スキップしてメイン コンテンツに移動

スィング感のあるカティアと、低音部を支えるマリエル◆美貌のピアノデュオ ラベック姉妹 ブラームス ハンガリー舞曲集

通販レコードのご案内華麗にして躍動感あふれるハンガリー舞曲。ピアノ・デュオの冴えた技巧とエスプリが感じられる演奏です。

FR PHILIPS 411 483-1 ラベック姉妹 ブラームス・ハンガリー舞曲集(4手用版)《仏シルヴァー盤》FR PHILIPS 411 483-1 ラベック姉妹 ブラームス・ハンガリー舞曲集(4手用版)
 美貌のピアノ・デュオとして絶大な人気があったラベック姉妹。見た目同様、華麗にして躍動感あふれる演奏で、ブラームスの名曲を大いに輝かせている。スィング感のある姉カティアと、しっかりと低部を支える妹マリエルの息のあったプレイが聞き物である。
 ラベック姉妹の演奏は、ワイエンベルクのように技巧に優れながらも素っ気無いものなのだが、彼女たちの音楽性は美貌のピアノデュオに期待したもので評判は二分した。
 連弾用のオリジナル版での演奏。全21曲からなるブラームスのハンガリー舞曲集ははじめピアノ連弾用に書かれ当時のベストセラーになった作品で、のちにピアノ独奏用、管弦楽曲に編曲されました。いわば家庭の団欒を目的に書かれたこの作品をフランスのカティアとマリエルのラベック姉妹がすこぶる感興の乗った素晴らしい演奏をきかせてくれます。
 多彩な音色、自在なテンポ、そして息のあった2人ならではのスリリングなやりとり、ピアノ・デュオの楽しさを満喫させてくれます。何よりラベック姉妹のアンサンブルは、ピアノがとても緊密に交じり合って響きあう。姉の自在さに、追随しているかと思うと楔を打ち込む妹。そうした時には対立しあうかの駆け引きで、とにかく聴き応えがあって楽しい。時には高揚して騒々しさを感じさせる演奏もあるオーケストラ版と違って、すっきりと纏っていて、見通しがとても良いのが何よりの魅力的だ。
1981年4月、ステレオ録音。Engineer – Jean-Louis Labro, Recorded At – Studio Des Dames

通販レコード詳細・コンディション、価格

Katia et Marielle Labèque ‎– Brahms – Les 21 Danses Hongroises Pour Piano À 4 Mains

プロダクト

レコード番号
411 483-1
作曲家
ヨハネス・ブラームス
演奏者
ラベック姉妹
録音種別
STEREO
SILVER WITH BLACK LETTERING, STEREO (110g), Release 1981

販売レコードのカバー、レーベル写真

FR PHIL 411 483-1 ラベック姉妹 ブラームス・ハンガ…
FR PHIL 411 483-1 ラベック姉妹 ブラームス・ハンガ…

コンディション

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
FR(フランス)盤

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
  • オーダー番号34-22726
  • 販売価格2,200円(税込)

http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-22726.jpg
March 29, 2022 at 10:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1096409.html
via Amadeusclassics

コメント

このブログの人気の投稿

優秀録音*優美な旋律と柔和な表現が忘れがたい ポリーニ、ベーム指揮ウィーン・フィル ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第4番

通販レコードのご案内  華々しいこの曲の随所に聴かれるフレーズは粒立ったピアノのタッチに思わずため息が出てしまう。 《独ブルーライン盤》DE DGG 2530 791 ポリーニ&ベーム ベートーヴェン・ピアノ協奏曲4番  当時ベームの最もお気に入りだったピアニスト、ポリーニとの共演です。全集が計画されていたようですが、1981年にベームが他界、第1、2番を替わりにオイゲン・ヨッフムが振って変則的なカタチで完成しました。  録音はギュンター・ヘルマンス。ポリーニの精巧なタッチが怜悧れいりに録られています。録音としては極上ですが、しかし、演奏としては、この4番は物足りない。ベームはバックハウスとの火花を散らした録音があるし、ポリーニは15年後にアバドとの全集があるので全集が完成しなかったことは残念とは思えませんね。  ベートーヴェンが36歳時に完成したビアノ協奏曲第4番をポリーニが録音したのは34歳の時。第1楽章後半のベートーヴェン自身によるカデンツァを始め、華々しいこの曲の随所に聴かれるフレーズは粒立ったピアノのタッチに思わずため息が出てしまう程のポリーニの若さの発露が優っている。ステレオ録音。 1976年6月録音。優秀録音盤。ギュンター・ヘルマンスの録音。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-19239.jpg June 27, 2019 at 09:15AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1065647.html via Amadeusclassics

