通販レコードのご案内汗が散る様子すら容易に目に浮かぶ。ミルシテインの感情が深いところから完全に音にのって現れてくるのが伝わる。
《米ダーク・グリーン金文字盤》US CAPITOL P8382 ミルシテイン ドヴォルザーク・ヴァイオリン協奏曲 20世紀を代表するヴァイオリニスト、ナタン・ミルシテインの神髄が味わえるアルバム。ミルシテインが最も得意としたドヴォルザークとグラズノフのヴァイオリン協奏曲をカップリングしたもの。澄み切った美しい音色と卓越した技巧で、作品の魅力を巧みに引き出している一枚。 後にミルシテンを尊敬するフランク=ペーター・ツィンマーマンが、彼へのトリビュート・アルバムとして同じドヴォルザークとグラズノフをカップリングしたCDを録音したほど強い影響力をもった演奏が展開されています。使用楽器は高名なストラディヴァリウスで、楽器の制作時期は黄金期ではあるが一級の名器に比べるとやや音量が少な目の楽器だという。ストラディヴァリウスと言っても同一作者が楽器を一本、一本、作り、調整していたわけでないことは近頃では判明していること。細身に聞こえても演奏者の腕の衰えと捉えるのはおかしい。
長谷裕二さんの説明書きでは、しばしばミルシテインの美音がカラヤンにダメにされたと強調するような書かれ方をしているようですが、その根拠気にかかります。
しかし本盤を聴けば、この楽器の潜在能力をミルシテインが十分に引き出していたに気づくと思います。一挺のヴァイオリンがフルオーケストラに引けをとらない存在感を示し、完全に対峙している。ドヴォルザーク、グラズノフのヴァイオリン協奏曲にぴったりではないか、作曲家が個性を押し出した音楽の感動を与えてくれることを如実に証明してくれた演奏です。
Recorded in the Syria Mosque, Pittsburgh, Pennsylvania, February 16 & 17,1957. Producer: Richard C. Jones, Recording engineer: Frank Abbey
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
Milstein, Steinberg, The Pittsburgh Symphony Orchestra – Dvořák, Glazounov – Violin Concertos – Capitol Records P8382- レコード番号
- P8382
- 作曲家
- アントニン・ドヴォルザーク アレクサンドル・グラズノフ
- 演奏者
- ナタン・ミルシテイン
- オーケストラ
- ピッツバーグ交響楽団
- 指揮者
- ウィリアム・スタインバーグ
- 録音種別
- MONO
DARK GREEN WITH GOLD LETTERING, MONO 1枚組(140g), Stamper D2/D2。
コンディション
- ジャケット状態
- EX-
- レコード状態
- EX++
- 製盤国
- US(アメリカ合衆国)盤
《Full Dimensional Sound》は、1950年代から1960年代にかけて Capitol Records が使用した録音技術の商標であり、リリース・シリーズではありませんでした。
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詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
オーダーは | 品番 / 34-21045 |
販売価格 | 11,000円(税込) |
http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-21045.jpg
November 28, 2022 at 08:00AM from アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1064960.html
via Amadeusclassics
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