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《豪レッド黒文字盤》AU RCA LSC-3065 ヴァン・クライバーン グリーグ・ピアノ協奏曲/リスト・ピアノ協奏曲1番
ソ連時代にロシア人の耳は冷戦とは無関係に確かだった。1958年、23歳で第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝したクライバーンは、一躍アメリカのヒーローとなりました。最初にRCAに録音した「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲」は、ビルボード・ポップ・アルバム・チャート7週間週間連続1位を獲得しました。彼はその後もRCAに多くのアルバムを録音し、名指揮者らと協奏曲の名演を残してきました。
米国のアイドルになった時代の寵児でもあったことから「抜群のテクニックを駆使してバリバリ弾きまくる」というイメージを持ちがちだろうが、良い意味で期待を裏切り、結構誠実に弾いているという印象を受けます。まずは、本人も意欲をもって挑んだベートーヴェンやブラームスの独奏曲を聴いて欲しい。小品集はとくにお薦めだ。話題先行だったろう協奏曲のバックも“何でもやってあげられる”ライナーやオーマンディがつとめたが、この“好いピアニスト”の持ち味を十分に活かし切れなかったのだろうか、陰影に乏しく突出した魅力を持っているものとは言い難いのが残念です。
1968年にユージン・オーマンディ指揮によるフィラデルフィア管弦楽団がRCAに復帰した後の録音。そして、ヴァン・クライバーンとユージン・オーマンディによる録音はこれが最初だった。
米国のアイドルになった時代の寵児でもあったことから「抜群のテクニックを駆使してバリバリ弾きまくる」というイメージを持ちがちだろうが、良い意味で期待を裏切り、結構誠実に弾いているという印象を受けます。まずは、本人も意欲をもって挑んだベートーヴェンやブラームスの独奏曲を聴いて欲しい。小品集はとくにお薦めだ。話題先行だったろう協奏曲のバックも“何でもやってあげられる”ライナーやオーマンディがつとめたが、この“好いピアニスト”の持ち味を十分に活かし切れなかったのだろうか、陰影に乏しく突出した魅力を持っているものとは言い難いのが残念です。
1968年にユージン・オーマンディ指揮によるフィラデルフィア管弦楽団がRCAに復帰した後の録音。そして、ヴァン・クライバーンとユージン・オーマンディによる録音はこれが最初だった。
1972年、フィラデルフィア録音。Engineer – Edwin Begley、Producer – John Pfeiffer
http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-22731.jpg
January 27, 2020 at 07:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1096569.html
via Amadeusclassics
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