横浜で検査後、阿蘇へ帰省 ― 10歳代男性が陽性判明
熊本県は6月27日、横浜市で新型コロナウイルスの検査を受けた同市の飲食店店員の10歳代男性が26日に県阿蘇保健所管内の実家に帰省し、その後、陽性が判明したと発表した。男性は、結果判明まで自宅で待機するよう求められていたという。27日現在、症状はないが、県内の感染症指定医療機関に入院している。感染リスクの区分をレベル2(警戒)を維持 ― 熊本県の感染者としては数えない
横浜市から県には6月27日午前、報告があった。県は濃厚接触者がいないかを調査中。同市によると、男性は「飛行機内ではマスクを着けていた」と説明しているという。熊本空港へ男性を迎えに来た友人は検査の結果、陰性だった。男性は実家に戻ったものの家の中には入らず敷地内のはなれで一晩過ごしたため、家族は濃厚接触にはあたらないということです。
蒲島郁夫知事は同日の記者会見で、感染リスクレベルは「レベル2(警戒)」を維持しつつ、県内では感染が広がっていないことを理由に「県有施設の閉館などの対応策は取らない」と述べた。
男性は横浜市の感染者として数えるため、熊本県内の感染者数は48人のまま。
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