スキップしてメイン コンテンツに移動

豪華な顔合わせが実現した不滅の名盤*セル フィッシャー=ディースカウ シュヴァルツコップ マーラー・子供の不思議な角笛

通販レコードのご案内名演奏家たちの見事な語り口、マーラーの真髄に触れることが出来る。

FR VSM 2C069-00098 ディースカウ&シュヴァルツコップ マーラー・少年の魔法の角笛《仏カラー・スタンプ・ドッグ盤》FR VSM 2C069-00098 ディースカウ&シュヴァルツコップ マーラー・少年の魔法の角笛 マーラーの交響曲とも深い関係がある「子供の不思議な角笛」の名盤。この歌曲集、交響曲と合わせて聴くとまた乙なものです。
 この歌曲集には入らないが、この詩集から歌詞をとったものに、1892年作曲の「天上の生活」がある。これはその後、交響曲第4番の第4楽章になったものである。つづいて1892~98年に歌曲集「子供の不思議な角笛」として、作曲された時は12曲だった。しかし、「3人の天使がやさしい歌を歌う」は交響曲第3番の第5楽章に、「原光」は交響曲第2番の第4楽章に転用され、「子供の不思議な角笛」の録音に含まれることは少ない。また「魚に説教するパドヴァのアントニウス」の伴奏は交響曲第2番の第3楽章のスケルツォになっている。
 全12曲をひとりで歌うことももちろんある。バレンボイムとフィッシャー=ディースカウは、ピアノ伴奏とオーケストラ伴奏で録音している。デュエットで歌う時も、女声・男声・デュエットの使い分けはレコードによっても違う。同声どうしで歌う時、ある曲ではデュエットで歌うこともある。
 さて、本盤の演奏は人馬一体の指揮者とオーケストラ、ソリストもマーラーのひしゃげた邪悪なメルヘンを実に巧みに歌ってくれる。考えうる限りの豪華な顔合わせが実現した不滅の名盤。全12曲は第13曲(バリトン)、第5曲(ソプラノ)、第2曲(デュエット)、第7曲(ソプラノ)、第14曲(バリトン)、第1曲(デュエット)、第4曲(バリトン)、第10曲(ソプラノ)、第6曲(バリトン)、第8、3、9曲(デュエット)に並べ替えて配置されている。シュヴァルツコップ、フィッシャー=ディースカウ、2人で歌い継いでいる「トランペットの美しく鳴り響くところ」では、ゾクっとする迫真の歌唱です。
1968年3月8、9日ロンドン、キングズウェイ・ホールでのセッション、ウォルター・レッグのプロデュース、クリストファー・パーカーによるステレオ録音。仏製見開きジャケット。
■レコード芸術推薦盤、仏Recommandes Classica、リーフレット付属

通販レコード詳細・コンディション、価格

George Szell, The London Symphony Orchestra, Elisabeth Schwarzkopf, Dietrich Fischer-Dieskau ‎– Gustav Mahler, Des Knaben Wunderhorn

プロダクト

レコード番号
2C069-00098
作曲家
グスタフ・マーラー
演奏者
エリーザベト・シュヴァルツコップ ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
オーケストラ
ロンドン交響楽団
指揮者
ジョージ・セル
録音種別
STEREO
COLOR STAMP DOG, STEREO 1枚組(140g)。

販売レコードのカバー、レーベル写真

FR VSM 2C069-00098 ディースカウ&シュヴァルツ…
FR VSM 2C069-00098 ディースカウ&シュヴァルツ…

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
FR(フランス)盤
初期カラー切手》 セミサークルレーベルのニッパーが、四角い縁取りで囲まれ、ちょうど切手(スタンプ)のように見えます。これにも、二つのヴァリエーションがあり、ASD2470あたりから2750あたりまではニッパーの絵がカラーのデザインがオリジナルで、これ以降は、ニッパーの絵がモノクロが初版ということになるようです。この、ASDシリーズの半円ニッパーとスタンプ(カラー、モノクロ両方とも)ニッパーのLPは盤自体のクオリティがとても高く、ばらつきも少なく、優秀なプレス技術といえます。

