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【新たな市中感染の可能性が高い】熊本県内12人目の新型コロナウイルス感染者発生 ― 3月29日

密を避けて外出しよう

新型コロナ12人目の感染確認 ― 市中感染か

熊本市は3月29日、新たに50歳代の男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表しました。県内の感染者は12人になります。
感染が確認されたのは熊本市西区に住む自営業の50歳代の男性です。
なお、男性は3月25日に発熱し、2日後に市内の医療機関を受診。
インフルエンザの検査で陰性と診断され、解熱剤を使い一時は熱が下がりましたが、再び高熱が出たため、29日に別の医療機関を受診し、感染が確認されました。
味覚と嗅覚がおかしい」とも訴えています。
男性はすでに入院していて、40度の熱が続いているものの会話での意思の疎通や歩行はできるということです。
しかし、男性に海外渡航歴はなく、家族に症状はなく、また、クラスター発生の可能性がある熊本市東区の温浴施設も利用していないため、熊本市は、「新たな市中感染の可能性が高い」として強い危機感を示しています。
そこで市は、今後、感染経路を特定するため、男性からさらに詳しく行動歴を聞き取るとともに、家族には外出を控え、検査を受けてもらうよう要請しています。
熊本県内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのはこれで12人となりました。このうち3人は退院しています。
必要以上に新型コロナウイルスを恐れてはなりませんが、インフルエンザでも死に至ることがあります。この新型コロナウイルスは基礎的疾患、以前に肺炎を患った経緯があると重篤になりやすいものです。
自分たちで気をつけることが、他の人を守ることになると思って、若い人たちはうつしてはならないと確かな自覚を持って行動していただきたい。

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