通販レコードのご案内録音はモノラルながら音の状態は大変素晴らしく力強いレニングラード・フィルの金管群の響きも冴え渡る
DE ETERNA 8 20 023
(演奏者)エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(曲目)チャイコフスキー・交響曲6番「悲愴」
(演奏者)エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(曲目)チャイコフスキー・交響曲6番「悲愴」
細かな部分まで計算し尽くした緻密にして壮大な名演。ヴィヴラートをたっぷりつけた金管の咆哮や、地の底から湧き上がる低音部分の重厚さなど、ロシアのオーケストラの特徴を充分に生かしながら、あえてローカルさに陥ることもなく西洋風の洗練さも見せています。
エフゲニー・ムラヴィンスキー(Evgeny Mravinsky, 1903~1988)は手兵レニングラード・フィルとチャイコフスキー交響曲第6番ロ短調「悲愴」を、ライヴ録音まで含めると相当な数の録音を遺していると思われる。ムラヴィンスキーは、ソビエトの国営公社であったメロディア・レーベルにも後期交響曲の録音を行なっており(第4番=1958年、第5番=1940年代後半、第6番=1949年)、ヨーロッパでもさまざまなレーベルを通じて発売されていました。本盤は、彼等がまだ西側での演奏活働が厳しかった1950年代に西側楽旅の際、ウィーン・コンツェルトハウス大ホールで「ドイツ・グラモフォン」によって初めて録音されたものです。
録音はモノラルながら音の状態は大変素晴らしく力強いレニングラード・フィルの金管群の響きも冴え渡り当時53歳のムラヴィンスキーの指揮の魅力がうかがえる。同時に第5番ホ短調作品64も録音された。また、この時は第4番はクルト・ザンデルリンクの指揮で録音された。前回の録音から4年しか経っていないにもかかわらずドイツ・グラモフォンが再録音に踏み切ったのは、1950年代後半に導入された新しくステレオ技術によってステレオ・レコードを発売したいという点と、第4番を首席指揮者であるムラヴィンスキーの指揮で残しておきたい、という強い希望があったためでしょう。
1956年6月、ウィーンコンツェルトハウス大ホールでのスタジオ録音
http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-24210.jpg
May 31, 2020 at 11:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1121370.html
via Amadeusclassics
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