8番

通販レコードのご案内 アシュケナージは20歳代。世界的名声を確立した頃の爽快な演奏。 GB DECCA SXL6259 (ピアノ)ウラジミール・アシュケナージ (指揮)イシュトヴァン・ケルテス (管弦楽)ロンドン交響楽団 (曲目) モーツァルト・ピアノ協奏曲9&8番 モーツァルト指揮者としても名を馳せたケルテスの入念な指揮にも注目。 1966年に20歳代のアシュケナージがケルテスと共演して録音した、若々しい息吹に溢れたモーツァルトのピアノ協奏曲集。彼が ― あるいは彼らが、世界的な名声を確立した頃の録音で、そのフレッシュな輝きが作品にとてもマッチしています。モーツァルト指揮者としても名声を馳せたケルテスの愛情溢れる指揮ぶりも聴きものです。アシュケナージの数あるデッカ録音の中で最高ランクの演奏と言えないか。それもケルテスがバックを固めてイッセルシュテットの息子エリック・スミスと大御所ケネス・ウィルキンソンが制作しているから、当然と言えば当然か。ED2が初出。 1966年6月ロンドン録音、イギリス・プレス、ステレオ、ED2初期盤。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23015.jpg July 31, 2019 at 12:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1101844.html via Amadeusclassics

DE ELECTROLA 1C153-01 541/42 トーマス・ビーチャム モーツァルト・後宮からの誘拐

《通販レコードのご案内》 モーツァルトの重要なオペラだが、その割に録音が少ない楽曲 … その中で本盤はLP時代の決定盤と言えるでしょう。 品番 34-19835 商品名 DE ELECTROLA 1C153-01 541/42 トーマス・ビーチャム モーツァルト・後宮からの誘拐 レコード番号 1C153-01 541/42 演奏者 ロイス・マーシャル   イルゼ・ホルヴェーク   レオポルド・シモノー   ゲルハルト・ウンガー   ゴットロープ・フリック 作曲家 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 指揮者 トーマス・ビーチャム オーケストラ ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 録音種別 STEREO ジャケット状態 M- レコード状態 EX++ 製盤国 DE(ドイツ)盤 グレード(オペラ) ミディアム 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 STAMP ELECTROLA 》は赤地に黒文字、上部に四角い白枠で蓄音機とニッパーの絵が入り、中央の上部は白で「ELECTROLA」のロゴが印刷されたデザインになります。 ベルリンで、1925年に設立されたHMVのドイツ支社であった「ドイツ・グラモフォン」は、第一次世界大戦の勃発とともに、競売に付されてドイツの会社となってしまい、今ある黄色いレーベルの「ドイツ・グラモフォン」となるのです。ドイツでの拠点を失ってしまったHMVは、大戦後は、ドイツ降伏の条件の一つとして、ドイツ・グラモフォンが持っていた商標「His Master's Voice(HMV)」を英EMIが没収し、「エレクトローラ」レーベルを作ります。 RecordLabel "STAMP ELECTROLA" WITH BLACK LETTERING Recording&Weight STEREO 2枚組 (140g/140g) Release&Stamper 1957 通販レコード オーダー番号 34-1

バルビローリの唸り声も健在*レナータ・スコット、ベルゴンツィ、バルビローリ指揮ローマ歌劇場管 プッチーニ・蝶々夫人

通販レコードのご案内  バルビローリ好きには、是非お求め頂きたい。 《日 布張りボックス盤》JP 東芝 AA-9375-C レナータ・スコット&バルビローリ プッチーニ・蝶々夫人  英国の名指揮者バルビローリは、シベリウス・マーラー・ブラームスの交響曲やイギリスの管弦楽曲の録音が有名ですが、オペラにおいても名演を残している。その中でも、《プッチーニ:蝶々夫人》は、バルビローリらしい美しい演奏で同曲の名盤と言っても間違いではないと思う。緩急の旋律を緩やかに繋げイタリア的に小春日和な情緒重視の音楽運びで、これを酔艶とでも呼びたい。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21481.jpg July 30, 2019 at 09:15PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1077925.html via Amadeusclassics

次回は最終回!平成版名曲新百選選定会◉8月25日に開催する、第69回蓄音機を楽しむ会のご案内

(ご案内) 期日 令和元年8月25日(第4日曜) P.M. 1:30〜 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F 平成版・名曲新百選選定第15回  6年前の5月に細工町の五福公民館に場所を移して、令和元年を迎えました。昭和の終わりから平成まで、熊本市立博物館で例会を行っていた時に活用してきた、大矢野百選。その77枚のレコードを毎月の例会「第2部」で順次、全てのレコードの両面を、レコードのコンディションの確認も含めて聴き返しています。  平成が終わり、新しい元号で呼ばれる前には、大矢野さんが遺された「名曲百選」を基にして、平成の次の時代に受け継ぎたい「名曲新百選」を選びあげたい。という希望してましたが、元号をまたぐことになり、そのための第15回選定会です。最終回ですので、有名曲オンパレード。当時のことを知らない方でも、歌詞や、メロディーから感じるものを基準にした聞き方で選定に加わってください。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E5%90%8D%E6%9B%B2%E6%96%B0%E7%99%BE%E9%81%B8.jpg July 30, 2019 at 05:45PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1101920.html via Amadeusclassics

