通販レコードのご案内 音楽評論家・福島章恭氏が最愛の全集とブログで表現している、ステレオ初期のウィーン・フィルとの貴重な最初のセッション録音。
《ワイドバンド、ED1盤》GB DECCA SXL2013 ラファエル・クーベリック ブラームス・交響曲1番 以前、国内盤CDの発売時に収録時間の関係からか提示部の繰り返しと楽章間のタイミングの縮小などといった一部が割愛された状態で発売されていただけで、2014年になってようやく完全な形でCD化されて話題になっていました。全集としては2種しかないクーベリックのブラームスの交響曲全集のうち、ステレオ初期のウィーン・フィルとの貴重な最初のセッション録音。ステレオ録音を始めたばかりの DECCA が、まだ40代になったばかりの若いクーベリックを使って全集録音を遂行しようとしたことは、当時いかに彼に期待を寄せていたかを物語っているとも言えます。
演奏は強靭な精神力を基に、クーベリック独自の圧倒的なブラームス感が濃厚に描かれています。これはひとえに、ウィーン・フィルと DECCA との組み合わせだからこその成果と言えましょう。
とはいえ、実のところ。初出時はモノラル盤( LXT 5417 )で発売されました。聴き比べてみると面白いことに気がつくのですが、モノラル盤とステレオ盤の録音エンジニアが異なるようです。最初期ブルーボーダージャケットなので、モノラル盤とデザインが共通。その為、録音エンジニアの名前はクレジットされていません。エリック・スミスのプロデュース、ジェームズ・ブラウンの録音。
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September 30, 2019 at 07:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1051993.html
via Amadeusclassics
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