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熊本城の迎春行事の中止、公民館利用の停止へ ―熊本市の新型コロナウイルス感染警戒レベル「ステージ4」 12月18日

熊本市の病床稼働率8割超 ― 新型コロナウイルス感染警戒レベル「ステージ4」

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、熊本市は12月18日、市内の病院の病床稼働率が82.3%(17日現在)と、政府の分科会が示した警戒レベルで最も深刻な「ステージ4」に該当していることを明らかにした。
12月8~14日の新規感染者は117人に上り、1週間当たりで過去最多。15~17日も58人と感染拡大のペースが速まっている。
熊本市は約1万4千人の来場を見込んでいた熊本城での元旦の迎春行事を中止することも決定。高齢者の利用が多い老人福祉センターや地域コミュニティセンター、公民館など市有施設257カ所も、19日から順次、利用を停止する。
Attention New Normal with Corona

大西一史熊本市長は12月18日、熊本市役所で臨時会見を開き、市民に対し、会食する場合は同居家族など普段一緒に過ごしている人に限定するよう要請。1月11日、熊本城ホールで午前、午後に分けて開く成人式については、「現在9割が午前を希望しており、入場制限もあり得る。3密回避のため、分散して参加してほしい」と呼び掛けた。
また大西市長は「歓楽街を訪れた若年層の患者が急増し、病床が逼迫(ひっぱく)している。若者から高齢者への感染増加も懸念材料だ」と指摘。重症化するリスクの高い基礎疾患のある人や高齢者に対し、不要不急の外出自粛を求めた。

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