通販レコードのご案内 オーケストラの響きは壮大そのもの、テンポもゆったりしているけれども盛り上がるところは壮絶な大音響による大音楽でニルソンも素晴らしい。
《英ブラックffrr盤》GB LONDON OS25138 ビルギット・ニルソン ワーグナー・トリスタンとイゾルデ(抜粋) 私が言うまでもなく巨匠だけれども、クナッパーツブッシュは交響曲を振るときは怪演とか珍演とか言われもしますが、ワーグナーを振る時は偉大な大巨匠です。現代ではクラシック音楽には“癒やしの音楽”を求めているようですが、この時代は偉大な音楽を聴くこと、或いは作品を聴くという姿勢で音楽から文化や意義を得ようとした時代だと感じます。そのワーグナーの偉大さを強烈に感じる「トリスタンとイゾルデ」は、この究極の愛の物語への共感度も他の指揮者と芸格が違いすぎるし今後も聴くことはできまい。
Side-1に前奏曲と愛の死。Side-2は、第1幕第3場から"Weh,ach wehe!Dies zu dulden!(ああ悲しい、こんな屈辱を受けて!~イゾルデの呪い)"が録音されています。LPレコードの面割としても、理想的だ。英DECCA黄金期の録音であり、ハンス・クナッパーツブッシュの推薦でコンサートマスターに就任したウィリー・ボスコフスキーが統制していた時代のウィーン・フィル、特にその弦の音色のコクと厚みには黄金期を実感します。
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May 28, 2019 at 01:50AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1097084.html
via Amadeusclassics
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