通販レコードのご案内 牧歌的な部分から迫力ある部分まで表現の幅が広く、リズムも引き締まっています。
オペラの中でシンフォニックなリングの録音で最もオーケストラが雄弁なのがこの演奏。カラヤンの音響設計の巧みさはみごとなもので、単にライトモティーフを浮き彫りにすることに終始することなく、常に耽美的なまでの美感を呈することに成功、壮大な迫力から繊細をきわめた弱音まで、その表現能力の幅広さはさすがカラヤン&ベルリン・フィル。流麗でありながら男性的でもあり、この曲の示す情景を一分の隙もなく再現する。純音楽的にとらえ完成させていながら、映画音楽のようなスペクタクルにも欠けていない。室内楽のようなリングだと言われる理由がそこに有る。
- 品番
- 34-12167
- レコード番号
- 104 966/68
- 作曲家
- リヒャルト・ワーグナー
- 演奏者
- ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
- ゲルハルト・シュトルツェ
- ゾルターン・ケレメン
- ロバート・カーンズ
- ドナルド・グローブ
- ジョゼフィン・ヴィージー
- シモーネ・マンゲルスドルフ
- オラリア・ドミンゲス
- エルヴィン・ヴォールファールト
- マルッティ・タルヴェラ
- カール・リッダーブッシュ
- オーケストラ
- ベルリン・フィルハーモーニー管弦楽団
- 指揮者
- ヘルベルト・フォン・カラヤン
- 録音種別
- STEREO
http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-12167.jpg
March 26, 2020 at 08:45PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e931240.html
via Amadeusclassics
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