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モーツァルトのお手本*フィーツ、ウィーン八重奏団 モーツァルト・クラリネット五重奏曲&ディベルティメント10番

DECCA黄金期を代表する名盤 ― 名手アントン・フィーツのヴァイオリンに率いられた「モーツァルトのお手本」とも言うべき、豊かで伸びやかな感性に溢れている名演

通販レコードのご案内《英DECCA ワイドバンド 溝あり ED2 盤》GB DECCA SXL6087 ウィーン八重奏団 モーツァルト・クラリネット五重奏曲/ディベルティメント10番

録音にリアル感のあるしっかりとした陰影があり、ウィーンの名手達が弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれる演奏は、きわめて余裕のある進行で一分の隙も無い名演です。
  • GB DEC SXL6087 ウィーン八重奏団員 モーツァルト:クラリネット五重奏曲/ディベルティメント10番
  • ウィーン八重奏団は、長い伝統に育まれた独特の優美な響きと、自発性に富む豊かな表現で世界最高のオーケストラの一つとして、常に世界の聴衆から愛されてきたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心に結成されました。
    本盤は新リーダーのアントン・フィーツ時代の1963年録音で、淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。
当時のウィーン・フィルの ―― Anton Fietz, violin; Philipp Mattheis, violin; Gunther Breitenbach, viola; Nikolaus Hubner, cello; Johann Krump, double-bass ―― 名手揃い。勿論、クラリネット独奏は高名ウィリーの弟アルフレッド、ウラッハの正式継承者としてウィーン・フィルを支え続けた名手。伝統的な良さを残しながらも切れ味の鋭い端正な演奏スタイルによる名演です。
1963年10月ウィーン、ゾフィエンザールでの優秀録音、名演、名盤。

通販レコード詳細・コンディション、価格

Mozart, Alfred Boskovsky, Members Of The Vienna Octet ‎– Clarinet Quintet K. 581 / Divertimento In F K. 247 ‎– DECCA SXL6087

プロダクト

レコード番号
SXL6087
作曲家
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
演奏者
アルフレート・ボスコフスキー アントン・フィーツ
オーケストラ
ウィーン八重奏団
録音種別
STEREO
WIDE BAND WITH GROOVE MADE IN ENGLAND ED2, STEREO 1枚組(140g), Release 1963, Stamper 2G/2G。

販売レコードのカバー、レーベル写真

GB DEC SXL6087 ウィーン八重奏団員 モーツァルト:クラ…
GB DEC SXL6087 ウィーン八重奏団員 モーツァルト:クラ…

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
EX++
製盤国
GB(イギリス)盤
ワイドバンド 溝あり ED2 レーベル中にデザインされている銀色の帯(黒色で「 FULL FREQUENCY 」と書かれている)の幅が13ミリメートルあり、ED4 よりかなり広い。そのため、「ワイド・バンド」とも呼ばれています。またラージ・レーベルの外周から約1センチのところに溝( GROOVE )があります。ここまではファースト・ラベルと同一デザインです。ただし、ラベル上部10時位置の文字が、「 Made in England By … 」に変更になりました。多くの専門家の間で、このセカンド( ED2 )の音質は、ファースト・ラベル( ED1 )に似ているという意見が多いです。SXL 2000番代から6200番代の初めまでED1は続き、ED2が初版のLPはSXL 6000番代前半に見られます。本盤はED1が初版。

オーダー・リンクと販売価格

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。




 
オーダーは 品番 / 34-26845
販売価格 13,200円(税込)


http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-26845.jpg
January 29, 2022 at 07:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1154197.html
via Amadeusclassics

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