通販レコード

詳細の確認、特別価格での購入手続きは品番のリンクから行えます。















 
オーダーは 品番 / 34-9806
特別価格 2,530円(税込)
通常価格 3,190円


http://img01.ti-da.net/usr/a/m/a/amadeusrecord/34-9806.jpg
December 30, 2022 at 09:45AM from アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1124477.html
via Amadeusclassics

コメント

このブログの人気の投稿

♪東側の最高傑作◉フランツ・コンヴィチュニー ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ベートーヴェン・交響曲7番

楽譜に対して客観的に誠実に取り組んで、ゆったり目のテンポでスケール大きく描きあげられた演奏と存在感あるゲヴァントハウスの音色 《独ブラック銀文字盤》DE ETERNA 825 416 コンヴィチュニー ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ベートーヴェン・交響曲7番 旧東ドイツ時代のベートーヴェン演奏の精髄として当時大きな話題となった全集からの一枚。ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターを終生務めたコンヴィチュニーの最高傑作で、重心の低い質実剛健な演奏は今もってひとつの基準となる名演と言えます。 序奏からズドンとヘビィ級の音塊をぶつけてきます。 ― しかし野暮ったくはない。序奏が終わっても、一切慌てず騒がず。この辺、フランツ・コンヴィチュニーならではの堂々とした音楽作りが堪能できます。 言うまでもないことですがベートーヴェンが250年前に作ったスコアを録音が発明された20世紀から以降の、120年間ほどの演奏を私たちは聞き返している。名指揮者パウル・ファン・ケンペンが死去した後、志鳥栄八郎が「あれほど騒がれていた彼が、いまそうでなくなった。演奏家というのは死んだらおしまいだ」と言っていた。とはいえ名演奏家が死後、レコードで聴き継がれるケースも有る。 どんなに録音技術が進んでも、それは生の姿を十全には伝え得ないが、演奏家の音をいたずらに増幅・美化させることも出来てしまうのが録音技術でもある。ドイツの伝統を継承する巨匠コンヴィチュニーのベートーヴェンは、彼の至芸を愛でる者にとっては格別のレコードです。 聞き手の耳をさっと捕まえてしまうような魅力には乏しいかもしれません。聞き手の耳をすぐに虜にするような愛想の良さや声高な主張もありません。まず、すぐに気がつくのは、今ではなかなか聞くことのできなくなったふくよかで暖かみのあるオーケストラの響きの素晴らしさです。きらきらした華やかさとは正反対の厚みのある響きです。弦もいいですが、特に木管群の響きが魅力的です。確かに、昨今のオーケストラと比べれば機能的とは言えないのでしょうが内部の見通しも良く透明感も失っていません。とは言え、コンヴィチュニーの基本は「淡麗辛口」です。 ドンと構えていて、ここぞというところではぐっと力こぶが入る「野蛮さ」みたいなモノが残っている演奏。隅々まで指揮者の指示が行き届...

