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《盤質良好》GB EMI ASD2259 メニューイン&ボールト エルガー・ヴァイオリン協奏曲 有名演奏家が演奏旅行をするときにレパートリーとして貰うことで広まっていった作曲家の名声。20世紀になるとラジオで自作が演奏されるのを楽しむ様になった。エルガーは彼自身の指揮で数多くのレコードを残した。1932年、当時16歳のメニューイン少年は、エドワード・エルガーの指揮により《ヴァイオリン協奏曲》の録音をアビー・ロード・スタジオにて行った。当初、この曲はエルガーがクライスラーに献呈したもので、クライスラーとの録音を考えていたのだが、都合がつかず、急遽このメニューインに白羽の矢が立てられたのだった。黎明期の英 EMI のバイオリンモノのレコードは、必ずと言っていいほど、この英国に帰化してサーと男爵の称号を得たメニューインが登場する。彼は戦後同世代のハイフェッツらと共にバイオリニストとして名声の頂点をきわめる。その証左として膨大な音源が英 EMI に録音された。
録音の数日前、巨匠の前で初めて演奏した時のことをメニューインは回想している。第2主題の部分まで弾くとエルガーは「何も問題ない」と一言だけ言い残すと楽しみにしていた競馬へとさっさと出かけてしまったという。晩年のエルガーならではのエピソードである。
出来上がった録音は素晴らしいものとなった。歴史的意義とともに音楽の高い完成度からも長く記憶されている録音です。それから30余年、満を持して臨んだ当ステレオ盤も大家の風格をそなえた名演奏です。メニューインが英国の名指揮者ボールトと共演したエルガーのヴァイオリン協奏曲。彼にとって本作2度目となる録音です。ボールトの強力なサポートで、1小節単位で表現をコントロールし爆発的な感動に導くような演奏です。これは第1楽章の冒頭部分で、すぐ顕著に現れます。緊張感に溢れた、たいへん熱のこもった演奏が魅力的です。絶対的な自信に充ち溢れた本盤、隠れた名盤です。
- 品番
- 34-18719
- レコード番号
- ASD2259
- 作曲家
- エドワード・エルガー
- 演奏者
- ユーディ・メニューイン
- オーケストラ
- ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
- 指揮者
- エイドリアン・ボールト
- 録音種別
- STEREO
- ジャケット状態
- EX
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
1965年録音、1966年発売。
GB EMI ASD2259 メニューイン&ボールト エルガー・ヴァイオリン協奏曲 |
GB EMI ASD2259 メニューイン&ボールト エルガー・ヴァイオリン協奏曲 |
優秀録音、名演、名盤
"LARGE DOG IN SEMI-CIRCLE" WITH BLACK LETTERING, 140グラム盤, Release 1966, Stamper 3/1。
価格
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。- オーダー番号34-18719
- 販売価格¥8,000(税別)
http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-18719.jpg
January 30, 2021 at 07:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1128013.html
via Amadeusclassics
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