寂寥と結晶化した★フルトヴェングラー ウィーン・フィル モーツァルト 交響曲40番&アイネ・クライネ・ナハトムジーク

フルトヴェングラーの魂の告白 ― 涙の追いつけないテンポこそが壊滅を目前にしたドイツにふさわしい挽歌だ。 《仏ラージ・ドッグ・セミサークル黒文字、レア盤》FR VSM FALP30033 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー モーツァルト・交響曲40番  第2次世界大戦時中もドイツに残り、ひとり指揮をし続けたという大指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1986〜1954年)。戦時中の1944年1月のベルリン大空襲の際、ベルリン・フィルの当時の本拠地だった旧ベルリン・フィルハーモニーホールは炎上し焼け落ちてしまった。そのため以降の演奏会は、アドミラル・パラストで行われていた。ここは戦禍を逃れ、大戦前の建物としてベルリンでは数少ない貴重な建物として残っている。戦後は、同じく建物を失ったベルリン国立歌劇場管弦楽団が、本拠地再建後の1955年に再開するまで、ここで演奏会とオペラの上演を行った。戦後まもなくメニューインを迎えて、ユダヤ人コミュニティーを支援するチャリティーコンサートを開いている。  1945年1月23日、フルトヴェングラーのベルリンでの戦中最後の演奏会がアドミラル・パラストで開かれた。連合軍の激しい空襲がいつやってくるか分からない、そんな状況でのコンサート。プログラムは、モーツァルトの「魔笛」序曲、交響曲第40番。そして、ブラームスの交響曲第1番であった。 「魔笛」序曲の次に控える曲は、フルトヴェングラーにとって例外的に厄介な交響曲第40番だった。巨匠は背筋を伸ばし、ステージに向かって力強く歩みを進めた。会場は割れんばかりの拍手で満ちた。顔の前に構えた指揮棒が暫時ためらうように震えていたが、やがて空を斬り、冒頭の分散和音の緊迫した、さざ波をヴィオラ群が奏で、すぐにヴァイオリン群がモーツァルトが書いた旋律の中でも白眉な名旋律を歌い出した。  それはスタンダールの言う“甘美な憂愁”ではなく、寂寥と結晶化した悲哀をフルトヴェングラーは表出させる。この誰よりも速く疾走する、涙の追いつけないテンポこそが壊滅を目前にしたドイツにふさわしい挽歌だと、この時の巨匠にとって、この曲の本質であるべきだった。  交響曲第40番は第1楽章を終え、第2楽章が演奏され始めたところで空襲警報が鳴り突如ホールの照明が消える。薄暗い非常灯の中で演奏は、しばらく続いたが、やがて力尽き

音調は実に平和的で愉悦に満ちる*コーガン、モントゥー指揮ボストン響 ハチャトゥリアン ヴァイオリン協奏曲

通販レコードのご案内 ロシア音楽ファン狂喜の作品をコーガンの神業で 《英VICTROLA盤》GB RCA VICS1153 コーガン ハチャトゥリアン・ヴァイオリン協奏曲  レオニード・コーガンはオイストラフと並ぶソ連の大ヴァイオリニストで、ムローヴァや佐藤陽子の師としても知られています。1982年に58歳の若さで亡くなりましたが、ロシアのヴァイオリニストとしては明るい音色で、ヴァイオリンの美しさを堪能させてくれます。残された録音はいずれも逸品です。  ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲は開戦後の1940年にオイストラフがアレクサンドル・ガウク指揮で初演しオイストラフに献呈された。世界初録音は1944年に、初演者のオイストラフとガウクがソヴィエト国立交響楽団とで行った。その後も、グーセンス指揮、ハチャトゥリアン指揮でEMIに度々録音している。ハチャトゥリアンがオイストラフより先にコーガンと録音したのは協定が理由かもしれないが、この時期のコーガンの切れ味は抜群で、もしもハイフェッツがこの曲を弾いていたらこんな感じだったのではと思わせる素晴らしい演奏だ。 楽聖ベートーヴェンが忘れられる時代がなく、ショスタコーヴィチの交響曲第5番が演奏されなかった時期がなかったことにいえそうなことに、古典やよく知られた旋律の引用が多いこと、あるいはよく知られた音楽の木霊が聴こえるということが、大衆にわかりやすい音楽たらんといった前提にありそうだ。 1938年にエレヴァン歌劇場のためのバレエ音楽「幸福」を作曲する中で、ハチャトゥリアンはエレヴァン周辺の民俗音楽を調べていた。この調査は、1940年にルーザでヴァイオリン協奏曲を作曲するきっかけとなった。この曲は、ジャン=ピエール・ランパルの編曲によるフルート協奏曲(1968年)としてもよく知られ、ジェームズ・ゴールウェイ、エマニュエル・パユといった世界的なフルーティストによっても録音が行われている。 第1楽章「アレグロ・コン・フェルメッツァ」冒頭の管弦楽に導かれG線上で奏される緻密なヴァイオリン独奏の第1主題の躍動感。弦による経過句を経た後グリーグのピアノ協奏曲を彷彿とさせるイ長調の第2主題が現れる。中間部で弱音器を伴い、東方民族風の主題が奏される、第2楽章「アンダンテ・ソステヌート」の慈愛豊かな静けさと安らぎ、そして第3楽章ア

響きは理知的で悠揚迫らざる★ASDシリーズでの初版 クレンペラー指揮フィルハーモニア管 ワーグナー・管弦楽曲集(全集)

通販レコードのご案内  食い足りなさを感じないオーケストラ・ピースに徹した演奏。ヴィーラント・ワーグナーを感激させたエピソードでも知られる有名な録音をセットに。どれも強い表現意欲に突き動かされたような名演ばかりです。 《カラー切手ドッグ盤》GB EMI ASD2695/7 オットー・クレンペラー ワーグナー・管弦楽曲集(全集)  迫力満点で極限的なスケールが終始維持されている上に、透明で深い静謐感を持った弱音も意味深く、ここで繰り広げられている音楽世界に陶然とすることしか出来ないワーグナーの序曲、前奏曲集の極めて素晴らしいレコードだ。  二十代の頃から『ニーベルングの指環』を指揮していたクレンペラーにとって、ワーグナーは得意のレパートリーでしたが、戦後は怪我や病気が災いしてなかなか運に恵まれず、ステレオで残されたいくつかの録音は実に貴重といえるものです。  クレンペラーはオペラ劇場の指揮者であったから、こうしたアイデアは手練れていただろう。しかし、レコードで序曲、前奏曲だけを繰り返し聞かれることを充分に考慮した自己に厳しい指揮者らしいオーケストラ・ピースに徹した演奏なので、ワーグナーの「全曲録音が残っていればなあ!」と慨嘆させる悔いたりなさを感じない。各面の取り合わせは EMI のレコードセールス面での要望もあっただろうが、第1集から第3集まで、曲の並びにまでクレンペラーの意思が貫かれている。CDでは、LP3枚分を2枚に、曲順を変えている。他の盤で発表された、《ジークフリート牧歌》と《ジークフリートの葬送行進曲》を、この4曲の流れに挟んでいるのは勢いを削いでしまって残念だ。  製作時の指揮者やプロデューサーの趣味の良さが出た各面の選曲をそのままに楽しめる。また、このセットはボックスではなくて、ここに発売された通りの3枚セットです。  フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュのオペラ上演を彷彿する劇場ライヴの籠り音に陶酔するのもワグネリアンの楽しみだが、ワーグナーは求める重層音の目標効果が巨大すぎて、残響も無く、集音マイクのバランス調整をするスタジオ録音では演出しきれない課題に果敢に挑戦。それをクリアしていることも レコード芸術 として最大に評価できる。しかし、いささか明瞭すぎるやもしれぬがワーグナー自身はベネチアのクリスタルをイメージして作曲していたこと

