通販レコードのご案内 音響美を追求した豪快でダイナミックな、ショルティらしい演奏。
《英国オリジナル盤》GB DECCA SXL6571 ゲオルク・ショルティ ベルリオーズ・幻想交響曲 破竹の勢いだった壮年期のショルティと運動機能抜群のシカゴ交響楽団のコンビが放つ音響の輝きが、そのままレコードに詰まっている。アメリカで74年グラミー賞を受賞したことからも伺えるが、この曲が大好きなわたしとしてならフランス的ではない、情緒不足だとの批判はできるが、ここまで徹底されると、これもまた筋の通った凄い演奏である。両肘をグイグイ動かしているショルティの指揮姿が見えるようだ。録音はイリノイ大学クラナートセンターでのセッション。ホールトーンは適切だが、直接音がまず耳に届く、当時のデッカらしいマルチ・マイクの効果が活きた、各楽器の動きが鮮明にピックアップされている。名技集団シカゴ交響楽団の強靭な音を強調するような録音。ドラマティックな山場を各所に少しずつ作り上げる聴かせ上手な演奏と言えそうです。各楽器のソロも見事ですが、名手ジェイコブの吹く「怒りの日」のチューバには圧倒されました。明るい音色を活かして、弦楽器が幾重にも重なるハーモニーが美しい演奏だ。
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April 25, 2019 at 03:15AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1094774.html
via Amadeusclassics
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