歴史とジャズと竹あかり ― 映画上映、朗読劇とジャズ演奏で「四時軒の夕べ」を楽しみませんか

四時軒の夕べ 〜歴史とジャズと竹あかり 無料 開催日 2024年10月27日(日) 16:00〜17:10 映画上映 17:10〜17:30 「四賢婦人」朗読劇 17:30〜18:10 横井小楠記念館館長のお話 18:10〜18:30 ライトアップ点灯式 18:20〜20:00 ジャズ演奏(コントラバス、ピアノ、ドラム) 会場 四時軒 (熊本市東区沼山津1-25-91) 対象 どなたでも(申込不要・直接会場へ) 参加費 無料 主催 横井小楠顕正会 協力 熊本市都市デザイン課・秋津まちづくりセンター http://img01.ti-da.net/usr/a/m/a/amadeusrecord/Yokoi-Shohnan_gqR.jpg October 04, 2024 at 03:00AM from アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1194695.html via Amadeusclassics

名曲名盤縁起 プラター公園に訪れた、花満開の春を喜ぶ歌 シュトルツ〜歌曲《プラターに再び花は咲いて》

ウィンナ・ワルツの名指揮者シュトルツ没 ― 1975年6月27日  ウィーンという町には1年365日、朝から夜中まで音楽が鳴り響いている。夜中であったにもかかわらず、シュテファン大聖堂の建物そのものから厳かな宗教音楽が聴こえてくるのを味わうことも出来るほど、教会でのレコード録音は深夜を徹して行われている。  ウィーン音楽の王様はシュトラウス・ファミリーだが、20世気に入ってからのウィーンの楽壇で、指揮者・作曲家として大活躍したロベルト・シュトルツの音楽も、ウィーン情緒を満喫させてくれる。オペレッタやワルツに大ヒットがあるが、今日の命日には、100曲を超すという民謡風の歌曲から、ウィーンっ子がみなうたった《プラターに再び花は咲いて》を聴こう。映画「第三の男」で有名になった大観覧車のあるプラター公園の春を讃えた歌で、「プラター公園は花ざかり」というタイトルでも呼ばれている。 通販レコードのご案内  DE DECCA SBA25 046-D/1-4 ロベルト・シュトルツ レハール・メリー・ウィドウ/ジュディッタ  シュトルツにとっては、ヨハン・シュトラウスの作品をオリジナルな形でレコードに入れて後世に遺すことこそ、指揮者としての活動の頂点であることを意味すると云っていたのを読んだ事が有ります。ウィーンは音楽の都で数々の彫像や記念碑や街の通りにシューベルト、ブラームス、モーツアルト、ヨハン・シュトラウスといった大作曲家の彫刻が有ります。いずれも、生まれながらの(あるいはあとから住みついた)ウィーン市民でした。  作曲家であり指揮者であり、無冠のワルツ王の最後の人であるロベルト・シュトルツも、ウィーン音楽の生き字引としてこうしたカテゴリーに入るのではないか。1887年に天才少年ピアニストとして初めてヨーロッパを旅行してから今日に至るまで、ロベルト・シュトルツはその人生を音楽にささげてきたのである。その間には2,000曲の歌、50のオペレッタ、100にのぼる映画音楽を作曲し、数百回のレコーディングを行っているという。本盤もそうした中のセット。皆様をウィーンに誘う魅力タップリです。 ウィンナ・ワルツの伝統を保持する最後の指揮者  ウィーン・オペレッタ最末期の作曲家の一人として『春のパレード』などの作品を発表し人気を得たロベルト・シュトルツは、指揮者でオペレッ