通販レコードのご案内 チョン・キョアンファは素晴らしいヴァイオリニストであり、素敵な音楽家、そして忠実な友です。 ― アンドレ・プレヴィン
GB DECCA SXL6851
(演奏)チョン・キョンファ
(指揮)シャルル・デュトワ
(管弦楽)ロイヤル・フィル ハーモニー管弦楽団
(曲目)ショーソン:詩曲、サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ、ラヴェル:ツィガーヌ(管弦楽伴奏版)
(演奏)チョン・キョンファ
(指揮)シャルル・デュトワ
(管弦楽)ロイヤル・フィル ハーモニー管弦楽団
(曲目)ショーソン:詩曲、サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ、ラヴェル:ツィガーヌ(管弦楽伴奏版)
今では、あまり聴けなくなってしまった濃い演奏で包まれた時間を過ごせる。特に、夢見心地の世界に誘ってくれるショーソンの「詩曲」は、お薦め。
オーケストラ音楽はカラヤンのベルリン・フィルを、ピアノと言えば、アルゲリッチの演奏を第1に聴いていた頃、ヴァイオリンと言えば、チョン・キョンファの全盛時代だった。サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」は、フランスものならデュトワだ、とされていた、そのオーケストラをバックにしてて、伸びやかに熱く、輝く。上り下りするだけの音階も正確で、綺麗な音であるだけでも、弦の力強さに打ちのめされる。また、ショーソンの「詩曲」は、サン=サーンスとはうってかわって、神秘的で、浮遊感に遊ばされる。息の長いフレージングが、素直な透るソノリティで演奏されているだけなのに、心豊かな思いをさせてくれるのは、オーケストラが、とっても柔らかく、暖かい空気感を醸し出しているサポートあってだろう。一挺のヴァイオリンから発されているような印象が残るくらいに、間合いがとても美しい。わずか15分程度の小品ではあるが、上等な仄暗さがあり、世紀末の爛熟した退廃的世界観と、儚い夢が綴られている。それにエンジニアは巨匠ケネス・ウィルキンソンと聴けば最高のオーディオ・ファイル盤だとお分かり頂けることだろう。20枚近くあるチョン・キョンファのアナログ盤はどれも人気が高いが、中でも英盤は入手難。ED4英国初出で、レアなコレクターズ・アイテムだ。
Recorded in Kingsway Hall April 1977. Engineer – Kenneth Wilkinson, イギリス・プレス、ステレオ、ED4初期盤。
http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-23247.jpg
September 29, 2019 at 10:45AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1106472.html
via Amadeusclassics
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