通販レコードのご案内 こりゃ凄いと唸ってしまうほど、デッカ盤の綺麗な録音。シューマンが『エロイカ』と『運命』に挟まれた、この曲を『二人の巨人にはさまれたギリシャの乙女』と例えたイメージ通りの典雅と言って良いほど、優美で、格調高く、流麗な響きとなっている。
ウィーン・フィルがステレオ録音で完成させたベートーヴェンの交響曲全集は、他のレーベルを先駆けて行った偉業だった。このことはビジネス戦略にベートーヴェンの交響曲録音が重要だったことが判る。この抜擢については、子息エーリヒ・シュミット(英国読みはエリック・スミス)が英デッカのプロデューサーであった関係と噂され、また録音現場を実見した人は、オーケストラのほうは、ただ黙々と指揮と録音技師の指示に従う、といった態度に見えましたと語っていたという。しかし、結果として生まれた音盤は、1960年代のウィーン・フィルの良さを最も素直に出したものとして今なお評価が高い孤高の名演としてコレクターの耳を満足させている。
http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21412.jpg
July 28, 2019 at 01:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1075625.html
via Amadeusclassics
コメント
コメントを投稿