山鹿市のクラスター20人超 ― 熊本県内、新型コロナ感染確認113人に
熊本県と熊本市は7月27日、新たに33人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日としての最多を更新。このうち、26日に職員1人の感染が判明した山鹿市の介護老人保健施設「太陽」では、入所者16人と別の職員6人に感染が拡大。県は新たなクラスター(感染者集団)が発生したとみて、警戒を強めている。県内の感染確認は113人(うち熊本市56人)となった。重症者の情報はない。
県によると、同施設で感染が判明した入所者は70~90歳代の男女で、職員は40~60歳代の男女。26日に感染を確認した職員の友人で、山鹿市の20歳代の男性会社員も陽性と分かった。
蒲島知事、県外移動「自粛を」 ― コロナ感染リスク「レベル3」に引き上げ
新型コロナウイルスの新規感染者が熊本県内で急増していることを受け、蒲島郁夫熊本県知事は7月27日に県庁で記者会見し、新型コロナ特別措置法に基づき、不要不急の県外への移動自粛を県民に要請した。福岡県や東京都などとの往来で感染したとみられるケースが多いことから、要請に踏み切った。蒲島知事は「第2波を防ぐ大事な時期。最大の危機感を持って対応する」と述べた。
県は同日、県内の感染リスクレベル(5段階)を上から2番目の「レベル3(警報)」に1段階引き上げた。対策として全国で感染が相次ぐ接待を伴うバーやクラブなどの飲食店に感染防止策の徹底を要請。県民には、対策が不十分な店舗の利用自粛を求める。蒲島知事は「対策が徹底されない店舗には休業要請も辞さない」と強調した。県有施設については感染防止策の実施状況を再点検する。
熊本市も感染拡大を受け、市内のリスクレベルを「レベル3(警報)」に引き上げた。熊本城の特別見学通路や熊本市動植物園などについては「感染防止策が徹底できている」として閉鎖は見送る。
会見した大西一史熊本市長は「接待を伴う店で働く従業員へのPCR検査を拡充したい」と強調。感染防止策に取り組んだ店の従業員らを対象に、費用がかからない検査を検討する考えを示した。
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