通販レコードのご案内独特の雰囲気を持つ比較的珍しい管弦楽曲集
《仏製見開きジャケ カラー切手ドッグ盤》FR VSM C069-16301 ピエール・デルヴォー ダンディ・山の夏の日&魔の森&旅の画集 南フランスの貴族の家に生まれたポール・マリ・テオドール・ヴァンサン・ダンディ(Paul Marie Theodore Vincent d'Indy, 1851~1931)の作品は、今日ではあまり演奏されていないが、純粋で崇高な作品を残しています。南フランスの自然派作曲家「ダンディの田園交響曲」とも称された交響詩『山の夏の日』での自然に対する深い愛情の吐露。初期最良の管弦楽作品、交響的バラード『魔法にかけられた森』、ピアノ曲から抜粋してオーケストラ化した『旅の画集』、どれもが高貴なフランスを想像させる快作です。各国を旅行していたダンディは、ドイツでリスト、ブラームス、ワーブナーらに会い、特に1876年に「バイロイト祝典劇場」で初演されたワーグナーの「ニーベルングの指環」を聴いて、強い感動を受けます。作曲上では熱烈なワグネリアンとなり、反ドビュッシーという立場でした。「魔の森」op.8は、ダンディが「ニーベルングの指環」の全曲初演を聴いた2年後の1878年(27歳)に作曲した交響的物語で、ドイツの詩人「ウーラントの物語詩による伝説交響曲」という副題がついています。ダンディ自身、この曲で以降の創作を生み出す大きな自信を得た。1882年(31歳)にはワーグナーの「パルジファル」を聴き、これを理想的な劇作品と考えたようで十数年後のオペラ「フェルヴァール」の創作につながります。
そして1886年(35歳)には、フランス国民主義に意識的に向かってアルデーシュ地方で採集した民謡にもとづいたフランス後期ロマン派の最高傑作とも言われる「フランスの山人の歌による交響曲」を創作・発表し、ついにフランス楽壇の頂点に立ちます。
1897年(46歳)のとき、ブリュッセルのモネ劇場でオペラ「フェルヴァール」を初演し、「フランスのパルジファル」として高い人気を得ます。第一次世界大戦(1914〜1919年)以降は、生活の変化につれて作風もより軽く明るくなり、民謡編曲への関心が晩年に向かうほど強まって、多く作曲することになる室内楽作品に厳格な中にも典雅さが漂うフランスの伝統的なスタイルに戻っていきます。
通販レコード詳細・コンディション、価格
- レコード番号
- 2C069-16.301
- 作曲家
- ヴァンサン・ダンディ
- オーケストラ
- ロワール・フィルハーモニー管弦楽団
- 指揮者
- ピエール・デルヴォー
- 録音種別
- STEREO
COLOR STAMP DOG, STEREO 1枚組(120g), Release 1979。
- ジャケット状態
- EX
- レコード状態
- EX
- 製盤国
- FR(フランス)盤
詳細の確認、特別価格での購入手続きは品番のリンクから行えます。
オーダーは | 品番 / 34-18107 |
特別価格 | 3,080円(税込) |
通常価格 | 3,850円(税込) |
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May 28, 2021 at 12:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1143115.html
via Amadeusclassics
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