フレッシュな輝きが作品にとてもマッチ◉アシュケナージ、ケルテス指揮ロンドン響◯モーツァルト・ピアノ協奏曲9&8番

通販レコードのご案内 アシュケナージは20歳代。世界的名声を確立した頃の爽快な演奏。 GB DECCA SXL6259 (ピアノ)ウラジミール・アシュケナージ (指揮)イシュトヴァン・ケルテス (管弦楽)ロンドン交響楽団 (曲目) モーツァルト・ピアノ協奏曲9&8番 モーツァルト指揮者としても名を馳せたケルテスの入念な指揮にも注目。 1966年に20歳代のアシュケナージがケルテスと共演して録音した、若々しい息吹に溢れたモーツァルトのピアノ協奏曲集。彼が ― あるいは彼らが、世界的な名声を確立した頃の録音で、そのフレッシュな輝きが作品にとてもマッチしています。モーツァルト指揮者としても名声を馳せたケルテスの愛情溢れる指揮ぶりも聴きものです。アシュケナージの数あるデッカ録音の中で最高ランクの演奏と言えないか。それもケルテスがバックを固めてイッセルシュテットの息子エリック・スミスと大御所ケネス・ウィルキンソンが制作しているから、当然と言えば当然か。ED2が初出。 1966年6月ロンドン録音、イギリス・プレス、ステレオ、ED2初期盤。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-17413.jpg July 30, 2019 at 02:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1102040.html via Amadeusclassics

極めつけのモーツァルト* グリュミオー、モラルト指揮ウィーン響 モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲第3番、4番

通販レコードのご案内  ヴァイオリン好きだけでなく、すべてのモーツァルト・ファンにおすすめしたい ― 極めつけのモーツァルト 《仏 Mini Groove レッド銀文字レーベル盤》FR PHILIPS A 00.199L アルテュール・グリュミオー モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲3番(K.216)/4番(K.218)  戦後間もないパリ・デビューもモーツァルトの協奏曲。晩年まで愛した作曲家のひとりであるモーツァルトの若き時代の作品を、30代のグリュミオーが覇気のある若々しい音色で颯爽と演奏しています。ハスキルの引き立て役としてわが国では有名ですが、本盤聴くにつけ和蘭フィリップス背負っていたヴァイオリニストであることが判ります。モノラル録音ながら、彼の美音もしっかり捉えています。 1953年11月ウィーン、優秀録音。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-20333.jpg July 29, 2019 at 11:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1043173.html via Amadeusclassics

サロネンも絶賛した*真似の出来ないフィーリング バルビローリ ハレ管 シベリウス・交響曲2番/トゥオネラの白鳥

通販レコードのご案内  目を閉じて聴いていると目の前にフィンランドの山が現れたり、木々が風に揺れるさま、鳥の囀りなどが脳裏に浮かんでくる溢れ出る感性と情感が魅力的。 《英カラー・スタンプ・ドッグ盤》GB EMI ASD2308 バルビローリ シベリウス・交響曲2番/トゥオネラの白鳥  名匠サー・ジョン・バルビローリが手塩にかけたハレ管弦楽団と残したシベリウスの全集録音は代表的な名演、その中でも特に人気の〈2番〉です。バルビローリならではの豊かな叙情表現は、名演の多い同曲の録音の中でもひときわの存在感で、50年たった現在でも愛され続けています。  バルビローリならではのカンタービレ表現とオーケストラの質朴な味わいが重なり人肌のぬくもりを感じさせる豊かな情緒に包まれた、これらの演奏は数あるシベリウス録音の中でも別格的な敬愛を受けています。その特別な芸境は音楽ファンのみならず同業者をも心酔させずにはおかないようで、作曲者と同郷の指揮者で自身も作曲家として著名なエサ=ペッカ・サロネンも自国の先輩指揮者たちの録音を差し置いて“お気に入りの名盤”に挙げ、「 誰にも真似のできない、独自のフィーリング 」と絶賛を惜しみませんでした。 バルビローリが生涯をかけて愛情を注いだシベリウスの交響曲の白眉とも言うべき演奏です。バルビローリの指揮は過度に分析的にならず、溢れ出る感性と情感が魅力的です。 1966年7月(2番)、1966年1月(トゥオネラ)ロンドン、キングズウェイ・ホール、アビーロード・スタジオでの優秀録音、名演、名盤。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-20743.jpg July 29, 2019 at 07:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1057700.html via Amadeusclassics

厳粛な精神性ではなく大衆的表現★個性美 フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル ワーグナー・序曲集〜タンホイザー序曲

求心力がある演奏。序曲だけで名作オペラの真髄を知る。曲が進むに連れ次第にドラマの深淵へと引きずり込まれてゆく。  先輩格のニキッシュから習得したという指揮棒の動きによっていかにオーケストラの響きや音色が変わるかという明確な確信の元、自分の理想の響きをオーケストラから引き出すことに成功して云ったフルトヴェングラーは、次第にそのデモーニッシュな表現が聴衆を圧倒する。  当然、彼の指揮する管弦楽曲は勿論のこと、オペラや協奏曲もあたかも一大交響曲の様であることや、テンポが大きく変動することを疑問に思う聴衆もいたが、所詮、こうした指揮法はフルトヴェングラーの長所、特徴の裏返しみたいなもので一般的な凡庸指揮者とカテゴリーを異にするフルトヴェングラーのキャラクターとして不動のものとなっいる。この得意のリヒャルト・ワーグナーの序曲、前奏曲も、特にこうしたキャラクター丸出し。  演奏も全く機械的ではない指揮振りからも推測されるように、楽曲のテンポの緩急が他の指揮者に比べて非常に多いと感じます。しかし移り変わりがスムーズなため我々聴き手は否応なくその音楽の波に揺さぶられてしまうのである。 通販レコードのご案内 《仏 ラージドッグ・セミサークル盤、フランス製初期棒付インナースリーブ》FR VSM FALP289 フルトヴェングラー ワーグナー タンホイザー&序曲集  求心力がある演奏。序曲だけで名作オペラの真髄を知る。曲が進むに連れ次第にドラマの深淵へと引きずり込まれてゆく。ウィーン・フィルのメンバーもオペラを理解していたし、フルトヴェングラーの伝えんとすることは心得たものだったのだ。 ■「さまよえるオランダ人」序曲、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「タンホイザー」序曲。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21010.jpg July 29, 2019 at 03:15PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1064390.html via Amadeusclassics

