Elgar, Jacqueline Du Pré, London Symphony Orchestra, Sir John Barbirolli, Janet Baker – Cello Concerto / Sea Pictures – His Master's Voice – ASD 655
現在でもこの曲の最高の録音の1つとしてレコード・ファンの間でも極めて人気のある一枚。
■同曲屈指の名演であり、オーディオファイル盤としても名高い名盤。初版、2版、3版のアナログ盤が発売されました。再販となる大ニッパーながら、英国本国盤らしくなかなかの高音質です。
ヴィンテージレコードの人気盤GB EMI ASD655 デュ・プレ、ベイカー&バルビローリ エルガー:チェロ協奏曲、歌曲集「海の絵」
余りにも早くこの世を駆け抜けていってしまったデュ・プレ。短い人生を惜しむかのように激しい気迫と卓越した技巧で圧倒的に迫ります。1971年に発症。その診断結果は心因性のノイローゼだと言われ、不治の病とは誰も思わなかった。5ヶ月間の休息を得て録音したショパンとフランク(ASD2851)が最後になった。
バックはバルビローリ&ロンドン交響楽団、エルガーをサポートする上では万全な布陣で、耳を澄ますとバルビローリの居合いの唸り声が微かに聴こえるのは気合の証拠でしょう。第2面は歌曲集《海の絵》。ここで歌っているジャネット・ベイカーも、まるでマーラーの《亡き子を偲ぶ歌》を思わせ、デュ・プレを偲んでいるようなコントラルトで共感を覚えます。ステレオ録音。
チェロは人の声に近いとされる。― 声楽曲と組み合わされたことを考える。
デュ・プレのレコードは人気があり、高価ですが、この盤はその中では比較的安価で手に入りやすい部類だから彼女の愛好家には嬉しい限りだ。本盤は、ジャネット・ベイカーが歌う歌曲集《海の絵》とのカップリングになった初出。ASD2764 でジャクリーヌ・デュ・プレのディーリアス・チェロ協奏曲との組み合わせのレコードも出ていたことからも、人気が高かったことがわかる。それで、プレス枚数も多かったのでしょうか。
エルガーは冒頭からチェロの見せ場で、デュ・プレの気迫溢れる激しい音が軸となりオーケストラが終始伴奏する感じなのだが、その伴奏もバルビローリの統一された指揮の下、オーケストラも伸び伸びと歌い上げる。彼女のために作曲されたと十分に納得させられる。
エルガーは冒頭からチェロの見せ場で、デュ・プレの気迫溢れる激しい音が軸となりオーケストラが終始伴奏する感じなのだが、その伴奏もバルビローリの統一された指揮の下、オーケストラも伸び伸びと歌い上げる。彼女のために作曲されたと十分に納得させられる。
1965年優秀録音、名演、名盤。
プロダクト
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曲名GB EMI ASD655 デュ・プレ、ベイカー&バルビローリ エルガー:チェロ協奏曲、歌曲集「海の絵」
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レコード番号ASD655
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作曲家エドワード・エルガー
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演奏者
- ジャクリーヌ・デュ・プレ
- ジャネット・ベーカー
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オーケストラロンドン交響楽団
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指揮者ジョン・バルビローリ
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録音種別STEREO
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製盤国GB(イギリス)盤
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カルテ(協奏曲)NEW NIPPER, STEREO (110g)
http://img01.ti-da.net/usr/a/m/a/amadeusrecord/34-27048.jpg
March 04, 2025 at 05:28AM from アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1197834.html
via Amadeusclassics
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