通販レコードのご案内 音楽も深くて、演奏は透明〜オーストリア出身のシューベルトも納得するだろう。
《英DECCA ED1 相当盤 ffss》GB LONDON CS6090 カーゾン&ウィーン八重奏団員 シューベルト・ピアノ五重奏曲「ます」 淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。ウィーンの名手達が弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれる。一貫して広がりを持った、豊かで伸びやかな感性に溢れている。こうした表現は、当時のウィーン・フィルのトップ、ボスコフスキーやヒューブナーらの名手。オーストリア出身のシューベルトも納得するだろう最もウィーン風の解釈。ピアノは、ヴィエンナ・オクテットとの共演では必ずと言って登場するケテルビーを叔父に持つクリフォード・カーゾン。グルダ・スコダ・デムスのウィーン三羽烏にもう一羽加えて、ウィーン四羽烏と呼びたくなる位、ボスコフスキーらに打解けています。
ピアニストとして唯一「サー」の称号を与えられたカーゾンは、師匠シュナーベルゆずりのモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなどドイツ・オーストリア系の作品を得意とし、その透明な音色と品格ある音楽性で圧倒的な支持を得ました。本盤でも、ウィーン八重奏団員の面々と優雅で風格ある演奏を聴かせてくれます。
ウィーン・フィルの名手たちとカーゾン共演の名盤。英国デッカ・プレス、BLUE BACK ジャケット(米国印刷)、LONDONレーベルのステレオ初期盤です。
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July 29, 2019 at 07:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1056315.html
via Amadeusclassics
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