GB COLUMBIA SAX2470ジュリアード弦楽四重奏団 モーツァルト・狩り

《通販レコードのご案内》 録音の良さもあって、松脂がぶっ飛んできます。 品番 34-8889 商品名 GB COL SAX2470ジュリアード弦楽四重奏団 モーツァルト・狩り レコード番号 SAX2470 演奏者 ジュリアード弦楽四重奏団 作曲家 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 録音種別 STEREO ジャケット状態 M- レコード状態 EX 製盤国 GB(イギリス)盤 グレード(室内楽) ミディアム 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 ターコイズ・ラベル 》はブルー・シルヴァーと呼ばれもするステレオ録音レコードのオリジナル・ラベル。薄い水色(ターコイズブルー)に銀の網掛けがベースとなり、黒色でレコード詳細が記述されている。中央上部に音符のマーク、その下にCOLUMBIAの文字、中央に「stereo phonic」と描かれている。 華やかで重厚なレーベルデザインは中古レコードコレクターの人気を集めており、 ほとんどのブルー・シルバー・レーベルは高価で取引されている。SAX 2307 (コーガン ブラームス・ヴァイオリン協奏曲)、SAX 2263 (シュタルケル ドヴォルザーク・チェロ協奏曲)は1万円を超える。SAX 2252 から 2539 まで(除 2526、2532)の初版ラベルとして利用された。 RecordLabel BLUE&SILVER Recording&Weight STEREO(160g) Release&Stamper - 通販レコード オーダー番号 34-8889 販売価格 15,000円 (税別) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 詳細掲載ページ https://ift.tt/2ZjbQbZ http://img01.otemo-yan.net/usr/r/e/c/recordsound/34-8889.jpg July 29, 2019 at 03:15PM from Re

夜=光への憧憬。世紀末の香りが漂う大作を劇的に描く◉レナード・バーンスタイン ニューヨーク・フィル マーラー・交響曲7番

通販レコードのご案内 通俗性と聖性とがマーラーのそれと見事に合致し、バーンスタインならではの俊敏さも伴った自在に変転する表情の妙味。 《豪ブルー・ウォーキングアイ盤》AU CBS 2BR220021 レナード・バーンスタイン マーラー・交響曲7番  バーンスタインのマーラー演奏は極めてドラマティックなものだ。変幻自在のテンポ設定や思い切った強弱の変化、そして猛烈なアッチェレランドを駆使するなど、その劇的な表現は圧倒的な迫力を誇っており、聴いていて手に汗を握るような興奮を味あわせてくれる。〝夜の歌〟でのバーンスタインの演奏は、この曲の本質を明らかにしたものとして語り継がれる演奏です。  バーンスタインは、DVD作品を含めて3度にわたってマーラーの交響曲全集を録音した唯一の指揮者でもあるが、1960年代を中心に手兵ニューヨーク・フィルハーモニックを軸として、第8番はロンドン交響楽団を起用して録音した史上初の〝マーラー:交響曲全集〟はアナログ3chでレコーディングされており、最高の音質で後年の再録音全集にはない熱気を湛えた演奏は、今でもベストワンと呼ばれるに相応しい人類の音楽遺産と言えます。  この時代のニューヨーク・フィルには、フルートのジュリアス・ベイカー、オーボエのハロルド・ゴンバーグ、クラリネットのスタンリー・ドラッカー、ホルンのジェームズ・チェンバーズ、トランペットのウィリアム・ヴァッキアーノ、打楽器奏者のソール・グッドマン、ウォルター・ローゼンバーガーらが名手として名高い。コンサートマスターはジョン・コリリアーノ、デイヴィッド・ネイディアンであった。ニューヨーク・フィルのスペックの高い機能的で現代的なトーンが実にマッチしている、切れのいいソリッドな演奏です。  マーラーの交響曲の中でも特異な位置を占めるこの第7番は、今ひとつとっつきにくさのある曲とも言え、細部の表情付けがスコアで過剰なまでに求められているこの作品はもともとバーンスタイン向きとはいえ、ここでの俊敏さも伴った自在に変転する表情の妙味はやはりこの頃のバーンスタインならでは。バーンスタイン自身が持つ通俗性と聖性とが、マーラーのそれと見事に合致し、同時にマーラーの持っていたユダヤ人としての屈折した精神をも体現している。  バーンスタインの華麗な指揮と明快な音楽解釈、そして何より豊かな音楽的才

貫ききった構成は手堅くウィーン風の解釈*カーゾン、ウィーン八重奏団員 シューベルト・ピアノ五重奏曲「ます」

通販レコードのご案内  音楽も深くて、演奏は透明〜オーストリア出身のシューベルトも納得するだろう。 《英DECCA ED1 相当盤 ffss》GB LONDON CS6090 カーゾン&ウィーン八重奏団員 シューベルト・ピアノ五重奏曲「ます」  淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。ウィーンの名手達が弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれる。  一貫して広がりを持った、豊かで伸びやかな感性に溢れている。こうした表現は、当時のウィーン・フィルのトップ、ボスコフスキーやヒューブナーらの名手。オーストリア出身のシューベルトも納得するだろう最もウィーン風の解釈。ピアノは、ヴィエンナ・オクテットとの共演では必ずと言って登場するケテルビーを叔父に持つクリフォード・カーゾン。グルダ・スコダ・デムスのウィーン三羽烏にもう一羽加えて、ウィーン四羽烏と呼びたくなる位、ボスコフスキーらに打解けています。  ピアニストとして唯一「サー」の称号を与えられたカーゾンは、師匠シュナーベルゆずりのモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなどドイツ・オーストリア系の作品を得意とし、その透明な音色と品格ある音楽性で圧倒的な支持を得ました。本盤でも、ウィーン八重奏団員の面々と優雅で風格ある演奏を聴かせてくれます。 ウィーン・フィルの名手たちとカーゾン共演の名盤。英国デッカ・プレス、BLUE BACK ジャケット(米国印刷)、LONDONレーベルのステレオ初期盤です。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-20612.jpg July 29, 2019 at 07:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1056315.html via Amadeusclassics

