通販レコードのご案内 イエペスが技量的に最盛期だった頃の演奏で、一番聴き応えがある。
《独ブルーライン盤》DE DGG 139 440 ナルシソ・イエペス ロドリーゴ・アランフエス協奏曲/ある貴紳のための幻想曲 スペインの伝説的ギタリスト、ナルシソ・イエペスは、1969年から1979年まで20年以上にわたりドイツ・グラモフォンへの録音を行いました。マドリード近郊のアランフエスにある歴代の王室の美しい離宮と庭園に思いを寄せ、スペインの過ぎし日の栄華と郷愁を偲ばせる《アランフェス協奏曲》はなかでも特に、普及に尽力して多く再録音していますが、それらそれぞれに随分オーケストラとギターの音の位置付けが異なっている言を聴いて感じる。指揮者が異なれば要求されることも違うのは当然でしょうが、録音を重ねる度に、この20世紀のギターの名作から新たな魅力を引き出しています。
結果、20世紀に作曲されたレコード時代のクラシック音楽だということを見誤りそうな存在感を根付かせた。東京オリンピックの年に生誕250年に当たるベートーヴェンの交響曲演奏スタイルが、250年間かけて変化してきたことを楽曲が発表されて、四半世紀で成した。
ナルシソ・イエペスは1927年スペイン生まれ。生活のために弾いていたカフェで、映画監督ルネ・クレマンに見出され、『禁じられた遊び』の音楽担当に抜擢。主題曲「愛のロマンス」が大ヒットして、国際的な知名度を得る。それが機会となり、1947年ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」を弾いて評価され、50年のパリ公演で同曲を弾き名声を高めた。この曲を国際的に広めた最大の功労者。のちに特製の10弦ギターを愛用する。ふくよかな演奏が特徴。盛りだくさんで、イエペスの魅力の一端はとにかく堪能できる。それ以上に堪能できるのがギターの魅力だろう。ていねいな音作り、何度でも聴きたい。小さなオーケストラと言われるように、一本のギターから実に豊かな音楽が紡ぎ出されるさまは十分に楽しめる。
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July 26, 2020 at 11:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1111125.html
via Amadeusclassics
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