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ベテランの味◉ネッロ・サンティ指揮パリ音楽院管◯ヴォルフ=フェラーリ・マドンナの宝石組曲〜管弦楽曲集

通販レコードのご案内サンティのつぼを押さえた指揮ぶりは、さすがにオペラを知り尽くしたヴェテランならではのものといえましょう。

GB DECCA SXL2177 ネルロ・サンティ ヴォルフ=フェラーリ・管弦楽曲集《英ワイドバンド ED3盤》GB DECCA SXL2177 ネルロ・サンティ ヴォルフ=フェラーリ・管弦楽曲集 レコードのステレオ録音は、英国 DECCA が先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。 この技術は1968年ノイマン SX-68 を導入するまで続けられた。
 本盤は初期英デッカSXL2000番台を代表するオーディオファイル盤。
『マドンナの宝石』間奏曲で知られるイタリアのオペラ作曲家ヴォルフ=フェラーリの管弦楽曲集。コメディー・オペラの代表作『スザンナの秘密』序曲、哀愁に持ちた第二幕の間奏曲の他に、民衆の祭り、セレナータ、ナポリの踊りの4曲から成る、ウォルフ=フェラーリ編曲による組曲版。旋律的でわかりやすい彼の作風は、これらのオーケストラ作品からも十分に味わうことができます。
 指揮をしている1931年生まれのネルロ・サンティは今も御健在のイタリアの巨匠。定期的に NHK 交響楽団と演奏会に参加しているというから、その実力が徐々に日本でも浸透しつつあるが、ほんの少し前までは、まさしく「知る人ぞ知る」指揮者だった。なんと「マリア・カラスと同じ舞台に立ったこともある」という名実ともにイタリア・オペラ最高の巨匠。
 伝統を重視する一方、新風を吹き込む音楽性。彼の指揮姿には信頼が置ける雰囲気が感じられる。巨漢でコンパクトな指揮ぶりながら、イタリア・オペラの聴きどころを、無骨なまでの力強さと繊細な詩情が息もつかせず展開する音作りは、これまでのイメージを一変させられるぐらいの衝撃があった。ステレオ録音。
録音時期:1959年、録音場所:パリ。
歌劇『スザンナの秘密』序曲、歌劇『町の広場』から間奏曲、リトルネッロ
歌劇『愚かな女』序曲、歌劇『4人の気むずかし屋』から前奏曲、間奏曲
組曲『マドンナの宝石』(民衆の祭り、間奏曲、セレナータ、ナポリの踊り)


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August 26, 2019 at 11:30PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1087388.html
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