カッチェンによるブラームスの演奏は高度な技巧と確かな様式感を軸とした充実した名演。カッチェンのブラームスの中で最も入手難盤。
英DECCA社は、この米国から来たピアノ演奏の逸材を起用したレコードの売上から利益を計上したと関係者から聞いた事が有ります。ちなみに、このブラームスはピアノ作品完全全集として後に集大成され10枚組(narrow band ED4)でリリースされていることから、裏付けているようなものです。1969年、わずか42歳で帰らぬ人となったことは残念で仕方ないですが、DECCA録音のブラームス・ピアノ部門はカッチェンが背負っていたと云っても過言でない。その短い生涯の間に、ブラームスのピアノ独奏曲とピアノ協奏曲のすべてを録音した。これはブラームスを愛好するものには大切な記念です。
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December 27, 2019 at 08:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1111550.html
via Amadeusclassics
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