通販レコードのご案内 クリュイタンスのバックも万全でベートーヴェンのイメージそのもの、現在の演奏では聴くことが出来ないドイツ音楽らしいゴツゴツ感があり、素晴らしいの一言に尽きます。
《仏ロイヤル・ブルー、銀文字盤、フランス製初期棒付きインナースリーブ》FR COLUMBIA FCX817 オイストラフ・クリュイタンス・フランス国立放送響 ベートーヴェン vn協奏曲 このベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、オイストラフの至芸を愛でる者にとっては格別のレコードです。一聴すると全盛期の彼の芸風は、より感情の起伏を織り込んでいるようで、かなり感情的な演奏になっています。1950年代後半のオイストラフの巧さ・重厚さは、驚異的なドライヴを展開しています。テンポも速からず、ゆったりと歌い上げる。多少速めに弾いてる曲でも、なぜかゆったりして聴こえる。音符を弾いているのではなくて、一音一音に意味があり、まるで言葉で話しかけられているように思えます。彼の語り方一つ一つに感動させられ、飽きる事なく針を落とすと必ず最後まで、と言う気になる。おそらく、彼独特の線の太さも貢献していると思う。何れにしていも豊満な美音で悠然と歌う、しかし時には威嚇するとでも表現した方が相応しいフレーズも散見されるオイストラフの真骨頂が発揮された一枚であることは間違いない。懐の深い雄大な演奏です。
豊麗で伸び伸びとしたオイストラフのヴァイオリンと音楽性豊かなクリュイタンスの指揮がベスト・マッチ。ベルリン・フィルとの全曲でベートーヴェンを得意としていたクリュイタンスと、ここではフランス国立放送管弦楽団のバック、録音会場もパリの音響効果が抜群の体育館サルワグラム、もう何も云うことなし。20世紀におけるヴァイオリン協奏曲の一つの頂点を築いた、永遠の輝かしい記録がこのディスクに刻まれています。
20世紀を代表する両巨匠が共演した唯一の録音にして歴史的名盤。英国盤 SAX2315 初期盤の良好なものは入手困難。仏蘭西初期棒付きインナースリーブ。こちらはモノラル盤です。ステレオ録音盤が推薦されますが、ぜひその盤所持されている方に聞いて頂きたい逸品。モノ盤プリアンプを片チャンネルだけで再生すると奥行きを伴った臨場感感じさせる名盤です
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April 26, 2019 at 11:30AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1094851.html
via Amadeusclassics
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