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『2001年宇宙の旅』のサントラ盤に使用*ベーム指揮ベルリン・フィル R.シュトラウス・ツァラトゥストラはこう語った

通販レコードのご案内 録音当時へのタイムトラベルした気分になるのがカール・ベームの不思議な魅力だ。1958年からステレオとなった当時のベームとベルリン・フィルの組みあわせは堂々として隙の無い演奏です。

GB DGG SLPM136 001 カール・ベーム R.シュトラウス・ツァラトゥストラはかく語りき《英ブルーライン盤》GB DGG SLPM136 001 カール・ベーム R.シュトラウス・ツァラトゥストラはかく語りき カール・ベームは数多くのオペラ上演を中心に、芸術の振興に大きく貢献。オーケストラ・レパートリーでも慧眼というほかない作品を知り尽くしたアプローチで聴き手を魅了しました。ベームならではの質実剛健なアプローチが作品本来の味わいをよく引き出しています。1958年4月ベルリン、イエス・キリスト教会でのセッション・ステレオ録音。交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》は、かの名画『2001年宇宙の旅』のサントラ盤にも使用されていた《ツァラトゥストラはかく語りき》の決定盤。リヒャルト・シュトラウスと親交があり、その演奏の権威であったベームによる演奏は非常に説得力のあるものです。実際の映画ではカラヤン指揮ウィーン・フィルの録音が使用されていますが、当時リリースされているものと異なり、契約でクレジット出来ませんでした。
 国際化する以前の ― まだカラヤン節に染まりきっていない頃の ― ベルリン・フィルを指揮した『ツァラトゥストラはかく語りき』『祝典前奏曲』『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』『ドン・ファン』『サロメの踊り』の5作品は、すでに名演奏として有名なもので重厚壮麗で骨太なサウンドが素晴らしい聴きものとなっています。1981年8月14日にザルツブルクで亡くなった。ウィーン・フィルを率いて来日していたので錯覚もしていたが、戦後暫くはウィーン国立歌劇場の音楽監督を引き受けていたが1956年に辞任してからは特定のオーケストラや劇場に所属していない。
 来日の中継はFMで聞きましたが熊本はまだ生中継ではありませんでした。レコードで聴くカール・ベームの演奏は、いずれもベームの演奏の特徴である厳格な造形、音楽の自然な流れと劇的な緊張感が見事に示されていた。発売されるレコードは良くカラヤンのレコードと比較して二者択一していた。それが死後一気に、わたしの記憶からずっと遠い存在となった。その晩年にロンドンに客演した幾つかの録音だけが、今も心を満たしてくれている。肩の荷が下りた、奔放さとは無縁の人だったが、彼自身が本来持っていた音楽性がそれらにはあると感じているからだ。
1958年4月15〜17日ベルリン、イエス・キリスト教会でのステレオ・セッション録音。

http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-19843.jpg
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