組織委と国際オリンピック委員会(IOC)は「1年程度」延期して東京オリンピック・パラリンピックを開催すると決めた
今年7月24日から始まる予定だった東京オリンピックの主催者たちは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)への配慮から、開催を「1年程度」延期することで合意した。日本の安倍晋三首相が24日夜、明らかにした後、組織委と国際オリンピック委員会(IOC)が共同声明で発表した。東京2021。同じ炎、新しい日程。みんな家から出ないでご無事でね。
― 英短距離走選手のディナ・アッシャー=スミス(インスタグラム)
安倍首相は「開催国・日本として、現下の状況を踏まえ、世界のアスリートの皆さんが最高のコンディションでプレーでき、観客の皆さんにとって、安全で安心な大会とするため、おおむね1年程度延期することを軸に検討していただけないか」とバッハ会長に提案した。これを受けてIOCのトーマス・バッハ会長は「100%同意する」と答えたと首相は話した。「遅くとも2021年夏までに開催する」ことで合意を得たという。
東京五輪の開催時期についてはこれまですでに、米英の陸上競技連盟や米水泳連盟が、延期を要請していた。
たとえ今年7月に東京五輪が予定通り開催されても、カナダ、オーストラリア、イギリス各国の五輪委が選手団を派遣しない方針を示していた。
英オリンピック委員会(BOA)会長のサー・ヒュー・ロバートソンも23日、選手団を派遣する可能性は低いとし、イギリスが「オーストラリアとカナダに「間もなく続く」ことになるだろうと述べていた。
「これは、選手たちや全てのオリンピック関係者、そして国際社会の健康を守るためだ」とIOC会長と日本の安倍総理大臣は説明し、東京における第32回オリンピック競技大会の日程を、2020年以降だが2021年夏よりは遅くならない時点に変更する。
「東京でのオリンピック大会は、この大変な時代において世界への希望の目印になることができると、首脳たちは合意した。そして世界が暗いトンネルの中にいる今、オリンピックの聖火が、そのトンネルの先にある光明になれるはずだと、合意した」と表明。
「そのため、オリンピックの炎はこのまま日本に留まることで合意した。さらに、大会の名前は東京2020オリンピック・パラリンピック競技会のままにすると、その点も合意した」という。
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via Amadeusclassics
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