介護老人保健施設「白藤苑」クラスター61人に ― 10歳未満～80歳代の男女、新型コロナウイルス感染 12月26日

熊本市の老健施設クラスター61人に ― 新型コロナウイルス、県内で計51人感染確認

熊本市は12月26日、クラスター（感染者集団）が発生した同市南区の介護老人保健施設「白藤苑」関連の入所者や利用者、職員らで新たに28人の感染を確認したと発表した。25日に感染が判明した30歳代女性と20歳代男性の介護福祉士２人も同施設職員と分かり、16日午後７時現在、クラスターは30人増え、計61人（入所者・利用者47、職員14）となった。

熊本市は、大規模なクラスターとみて、同じ建物内にある、あけぼのクリニックの利用者ら約200人にも検査を拡大する。
このほか市は10～50歳代の男女14人の感染を発表。熊本県も９人（玉名市５、荒尾市、合志市、八代市、多良木町各１）の感染を確認したと発表した。26日公表された感染確認は計51人。県内の感染者数は計1,675人（うち熊本市969人）となった。
熊本県が確認した９人は10歳未満～80歳代の男女。このうち、玉名市の50歳代男性ら４人は同居や別居する家族で、家族間感染とみられる。

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