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熊本で死者を出した新型コロナウイルスはスペインからやって来た? ― ゲノム解析でヨーロッパからと推定 5月30日

熊本市で感染源不明のウイルス ― 関東や関西、福岡を経由

熊本市内で新型コロナウイルスの感染を確認した39人のうち、感染源を特定できていないのは12人。熊本市はこのうちの3人を含む約20人の検体を国立感染症研究所(感染研、東京)に送り、ゲノム(全遺伝情報)解析を依頼。ウイルス特有の遺伝子配列が一致する度合いなどを調べた。
5月29日までに感染研が、詳しい調査結果を市に伝え、ウイルスが海外から関東や関西、福岡を経由してもたらされた可能性が高いことが分かった。
新型コロナウイルスに感染しないために
熊本市が新型コロナウイルスの感染源を特定できていなかった感染者の3グループについて ―

第1グループは、4月11日に陽性が判明した男性医師(死亡)ら計11人。医師の同居家族、医師が利用した飲食店の従業員、受診した医療機関の看護師、乗車したタクシーの運転手らが含まれる。

第2グループは、3月25日に感染を確認した無職男性(死亡)ら計5人。うち4人は市内の温浴施設を利用していた。

第3グループは、3月29日に陽性が確定した自営業男性(退院)ら計4人。いずれも、同系列の店舗で働いていた。

3グループとも、集団内全員の遺伝子情報の系統が一致。関東や関西、福岡で感染を広げた遺伝子の特徴とも近かった。
感染研は、各国や国内のウイルス情報と照合。第1、3グループの遺伝子は欧州で検出されたウイルスとも関係が深いと推定した。第2グループも海外からのウイルスと想定されるが地域は不明という。感染の発端とみられる人が、それらの地域に行ったか、そこからの来訪者と接触した公算が大きい。


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May 30, 2020 at 05:20PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1121341.html
via Amadeusclassics

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