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〈新型コロナウイルス〉特に理由はない ― PCR検査結果待たず阿蘇へ帰省した陽性感染者の男性 6月28日

友人の家でのバーベキューに「10分程度、顔を出した」 ― 結果判明まで自宅で待機するよう求められていた

熊本県は6月28日、横浜市から阿蘇保健所管内(阿蘇郡市)の実家に帰省した26日に、新型コロナウイルス感染が判明した飲食店店員の10歳代男性について、濃厚接触者は飛行機で帰省した男性を空港から実家まで送った友人と、その当日に食事会に参加していた8人です。
県は友人9人の検体検査を行い、28日午後5時までに全員の陰性を確認しました。
県によると、男性は6月22日に発熱やのどの痛みがあり、25日に横浜市内の帰国者・接触者外来で検査を受け、結果判明まで自宅で待機するよう求められていたが、26日に羽田空港から熊本空港へ帰省した。帰省した理由について、男性は「特に理由はない」と答えています。
阿蘇保健所の聞き取りに男性は友人の家でのバーベキューに「10分程度、顔を出した」と話しているということですが、参加したのが「陽性」を伝えられた「前」か「後」かについては、確認が取れていないということです。
男性は現在、県内の感染症指定医療機関に入院中だが、症状はないという。
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県によると、男性は26日、横浜市から飛行機で実家へ帰省した後、近くの友人宅であった食事会に参加。食事会には男性のほか、熊本空港から実家まで車で送り、陰性が確認された友人1人を含む9人が参加した。
男性は「10分間だけ顔を出して帰った」と説明したが、県は参加した9人全員を濃厚接触者と判断して検査した。
また、県は男性が搭乗した飛行機の半径2メートル以内の同乗者についても航空会社から情報提供を受け、検査を希望するかどうか確認する
機内はマスク着用や換気などの対策が取られており、県は「濃厚接触者には当たらないが、弾力的に対応する」としている。

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