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《英ワイドバンド ED2 英国初出盤》GB DECCA SXL6198 ボスコフスキー ウィーン・モーツァルト・アンサンブル MOZART DANCES and MARCHES
「黄金のリンゴ」と呼ばれるウィーンは、15世紀にはハンガリー軍に、19世紀にはナポレオン率いるフランス軍に、1938年にはナチス・ドイツに、1945年にはソビエト軍に占領されていますが、街の記憶として最も強く刻まれているのは、1529年と1683年にウィーンに襲来し、結局占領できなかったオスマン・トルコ軍です。音楽の都で花開いたクラシック音楽にも、オスマン軍の足跡がしるされています。モーツアルトのピアノソナタ、KV.331の最終3楽章、通称「トルコ行進曲」です。トルコ行進曲と名の付く作品は、ベートーヴェンにも、他の作曲家にもあります。モーツァルトからシュトラウス・ファミリーまで行進曲を数多く作曲しています。わたしが日ごろBGMとしてよく聴いているのが「モーツァルト大全集 第4巻」は『舞曲と行進曲全集』で、全235曲もの作品にあふれています。モーツァルトや、シュトラウス・ファミリーの音楽愛好家はどなたも同じ思いでしょうが、これを聴かずにおれるわけ無い。
このボスコフスキーと彼のアンサンブル、ウィーン・モーツァルト・アンサンブルはウィーン・フィルのメンバー。現代のニューイヤーコンサートでは聴くことができない薫り高い演奏でウィーンの舞曲独特の雰囲気を存分に味わっていただけます。夜中でも入院中でもリラックスして楽しめる曲揃いです。
ボスコフスキーによるウィーンの格調高き演奏
1932年にヴァイオリニストとしてウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団したヴィリー・ボスコフスキーは、1954年に亡くなったクレメンス・クラウスの代理として1955年のニューイヤーの指揮台に立ちました。そしてそのまま彼が現在のニューイヤー・コンサートの礎を作ったのです。彼は25年にわたってヨハン・シュトラウス2世のようにヴァイオリンを弾きながら、時折弓を振って楽団を指揮し、シュトラウス・ファミリーのワルツやポルカで一世を風靡しました。このボスコフスキーと彼のアンサンブル、ウィーン・モーツァルト・アンサンブルはウィーン・フィルのメンバー。現代のニューイヤーコンサートでは聴くことができない薫り高い演奏でウィーンの舞曲独特の雰囲気を存分に味わっていただけます。夜中でも入院中でもリラックスして楽しめる曲揃いです。
1965年発売、3W/2W初期スタンパー、170g重量盤の英国初出盤
http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23773.jpg
April 26, 2020 at 03:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1119129.html
via Amadeusclassics
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