絶対音感によってバッハの作曲した膨大な鍵盤作品の全てをシッカリ暗記した。
「バッハの音楽は宇宙へと目を開いてくれます。20 世紀後半を代表する名オルガニストであったヴァルヒャは、第二次大戦の直後にバッハのオルガン作品全集をモノラル録音で完成させました。その後ステレオ録 音の技術が完成したため、1956年に全作品の再録音をスタートし、1970年に完成させました。
ひとたびバッハ体験をすれば、この世の生にはなにがしかの意味があることに気づきます」(ヘルムート=ヴァルヒャ)
平均律はバッハの傑作であるだけでなく、そしてバロックの一つの頂点です。ヴァルヒャの演奏は、永遠に規範としての価値を失なうことのない堂々たる演奏で,まさに横綱の貫禄。バッハ特有の音楽構造を手に取るように聴かせる。その為に雰囲気に流されるような叙情性は避け、むしろどこまでも明瞭でしかも堅固な音楽作りが冴え渡っている。バッハ音楽の深遠さとヴァルヒャ自身が到達し得た境地を垣間見る(聴く)ようです。
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March 29, 2019 at 06:15PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e923108.html
via Amadeusclassics
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