峻烈な演奏から得られるバッハ音楽の感動は力強い以上に厳しい*カール・リヒター バッハ・オルガン名曲選

通販レコードのご案内  大型のオルガンと大きな編成のオーケストラによって、表現の振幅の大きいロマン的なバッハ解釈を聴かせている。スタイルの違いを超越した雄弁さがある。 《英ワイドバンド ED3 盤》GB DECCA SXL2219 カール・リヒター バッハ・オルガン名曲選  現代楽器演奏の大御所カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団のバッハは青春の思い出と重なるところも大きく、評価者と世代が異なる読み手は割り引くことを必要だ。LPレコードの時代を知る者にとっては多くの思い出とともに、忘れ難い存在。CDやレンタル、配信で録音を聞くだけではレコードを手にとって聴いていた世代の評価は共有できないものだ。それでもリヒターの峻烈な演奏から得られるバッハ音楽の感動は力強いという以上に厳しいものであり、ピリオド楽器による演奏が今や主流の世の中であるが、このリヒター盤の価値は未だ高いと認識させられるのである。  確固とした解釈のもとに鳴る音楽は、時として荘厳に、また、時として冷徹に響くが、決して嫌味でない。モダン楽器小編成オーケストラによる求心力の強いキビキビとした力強いバッハ演奏が身上とされるカール・リヒターならではのパワフルな名演揃いで、ソリストが非常に豪華なのも特筆されるところ。  カール・リヒター(ドイツ、1926〜1981)はバッハの化身とまで謳われたが、それは1970年代はじめにアルヒーフから出された分厚い全集が認められてからである。彼のバッハ演奏が本当の意味で広く一般に知れ渡る契機となったのは事実、ともすればバッハ一色ととらえがちな彼の演奏が実は早くからヘンデルの作品を含み、またグラモフォンではハイドン、ベートーヴェンに至るまで残されている点からみるならば、広くクラシック一般の範疇でもリヒターが第一級の演奏家、指揮者であることはまぎれもない。 リヒターは驚くべき音楽性の持ち主である。彼はバッハから直系の正統的な伝統を正しく受け継いでいるが、彼の音楽には常にゆたかな創造精神が感じられ、伝統的なスタイルをなんの創意もなくアカデミックに墨守しているのではない。したがって彼のバッハは、最も正統的であると同時に、現代的な息吹を感じさせるゆたかな生命力にあふれている。彼の演奏は北ドイツ風の重厚で剛直なところがなく、南ドイツ風の柔軟なニュアンスとあたたかい光に満ち

幸福な結婚関係 VSM 2C181-52.293-4◉クリュイタンス指揮パリ音楽院管 ルーセル:交響曲 No.3, 4

オーケストラと指揮者の相性は恋愛に似ている。スター指揮者に成ったからってオーケストラに受け入れられないと続かない。 パリ音楽院管弦楽団は今から200年前に「前衛音楽」であったベートーヴェンをフランスの聴衆に受け入れられる働きをした。作曲されたばかりのベートーヴェンの作品を創立から20年間の間に取り上げた演奏会は191回中183回に及ぶ。 指揮者、アンドレ・クリュイタンスはベルギーの生まれ。1955年にフランス系として初めてバイロイトに登場したという経緯からしてか、彼がそもそも名声を得たのはベートーベンやワーグナーだった。この人の演奏は合奏が実にしっかりしているし、非常に計算し尽くされた響きのバランスに驚かされてしまう。もちろんフランス的な色彩感覚も抜群に素晴らしい。まずはこの辺が数々の名盤を普遍的なものにしている要因だと思う。 特にベートーヴェンでは、ベルリン・フィルを振った「田園」などの超名演がありますね。これなどはクリュイタンスが言いたいことを良くおしゃべりしているように聴こえます。夫婦仲に会話が大切と言われます。 指揮者の中にはオーケストラの上に君臨する亭主関白がいて、それはそれなりに強く訴えかけてくるものがあるのですがクリュイタンスの演奏からは、そうした人為的なカリスマ性は見えてきません。この人のもつ深い教養と音楽への真摯な想いが、そのままオーケストラに伝わり何のケレン味もなく響きとして紡ぎだされる様を思えば、オーケストラとの間の、深い信頼関係がどれほど重要なものかを改めて感じさせてくれるような気もします。 本盤は、ルーセルの本場コンセヴァトワール(パリ音楽院管弦楽団)との共演。どうにも言葉にするのが難しい個性と雰囲気を持っていて独特の質感としかいいようがない何かを表現している。なんでこんなに優雅で、精緻で、色彩感があるのだろう。陶酔感があるのだけど、つねに制御を失わず、熱狂的になっても、理性を失わず、エレガントなの。両者の相性は抜群で、このレコードを録音するために人生を成長してきたのではないかと思いたいほどです。 両者の幸福な結婚は1967年のクリュイタンスの死去で、パリ音楽院管弦楽団が140年間の楽団の歴史を解散という形で幕を引いたことでも、よほど相性の良い恋愛関係だったのだなぁと素敵で羨ましく思えるのです。 このコンビのあまりの素晴らしさ

RU MELODIYA 33C01259-60 バルシャイ バッハ「カンタータ47番」、モーツァルト「ミサ・ブレヴィス」

《通販レコードのご案内》 バルシャイとモスクワ室内管弦楽団によるモーツァルトは、どんな革新的演奏よりもはるか先を歩んでいた。 品番 34-22554 商品名 RU MELODIYA 33C-01259-60 バルシャイ バッハ・カンタータ47番/モーツァルト・ミサ・ブレヴィスK.115 レコード番号 33C-01259-60 演奏者 ガリーナ・ピサレンコ   アレクサンドル・ヴェデルニコフ   ハリー・グロードベル 作曲家 ヨハン・セバスティアン・バッハ   ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 指揮者 ルドルフ・バルシャイ オーケストラ モスクワ室内管弦楽団 演奏者(楽団) ユルロフ国立合唱団 録音種別 STEREO ジャケット状態 EX レコード状態 EX++ 製盤国 RU(ロシア)盤 グレード(宗教音楽) レギュラー 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 Μелодия (Melodiya) 》は各地のレーベル・ブランドをまとめて、1964年にスタートしました。Melodiya前は「33」とLPレコードの意味する「Dolgoigrayushchaya」が、中心デザインの盤、灯台(CCCPロゴ)、松明デザインの盤と移っています。1964年以降のMelodiyaではピンク色か紺色のレーベルでよく見ます。小さい松明ロゴの下に、「Апрелевский Завод」プレス工場の表記。決まったレーベル名はなく海外のセラーからはAprelevka Plant(アプレレフカ工場)盤と呼ばれていることが多いです。 RecordLabel PINK WITH BLACK LETTERING Recording&Weight STEREO(140g) Release&Stamper - 通販レコード オーダー番号 34-22554 販売価格 2,500円 (税別) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