芳香に充ちている★ティボール・ヴァルガ モーツァルト ヴァイオリン協奏曲5番 スメタナ ピアノ三重奏曲

通販レコードのご案内 ライブですが録音頗る良好です。 《フェスティバル盤》CH FESTIVAL TIBOR VARGA SION ティボール・ヴァルガ モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲  ハンガリー出身の名ヴァイオリニスト、ティボール・ヴァルガが自身のオーケストラと共に録音した珠玉のモーツァルトです。このアルバムでは、ヴァイオリン独奏、そして指揮にと大活躍。生き生きとした演奏を繰り広げています。  音楽に身を捧げたとされる名匠、ヴァルガの端整なヴァイオリン演奏は、現在でも前置きなしに、そのまま通用するほどのものだ。1976年スイス・シオンで開催されたティボール・ヴァルガ音楽祭実況録音。ライブですが録音頗る良好です。楽器のヴィヴィッドな響きに驚く。古き良き時代を感じさせる優雅な演奏は近年の演奏が失った芳香に充ちている。この素晴らしいヴァイオリニストの残した遺産を、楽しもうではないですか。 《 FESTIVAL TIBOR VARGA SION 》1967年からスイスのヴァレー州シオン市で開催されている、ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリンコンクールは、比類ない演奏と後進の指導で知られる、シュロモ・ミンツが芸術監督を務め、若い才能の発掘と育成で定評がある、若手ヴァイオリニストのための国際コンクールです。シオン・ヴァレー州音楽祭の期間中に行われ、その中心イベントとして注目を集めています。過去には、前橋汀子やジャン・ジャック・カントロフなど、現在の名ヴァイオリニストが受賞。 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクト レコード番号 番号なし 作曲家 ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト 演奏者 ティボール・ヴァルガ 録音種別 STEREO 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディション ジャケット状態 M- レコード状態 EX++ 製盤国 CH(スイス)盤 通販レコード 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 オーダー番号 34-22740 販売価格 3,300円 (税込) 「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」に対応しております。 http://img01.ti-da.net/usr/a/m/a/amadeusrecord/34-2274...

音楽の深まりと高まり◆存在感が圧倒的 グレン・グールド J.S.バッハ・平均律クラヴィーア曲集2巻 BWV854〜861

通販レコードのご案内 前奏曲とフーガの変幻自在なグールド的バッハのめくるめく世界が展開される。 《英ウォーキング・アイ盤》GB CBS SBRG72337 グレン・グールド バッハ・平均律クラヴィーア曲集2巻  グレン・グールドが米CBSと録音契約、1957年から録音開始した一連のバッハは秀逸で、聴き返す度に抗し難い魅力に引き込まれてしまいます。グールドの類まれなる才能を感じさせる圧倒的な名演だ。グールドによるバッハのピアノ曲の演奏は、オーソドックスな演奏とは到底言い難い超個性的な演奏と言えるところであるが、本盤のパルティータの演奏は、グールドの類稀なる個性と芸術性が十二分に発揮された素晴らしい名演と高く評価したい。  グールド以前のバッハ演奏と比べても、グールド他界後も、幾多の高名なピアニストが登場しようともグールドを過去に押しやるようなピアニストは現れていないと思えるぐらい異色のキャラが光る演奏は、何十回、何百回、レコード盤に針を下ろそうとも、そこには気持ちの良い緊張が生まれてきます。  バッハのゴルトベルク変奏曲の大ヒットによって一躍その名を高めることになったこともあってか、バッハはグールドにとって常に特別な存在であり続けました。その独特な解釈は、粒立ちのはっきりとした音と、思索的な深まりを感じさせる音を使い分けた見事なもので、グノーのアヴェ・マリアに使われておなじみとなった美しい前奏曲で開始される「平均律クラヴィーア曲集」でも、そうした特性がよく活かされており、48の前奏曲とフーガの組み合わせから浮かび上がる音楽の深まりと高まり、存在感が圧倒的です。  LPレコードで4枚。1962年から1971年にかけて6回のニューヨークの30丁目スタジオと、トロントのイートン・オーディトリアムでのセッションで録音。最終的に第1巻、第2巻通しで聴いて統一感を持たせる調整は行われてセット発売もされましたが、第1巻の後半第9曲から第16曲を演奏した本盤は、48の前奏曲とフーガの組み合わせで構成された「平均律クラヴィーア曲集」でも、独立した味わいで鑑賞できる。  侘びた風情の、落ち着いたプレリュードで始まる。初めて訪れた街を旅しているのに、前にも見たような懐かしい雰囲気に浸っていると、古いグレゴリオ聖歌が聞こえてくる第9曲。続く第10曲は、イタリア人の恋人たちがおし...