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針をおろして聞き終わるまで気迫と躍動感が溢れてる◉ケルテス指揮ウィーン・フィル◯モーツァルト・交響曲25&40番

通販レコードのご案内 ケルテス&ウィーン・フィルは出だしから躍動感に溢れ、その気迫に圧倒される。今後とも凌駕する盤は出てくるとは思えない、これを落ち込んだ時に聴くと勇気付けられます。

GB DEC SXL6617 ケルテス・ウィーンフィル モーツァルト・交響曲25&40番
GB DECCA SXL6617
(指揮)イシュトヴァン・ケルテス
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(曲目)モーツァルト・交響曲25&40番

滑らかな弦楽器や質感の伴った独特のウィーンの管楽器、ゾフィエンザールでの雰囲気を伴った素晴らしい録音。


ケルテスは録音時、弱冠33歳でした。ウィーン・フィルとは1961年の3月に有名な「新世界」からDECCAとの録音をスタート。ウィーン・フィルとのモーツァルト録音は1972年までの10年間にわたりますが、ケルテスのモーツァルト解釈はほぼ一定でした。テンポは中庸で安定感があり、細部への心遣いや響きの透明感から来る精緻な表現は、同時にケルテスという指揮者の需要な要素であり現代でも支持される由縁でしょう。同時期のオイロディスクへのモーツァルト録音も、同じく響きの美しさは目を見張るものがあります。水死する寸前の1972年11月ウィーン、ソフィエンザール・セッション、カルーショー残党クリストファー・レーバーンのプロデュース、ジェームス・ロックの録音。録音秀逸なのは言うまでもない。当時のDECCA録音は今でも瑞々しいくらいの鮮度を保っており、当時のウィーン・フィルの木質的な美しい響きを聴きとれます。ハーモニーの美しさは絶品で、数多くあるウィーン・フィルのモーツァルト録音の中でも屈指の名盤と言えるでしょう。ケルテス&ウィーン・フィルが残した数少ないモーツァルトの名演、かつ優秀録音、ED4 オリジナル、ダメ押しとして程度良好買い替えに既に御持ちの方にもお勧め、数少ないモーツァルトの短調交響曲カップリングの好企画盤。

イギリス・プレス、ステレオ、ED4初期盤。


http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23019.jpg
July 31, 2019 at 01:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1101829.html
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