針をおろして聞き終わるまで気迫と躍動感が溢れてる◉ケルテス指揮ウィーン・フィル◯モーツァルト・交響曲25&40番

通販レコードのご案内  ケルテス&ウィーンフィルは出だしから躍動感に溢れ、その気迫に圧倒される。今後とも凌駕する盤出てくるとは思えない、これを落ち込んだ時に聴くと勇気付けられます。 《ED4、初期スタンパー盤》GB DECCA SXL6617 ケルテス モーツァルト・交響曲25&40番  クリストファー・レーバーンのプロデュース、ジェームス・ロックの録音、ウィーンのソフィエンザール・セッション。ケルテス&ウィーン・フィルが残した数少ないモーツァルトの名演、かつ優秀録音、ED4 オリジナル、ダメ押しとして程度良好買い替えに既に御持ちの方にもお勧め、数少ないモーツァルトの短調交響曲カップリングの好企画盤。 品番 34-19045 レコード番号 SXL6617 作曲家 ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト オーケストラ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮者 イシュトヴァン・ケルテス 録音種別 STEREO http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-1000045.jpg July 28, 2019 at 08:45PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e957355.html via Amadeusclassics

軽やかでありながら華麗、しかも燃えるような情熱を内に秘めた唯一無二のパフォーマンス*リパッティ ショパン・ワルツ集

通販レコードのご案内  夭折の天才が残した、歴史的にも貴重な記録。 《米6Eye盤》US COLUMBIA ML4522 ディヌ・リパッティ ショパン・ワルツ集  リパッティの遺した名盤のひとつ。数あるショパンの『ワルツ集』の中でもひときわ光芒を放っている逸品。  フランスで身に付けた華麗さや洗練さと、ラテン的な情熱が絶妙なバランスを保っている。  33歳で夭折した天才、リパッティが遺した歴史的録音で、自身の行く末を知っていたのか、時に疾走し、時にたゆたう緩急絶妙のテンポ変化、その結果として生まれる瑞々しい歌と躍動感が作品と一体となった稀代の名演。 1950年録音、名演、名盤。  リパッティが、20世紀のピアノ演奏史に燦然と輝いているのは、単に残された数少ない録音の素晴らさからだけではと思います。リパッティは録音に対しては何時も真剣で一枚のレコードが完成するまでは何度もテイクを重ね、それがより完成度を高めて、結果として強い説得力を生んだと云われている。  彼のピアニズムを一言で言い表すとすれば、繊細、清潔、透明、端整といった表現が相応しいと思います。例えばブザンソンのライヴを聴いて居て感じることですが、既に迫り来る死を避けがたい運命と悟ってたと思われながら、そのような苦悩を微塵も演奏からは感じさせずに、常に聴衆の方を向いていたのではと思いたくなります。  これがモノ録音しか聴くすべが無い現代でも高い支持を得ている要因では無いかと結論づけては早計でしょうか。  33歳で逝ってしまったことが、何故か、英国のジャクリーヌ・デュ・プレやイシュトヴァーン・ケルテス ― それぞれに病死ではありませんが、突然の最期として ― に重なりあう。リパッティの33歳の早すぎた死は、何枚も名盤量産するという輝かしい未来を奪い、歳月を重ねて到達する円熟の境地を与えなかったですが、このルーマニアの才能を惜しむ声は高まりこそすれ、一向に衰えずリパッティ初期盤収集に苦労します。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-20820.jpg July 28, 2019 at 05:45PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassi

次回は最終回!平成版名曲新百選選定会◉8月25日に開催する、第69回蓄音機を楽しむ会のご案内

(ご案内) 期日 令和元年8月25日(第4日曜) P.M. 1:30〜 場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F 平成版・名曲新百選選定第15回  6年前の5月に細工町の五福公民館に場所を移して、令和元年を迎えました。昭和の終わりから平成まで、熊本市立博物館で例会を行っていた時に活用してきた、大矢野百選。その77枚のレコードを毎月の例会「第2部」で順次、全てのレコードの両面を、レコードのコンディションの確認も含めて聴き返しています。  平成が終わり、新しい元号で呼ばれる前には、大矢野さんが遺された「名曲百選」を基にして、平成の次の時代に受け継ぎたい「名曲新百選」を選びあげたい。という希望してましたが、元号をまたぐことになり、そのための第15回選定会です。最終回ですので、有名曲オンパレード。当時のことを知らない方でも、歌詞や、メロディーから感じるものを基準にした聞き方で選定に加わってください。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E5%90%8D%E6%9B%B2%E6%96%B0%E7%99%BE%E9%81%B8.jpg July 28, 2019 at 01:45PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1101849.html via Amadeusclassics

ブラームスだからというのではなく*基準盤の一枚 クレンペラー指揮フィルハーモニア管 ブラームス・ドイツ・レクイエム

通販レコードのご案内  クレンペラーの磨き抜かれた目が、ひたすらブラームスを凝視しているのではと思えてならない。 《英ダークブルー金文字盤》GB COLUMBIA CX1781-2 クレンペラー ブラームス「ドイツ・レクイエム」  ドイツレクイエムと誰が名付けたか知りませんが、クレンペラーの磨き抜かれた目が、ひたすらブラームスを凝視しているのではと思えてならなくて、レクイエムとクレンペラーのイメージが重なり合って仕方ありません。  欧米の音楽家が演奏を解釈する時に宗教の有り様は大きいと思われる。ユダヤ人であることでブルーノ・ワルターは命からがら渡米している。オットー・クレンペラーはユダヤ教から改宗している。そのことを問われて「いやいや、私たちには子供が二人います。アメリカで俳優をしているブルーノと、ここにいるロッテです」と言葉を濁しているので、カトリック教を選んだ本位はわからない。しかし、祖国イスラエルへの想いは強かったことも伝わっている。  この「ドイツ・レクイエム」のタイトルには第二次世界大戦中には意味合いが変わったのだろうが、ブラームスが母親の死を悼んで作曲したラテン語の鎮魂歌の歌詞を借りた私的な思慕の想いで生まれた名曲。葬儀のための音楽ではなく、死、喪失感といったことよりも再生を予兆させる、どこか慰めに満ちた音楽です。 「死は勝利にのまれた。死よ、おまえの勝利はどこにあるのか。死よ、おまえのとげはどこにあるのか。」と戦争や紛争の虚しさを説いている。 1961年1月2日、3月21、23、25日、4月26日、ロンドン、キングズウェイ・ホール録音、名演、名盤。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-20465.jpg July 28, 2019 at 09:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1064875.html via Amadeusclassics

美貌で魅了する千夜一夜物語◉ハイティンク指揮ロンドン・フィル◯リムスキー=コルサコフ・シェヘラザード

GB PHIL 6500 410 ハイティンク R.コルサコフ・シェーラザード ◎ハイティンクは日本では余り人気がない。というより、指揮者としての実力や功績に対して不当に低い評価しか与えられていないように思われて不思議でならない。本盤聴くたびにもっと高く評価されて良いと私は思いを重ねる。 GB PHIL 6500 410 ハイティンク R.コルサコフ・シェーラザードの商品詳細: アナログ・レコード 通販 RECORD SOUND . http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-11477.jpg July 28, 2019 at 05:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e914148.html via Amadeusclassics

