八代市の小学校教員が感染 ― 臨時休校に
熊本県と八代市は7月28日午前、八代保健所管内(八代郡市)の50歳代男性教員と70歳代のその母親が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性教員が勤務する八代市内の小学校は28日、臨時休校した。県内で教職員の感染確認は初めて。2人とも発熱の症状がある。男性教員は、大阪府から帰省した姉妹や母と18日に会食。大阪府に戻った姉の感染が26日に確認され、濃厚接触者として27日に検査し、陽性が判明した。
同小学校は31日まで臨時休校し、29日に校内の消毒を行うことにしています。児童と教職員の希望者に対してPCR検査を実施している。学校名の公表について県教委は「児童・生徒、保護者への偏見や差別、誹謗(ひぼう)中傷が生じないよう配慮が必要。公表は控える。濃厚接触者が不特定多数に及ぶ場合などは検討する」としています。
一方、クラスター(感染者集団)が発生した山鹿市の介護老人保健施設「太陽」でも、新たに利用者の90歳代女性1人と、職員で50歳代男性と40歳代女性の2人の計3人の感染がわかった。施設内の感染者は計26人となった。県内の感染確認は計125人になった。
熊本県内、新型コロナウイルス感染22人 ― クラスターも拡大
熊本県と熊本市は7月28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに22人確認したと発表した。県内初のクラスターとなった造船大手「ジャパンマリンユナイテッド」(JMU、横浜市)の有明事業所(長洲町)でも、新たに社員や協力会社の社員ら県内の20~60歳代の男性9人の感染が判明。一連の感染者は県内分が31人となった。ほかに感染者の60歳代の母親も感染。厚生労働省のクラスター対策班は7月29日から本格的な調査を始める。
菊池市職員の50歳代男性の感染も確認。同市職員は2人目となる。
一方、熊本市は、2日連続で1日当たり最多の6人の感染を確認した。このうち北区の10歳代女子学生は18日、市内の飲食店でアルバイトした際、感染が判明した菊池市職員の40歳代男性が訪れていた。
中央区の20歳代男性会社員は、感染が確認された済生会熊本病院の女性医療従事者の知人。23日に市内の飲食店で会食していた。残り4人は20~50歳代の男女。
27日に感染確認した6人の感染経路も一部判明。西区の50歳代男性会社員と、中央区の30歳代男性会社員は同じ会社に勤務。先に感染が分かった同僚とそれぞれ会食していた。同社の感染者は計4人。
南区の20歳代男性会社員の勤務先は、JMU有明事業所。
中央区の20歳代男性飲食店従業員は、済生会熊本病院の女性医療従事者が訪れた、接待を伴う店に勤務する。同店従業員の感染者は計2人。
東区の20歳代女性(職業非公表)は福岡市で感染者と会食していた。東区の無職の60歳代男性の感染経路は不明。
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