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熊本県内、新型コロナウイルス感染138人に ― 活発に活動する若い世代が、感染源になりつつある 7月29日

クラスター発生の高齢者施設で新たに3人の感染確認 ― 新型コロナウイルス感染、熊本県内で40歳代以下急増 活発な活動が一因か

熊本県は、新型コロナウイルスのクラスターが発生した山鹿市の介護老人保健施設「太陽」で、新たに入所者の感染が確認されたと発表しました。感染が確認された入所者は、80歳代の男女と90歳代の女性、あわせて3人です。重症者はいないとしている。この施設での感染者数は、職員も含め29人になりました。
また、28日に感染が分かった有明保健所管内の60歳代女性が、玉名公共職業安定所(ハローワーク玉名)の職員だと明らかにした。この女性は、県内初のクラスターとなった造船大手「ジャパンマリンユナイテッド」の有明事業所(長洲町)で27日に感染が確認された30歳代女性社員の母親。熊本労働局によると、女性は窓口業務には従事していない。29日は同安定所を閉庁し、消毒作業を進めている。
「新しい生活様式」を身につけ、自分や大切な人の命を守りましょう

活発に活動する若い世代が、感染源になりつつある ― 熊本市民病院感染症内科の岩越一部長

県内の感染者数はこれまでに138人にのぼっています。7月の感染者計90人(29日正午現在)のうち、40歳代以下は計52人で6割を占める。山鹿市の介護老人保健施設分を除けば、10~40歳代の割合はさらに高まり8割弱に上る。全体の4割(19人)だった6月までとは様相が異なる。
ただ、症状は軽症者や無症状者が大半で、現時点で重症者はゼロという。県健康危機管理課の上野一宏課長は「以前と比べて症状が軽く、感染しやすい印象がある」と話す。
福岡県や大阪府など県外の感染者との関連も目立つ。一緒に食事をした福岡県在住の知人の陽性が判明し、PCR検査に至ったケースもある。長洲町の造船会社で発生したクラスターにも福岡県からの通勤者が含まれる。
熊本市民病院感染症内科の岩越一部長は「活発に活動する若い世代が、感染源になりつつある」と指摘。高齢者に比べて重症化のリスクが低いとされることが、若い世代に油断を生んでいるとみる。
県北で感染が広がっている要因も「感染が流行している福岡県に近く、ウイルスが持ち込まれた可能性がある」と推測。感染拡大を抑えるには、3密回避の徹底に加え「健康に見える人同士でも感染リスクがあることを再認識してほしい」と強調し、「若い世代でも重症化する恐れは十分にある。決して油断しないでほしい」と訴えた。

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via Amadeusclassics

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