最初に聴く、名曲名盤◉シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィル◯ベートーヴェン・交響曲4番

通販レコードのご案内  こりゃ凄いと唸ってしまうほど、デッカ盤の綺麗な録音。シューマンが『エロイカ』と『運命』に挟まれた、この曲を『二人の巨人にはさまれたギリシャの乙女』と例えたイメージ通りの典雅と言って良いほど、優美で、格調高く、流麗な響きとなっている。 《英ワイドバンド ED2盤》GB DECCA SXL6274 イッセルシュテット ベートーヴェン・交響曲4番  イッセルシュテットは録音活動はSP時代から活発で、独テレフンケンからポピュラー名曲と協奏曲を大量にリリースしている。戦後も録音活動は続けているが、あまり恵まれたものではなかったところ、名門英デッカ社から1958年、バックハウス独奏によるベートーヴェンピアノ協奏曲全集をウィーン・フィルでやってみないかと誘いを受けたことと、1965年から同じベートーベンの交響曲全集を録音したことで、一躍、レコード愛好家に名前を知られることとなった。  ウィーン・フィルがステレオ録音で完成させたベートーヴェンの交響曲全集は、他のレーベルを先駆けて行った偉業だった。このことはビジネス戦略にベートーヴェンの交響曲録音が重要だったことが判る。この抜擢については、子息エーリヒ・シュミット(英国読みはエリック・スミス)が英デッカのプロデューサーであった関係と噂され、また録音現場を実見した人は、オーケストラのほうは、ただ黙々と指揮と録音技師の指示に従う、といった態度に見えましたと語っていたという。しかし、結果として生まれた音盤は、1960年代のウィーン・フィルの良さを最も素直に出したものとして今なお評価が高い孤高の名演としてコレクターの耳を満足させている。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21412.jpg July 28, 2019 at 01:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1075625.html via Amadeusclassics

エネルギッシュ◉レービン、ガリエラ指揮フィルハーモニア チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲 ほか

エネルギッシュな演奏を堪能できる本物のヴォルトーゾ アメリカ生まれの神童の登場だった。9歳の時にリサイタルを開きデビューし、12歳でパガニーニの《無伴奏ヴァイオリンのためのカプリース》を録音した。 ガラミアンに師事し「瑕疵のない、生まれついての完璧なヴァイオリニスト」と認められた、ただ一人の門人であった。 彼は、ハイフェッツを崇拝していたらしいが、録音からもその完成された演奏技巧を聴きとることができる、エネルギッシュな演奏と美しいヴァイオリンの音。本物のヴォルトーゾが堪能できる。 品番 34-18113 商品名 GB MFP MFP2002 マイケル・レービン チャイコフスキー・Vn協奏曲/サン=サーンス・「序奏とロンド・カプリチオーソ」 レコード番号 MFP2002 演奏者 マイケル・レービン 作曲家 ピョートル・チャイコフスキー   カミーユ・サン=サーンス 指揮者 アルチェオ・ガリエラ オーケストラ フィルハーモニア管弦楽団 録音種別 MONO ジャケット状態 EX レコード状態 EX 製盤国 GB(イギリス)盤 カルテ(協奏曲) MARRON WITH SILVER LETTERING、MONO (170g)、Stamper 1N/1N http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-18113.jpg July 27, 2019 at 10:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e898971.html via Amadeusclassics

熟成した美しいアンサンブル★トーク付きの演奏会を始めた ビーチャム指揮ロイヤル・フィル ワーグナー・オペラ抜粋集

通販レコードのご案内  エレガントでチャーミング 《英プラム Mini Groove 33 1/3 銀文字盤》GB PHILIPS ABL3039 ビーチャム WAGNERオペラ抜粋集  満足できる音楽を自由にやりたいように演奏、録音をした指揮者が20世紀イギリスを代表する大物指揮者、サー・トーマス・ビーチャムです。その演奏内容の多彩さには驚くべきものがあります、定評あるディリアスでは独特の空気感を伝える絶妙な美しい演奏をおこなう一方、フランス音楽やベートーヴェン、モーツァルトなどでは、ときに過激なまでの思い切った表情付けで楽想をえぐり、さらにハイドンではスケール大きく懐の深い演奏を聴かせるといった具合で、それぞれの作品に真摯に向き合う姿は実に感銘深いものがあります。また、ストコフスキーを初めとして1950年代にレコードをたくさん録音した指揮者は、楽譜にはない演奏を良くしていますけれども、ビーチャムのレコードもそういった演奏がとても多くあって新鮮に楽しむことが出来ます。レコード録音のレパートリーのスタンダードも構築したような業績もあるので、親しんでいる曲からでもビーチャムの録音盤と聴き比べるのは面白く勉強に成る事でしょう。  大富豪の家に生まれたビーチャムは音楽的才能にも恵まれ、若いときから私財を投じてオペラ・カンパニーを設立し強い使命感をもって数多くのオペラをイギリスの聴衆に紹介し、さらにいくつものオーケストラを設立、コンサートものでも膨大なレパートリーを聴衆に届ける重要な役割を果たしていました。そのレパートリーの多さと常に生き生きとした演奏はビーチャムならではのものですが、これには、彼がリハーサルの達人で楽員を常に楽しませてやる気を出させ、集中力を発揮させる術に長けていたという背景があるものと思われます。SPレコード時代から、ワーグナーの楽劇を録音、発売するほどの熱心さ。何十枚組にもなるセットが、熊本博物館にも収蔵されているので熊本から購買依頼があったのは確か。当時の音楽界の情熱を感じます。  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)は1946年、当時イギリス随一の指揮者であったサー・トーマス・ビーチャムによって創設されました。ロンドンの格式あるオーケストラの中でも唯一その名称に”ロイヤル”を使うことを許され、エリザベス皇太后をパトロンに持ったことを

