通販レコードのご案内自らの道を迷わず歩む求道者のような剛毅な音楽を奏でていた ― 芯の太い音色で、それに伴う音色、表現の微妙な変化、自然とトルトゥリエの世界に誘われます。
《英モノクロ切手ドッグ盤》GB EMI SLS836トルトリエ&ハイドシェック ベートーヴェン・チェロソナタ全曲 1990年にチェロにもたれかかったまま逝去したという孤高のチェリスト、ポール・トルトゥリエ。この20世紀を代表するチェリストのひとり、ポール・トルトゥリエの演奏は、男性的な太い音と、率直で飾らぬ真摯な表現の中に、深い精神性が湛えられたものと絶賛され、現在も多くのファンを虜にしています。その演奏には、たゆまぬ努力のほか、作曲、指揮、そして教育にまで及んだ幅広い音楽との関わりも大きく影響していたと思われ、また、カザルスに私淑し、プラド音楽祭にも参加、さらにカザルスらと共に、音楽に精神を呼び戻すという運動を推進していたことからも、音楽表現における精神の在り方について、トルトゥリエが常に真剣に取り組んでいたことは明らかです。実際、内なる声を大切にした彼の演奏は、 バッハの無伴奏チェロ組曲から素晴らしく深い音楽を引き出していますし、コンチェルトや室内楽でも、自らの道を迷わず歩む求道者のような剛毅な音楽を奏でていたのが印象的でした。
チェロが水平に傾くエンドピンを考案するなど一般的なチェリストとは一線を画する存在だった彼。そして彼は、あのジャクリーヌ・デュプレの師としても知られている。これを機会に高名な弟子のデュプレ盤と比較試聴するのも一興かと思いますよ。芯の太い音色で、それに伴う音色、表現の微妙な変化に自然とトルトゥリエの世界に誘われます。
フランスを代表するチェリスト、ピエール・フルニエ(Pierre Fournier, 1906~1986)と双璧たる、ポール・トルトゥリエ(Paul Tortelier, 1914~1990)がエリック・ハイドシェックとのコンビで録音した「ベートーヴェン/チェロ・ソナタ全集」(2LP・英EMI-SLS836/1971年~72年ステレオ録音)は気品あふれる格調高い全集盤の一つである。
1971年7月15,16日、1972年2月25,26日、3月1、2日、パリ録音。Engineer – Paul Vavasseur, Recording Supervisor – René Challan
通販レコード詳細・コンディション、価格
Paul Tortelier, Eric Heidsieck, Beethoven - The Complete Cello Sonatas, EMI – SLS836
プロダクト
- レコード番号
- SLS836
- 作曲家
- ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
- 演奏者
- ポール・トルトゥリエ エリック・ハイドシェック
- 録音種別
- STEREO
WHITE&BLACK STAMP DOG, STEREO 2枚組(130g/150g), 解説書付き。
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
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- オーダー番号34-9254
- 特別価格17,600円(税込)
- 通常価格22,000円(税込)
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September 29, 2021 at 09:15PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1086489.html
via Amadeusclassics
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