タッチひとつでこれだけ多彩な音色が紡ぎ出されるのかと驚かされる。
DE DGG 2531 302 ミケランジェリ ベートーヴェン・ピアノ協奏曲1番◎極端に遅いテンポと奇矯なアゴーギクが特徴だが、本盤でもジュリーニが困る程の独自のフレージングが見られる。いつまでもつづくカデンツァ。まとめ上げたジュリーニも偉い。演奏後の長い長い拍手が忘れられない。
通販レコードのご案内DE DGG 2531 302 ミケランジェリ ベートーヴェン・ピアノ協奏曲1番
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリのDGGの録音は、どれも人気が高い!彼の最後の音が聴けるからだ。録音をまったくしなかった空白の期間の後だけに、ファンには嬉しいものがある。ベートーヴェンのピアノ協奏曲は、ジュリーニと1/3/5番の3曲のみ録音。
柔らかく歌い上げていくオーケストラの演奏、心底から奏でられるサウンド、渾身の熱唱に聴こえる管弦楽の演奏、指揮の力を感じ指揮者カルロ・マリア・ジュリーニに興味を覚えます。イタリア人同士ということも相当な相乗効果を生んでいるのでしょうか。
1980年録音。
超変人と揶揄されることのあるミケランジェリだが、やはり天才と変人は 紙一重だと再認識致しました。
冷徹な完全主義者との印象が強かったのですが、テクニックを出し惜しみせずに、弾き切っている点や、感情表現における部分で、決して自分を押し殺しているのではなく、もっと暖かな人間らしい一面が分かりました。透明感の高いロマンティシズムが全編を覆っていると言っても過言でない。タッチひとつでこれだけ多彩な音色が紡ぎ出されるのかと、驚かされる。
品番 | 34-10100 | |
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商品詳細 | DE DGG 2531 302 ミケランジェリ ベートーヴェン・ピアノ協奏曲1番. | |
商品名 | DE DGG 2531 302 ミケランジェリ ベートーヴェン・ピアノ協奏曲1番 | |
作曲 | ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン | |
曲目 | ピアノ協奏曲第1番 | |
レーベル | DEUTSCHE GRAMMOPHON | |
レコード番号 | 2531 302 | |
演奏者 | アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ | |
オーケストラ | ウィーン交響楽団 | |
指揮者 | カルロ・マリア・ジュリーニ | |
録音種別 | STEREO | |
ジャケット状態 | M- | |
レコード状態 | M- | |
製盤国 | DE(ドイツ)盤 | |
カルテ(協奏曲) | BLUE LINE, DIGITAL STEREO ( 140g ), Release 1980 | |
特別価格 | 3,080 円 |
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September 30, 2021 at 01:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e917713.html
via Amadeusclassics
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