FR TRIANON TRX6163 エレイン・シェーファー モーツァルト フルート協奏曲

《通販レコードのご案内》 アメリカ・フルート界のグランドファーザー、女流ながら練達な老紳士のような含蓄に富んだ音は見事という他にない。 品番 34-11780 商品名 FR TRIANON TRX6163 シェーファー モーツァルト・フルート協奏曲 レコード番号 TRX6163 演奏者 エレーン・シェーファー 作曲家 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 指揮者 エフレム・クルツ オーケストラ フィルハーモニア管弦楽団 録音種別 MONO ジャケット状態 M- レコード状態 M- 製盤国 FR(フランス)盤 グレード(協奏曲) レギュラー 販売レコードのカバー、レーベル写真 レーベル・ワンポイントガイド 《 TRIANON 》は、フランスのレーベル。Pathé Marconiと提携して、1950年代後半に企画物のシリーズとして始まり、1970年代初頭まで続いた廉価盤レーベル。 RecordLabel DARK PINK WITH BLACK LETTERING Recording&Weight MONO (130g) Release&Stamper - 通販レコード オーダー番号 34-11780 販売価格 2,200円 (税別) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 詳細掲載ページ https://ift.tt/2Y8BnIh http://img01.otemo-yan.net/usr/r/e/c/recordsound/34-11780.jpg July 27, 2019 at 06:45PM from RecordSound http://recordsound.otemo-yan.net/e1101175.html via IFTTT

緑豊かな風景★ロス・アンヘレス オーヴェルニュの歌

Canteloube: Songs of the Auvergne, Chausson: Poeme de l'amour de la mer Victoria de los Angeles - The Lamoureux Orchestra Paris - Jean-Pierre Jacquillat ネラ・ダヴラツと並ぶこの曲の代表盤。洗練度ではこちらが上でしょう。 1973年初発。優秀録音で知られる一枚。声、オーケストラ共に艶が有り、鮮度感に溢れ生き生きとした生命力を感じさせる音。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-14619.jpg July 27, 2019 at 03:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e664522.html via Amadeusclassics

ドラマティックな録音★ドイツのオーケストラとは一線を画する デルヴォー指揮パリ管 サン=サーンス・死の舞踏

通販レコードのご案内  生き生きとしたリズム、カラフルな色彩、流暢で豊かな歌を合わせ備えた演奏(志鳥栄八郎) 《仏製見開きジャケ カラー切手ドッグ盤》FR VSM C069-12045 ピエール・デルヴォー サン=サーンス・死の舞踏 ❖ミュンシュは音楽が持っているのストーリー性を、物語の様な視点で語りかけてくる。それが度を越すケースが多いのだけど、熱を持って表現する。パリ管弦楽団は巨匠の 叱咤激励 ( しったげきれい ) のもと覇気に燃える新生オーケストラの息吹を捉えたのです。1970年代にバレンボイムが受け継いだパリ管の感性豊かな響きとの中間点に位置していることを実感させる録音。幾分細身に感じられる高音弦と管楽器の響きの感触は、録音の貧弱さと違いオーケストラ全体が鳴り響いた時にも息苦しくならない爆発力の中でも繊細に音の動きが聞き分けられます。  フランスにおける器楽音楽の先駆者、サン=サーンスの有名な交響詩集。1950~60年代、最もフランスの精神を持っていた指揮者のひとり、デルヴォーによる、洗練とドラマが見事にブレンドされた1作だ。そのアイデンティティあってこそのサン=サーンスやマスネなどのフランスモノでの情熱的な指揮ぶり、爆発的な熱気あふれる音楽表現で感動的。それが『死の舞踏』にスリリングな恐怖を聴きたい向きには物足りない感想を残すのでしょう。しかし、第一線の評判高いレコードに劣るところ無く、このバジェット価格はお買い得。❖ http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-11678.jpg July 27, 2019 at 12:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1008851.html via Amadeusclassics

優秀録音*優美な旋律と柔和な表現が忘れがたい ポリーニ、ベーム指揮ウィーン・フィル ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第4番

通販レコードのご案内  華々しいこの曲の随所に聴かれるフレーズは粒立ったピアノのタッチに思わずため息が出てしまう。 《独ブルーライン盤》DE DGG 2530 791 ポリーニ&ベーム ベートーヴェン・ピアノ協奏曲4番  当時ベームの最もお気に入りだったピアニスト、ポリーニとの共演です。全集が計画されていたようですが、1981年にベームが他界、第1、2番を替わりにオイゲン・ヨッフムが振って変則的なカタチで完成しました。  録音はギュンター・ヘルマンス。ポリーニの精巧なタッチが怜悧れいりに録られています。録音としては極上ですが、しかし、演奏としては、この4番は物足りない。ベームはバックハウスとの火花を散らした録音があるし、ポリーニは15年後にアバドとの全集があるので全集が完成しなかったことは残念とは思えませんね。  ベートーヴェンが36歳時に完成したビアノ協奏曲第4番をポリーニが録音したのは34歳の時。第1楽章後半のベートーヴェン自身によるカデンツァを始め、華々しいこの曲の随所に聴かれるフレーズは粒立ったピアノのタッチに思わずため息が出てしまう程のポリーニの若さの発露が優っている。ステレオ録音。 1976年6月録音。優秀録音盤。ギュンター・ヘルマンスの録音。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-19239.jpg July 27, 2019 at 09:15AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1065647.html via Amadeusclassics

最初に聴く、名曲名盤*オーケストラの共感が感じられる ショルティ指揮ロンドン響マーラー・交響曲1番『巨人』

通販レコードのご案内  この説得力は、英デッカ社の巧みなノウハウの蓄積からくる自信の現れだと思います。 《英ワイドバンド ED2盤》GB DECCA SXL6113 ショルティ&LSO マーラー 巨人(ED2)  このマーラー、ゆっくりのテンポの美しい旋律は、とても《ラインの黄金》のドンナーを収録した同じ指揮者とは思えません、ショルティのイメージから聴き始めはマッシブでガチガチに硬派な演奏で、しなやかさに欠ける演奏と思いきや、単にオーケストラを煽るだけではなくて、あるいは自らの底にあるロマンティシズムが目覚めたからなのか、オーケストラ共々非常に共感に満ち、時にロマンティックなうねりすら聴かせるのですが、それが類い希なほどの説得力を持って聴き手に迫ってきます。  冒頭からただならない気配が支配し、その空気が全曲を覆う。本盤では、名器ウィーン・フィルを英国のロンドン交響楽団に持ち替えていますが、基本的にはウィーン・フィルと共通部分が多い演奏だと思います。しかし、ロンドン交響楽団を選んだことで《巨人》の新たな魅力を引き出しました。それは英Decca社の 彗眼 ( けいがん ) だったと思います。レコードの定盤に《巨人》を定着させた、とにかく凄まじい演奏。 1964年1月、2月ロンドン、キングズウェイ・ホールでのセッション録音。Producer – John Culshaw / Engineer – James Lock。優秀録音、名演、名盤 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21514.jpg July 27, 2019 at 05:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1078202.html via Amadeusclassics