スキップしてメイン コンテンツに移動

長く沈黙を守っていた幻のピアニストが録音再開した注目の壱枚◉ウラディミール・ホロヴィッツ HOROWITZ

通販レコードのご案内 バッハ、モーツァルト、ショパンからシューベルト、シューマン、モシュコフスキーからリスト、ラフマニノフ、スクリャービンまで。珠玉のようなピアノ名曲集。

DE DGG 419 045-1 ホロヴィッツ VLADIMIR HOROWITZ《初期プレス盤》DE DGG 419 045-1 ホロヴィッツ VLADIMIR HOROWITZ ここに収めた多彩な小品には激しい情熱や繊細な詩情など、ピアノ音楽のエッセンスが散りばめられています。
 数多くの名盤を残したホロヴィッツですが、ピアノという楽器の素晴らしさを満喫させてくれるアルバムは数少ない。
 1962年から長い間、幻のピアニストとして沈黙を守っていたホロヴィッツが録音再開した注目の壱枚。ドイツ・グラモフォンからのリリースですが CBS の名プロデューサー、トーマス・フロストが監修しているから隅々まで配慮された素晴らしい仕上がり。演奏内容も全体を貫く緊張感も、寸分の狂いのない整った形式感、輝かしく透明な音色から生ずる清潔感等々整合が難しい三つの感を見事に伝えています。
 本盤の収録曲 - バッハ、モーツァルト、ショパンからシューベルト、シューマン、モシュコフスキーからリスト、ラフマニノフ、スクリャービンまで - は全てホロヴィッツのお気に入りの曲ばかり。来日時に某高名なY評論家から、ひびの入った骨董品と揶揄されたホロヴィッツですが、指を不自然に伸ばして演奏するスタイルを具現化したような演奏ばかりで、音色、技巧、刺激的な熱情等々の情報が正確に詰まっています。
 その一方で、作曲者の意図 - 強弱、長短、速度など - を歪曲して弾いているとのご批判もあろうかと思いますが、ホロヴィッツだけが到達した孤高の境地であることに異存はないはず。今でも変わらない、極めて高い評価を受けているピアニストです。それは将来も博物館に収まってしまうこと無く、このアルバムはそうした彼の特質と魅力が十全に発揮された絶好の一枚となっています。
品番
34-13850
レコード番号
419 045-1
作曲家
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
フレデリック・ショパン
フランツ・リスト
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
演奏者
ウラディミール・ホロヴィッツ
録音種別
DIGITAL STEREO

http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/34-13850.jpg
June 28, 2019 at 11:00AM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e961657.html
via Amadeusclassics

コメント

このブログの人気の投稿

マルーン・ラベル★モントゥー ベートーヴェン:英雄

☆通販レコード☆ 【交響曲】 レーベル:英PHILIPS レコード番号:6856 003 曲目:ベートーヴェン:交響曲 No.3「英雄」 演奏:指揮:ピエール・モントゥー    管弦楽:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 マルーン・ラベル コンディション レコード NM ジャケット(BOX) NM レコード盤の状態を確認する為の視聴は、大音量では行っておりません。 通常価格:12,600円 今回価格: 3,990円 消費税別の金額、送料別です。送料は、一度のご注文の合計金額が5,000円以上で送料無料です。 http://ifttt.com/images/no_image_card.png August 07, 2019 at 08:00PM from アナログサウンド! ― 初期LPで震災復興を応援する鑑賞会実行中 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e1080695.html via Amadeusclassics

平成版名曲新百選◉3番 東京行進曲〜佐藤千夜子・朝ドラにもなった流行歌手第1号の金字塔、昭和の歌謡曲第1号

第3番 (昭和4年5月) 曲目 東京行進曲 歌手 佐藤千夜子 作詞 西條八十 作曲 中山晋平 昭和の歌謡史の第一ページ ― 映画主題歌の第1号  昭和の初め、現代流行歌の草分け時代。中山晋平メロディーで幕を開け、古賀政男の出現によって日本中を席巻し、黄金期を迎えます。それは支那事変が起こって戦況が悪化、音楽が統制下に置かれる昭和10年まで続きます。  昭和の初め、娯楽雑誌として日本一の発行部数を誇っていた「キング」に掲載された、菊池寛の評判小説を日活が映画化するに当たって、ビクターがタイアップして作った映画主題歌で、昭和4年5月発売されるや爆発的なヒットとなりました。  昭和の初め、日本歌謡界のクイーンは佐藤千夜子でした。本名は千代、山形県出身で、上野の音楽学校に学んでいた彼女が、中退して中山晋平の作曲した童謡や新民謡を歌って、レコード以前からその声価は高かったものです。ビクター専属のレコード歌手第1号として吹き込んだ『波浮の港』は15万枚、映画主題歌『東京行進曲』が25万枚の大ヒットは驚異的なものでした。昭和の歌謡史の第一ページに深く刻まれた彼女の輝く足跡は、いつまでも消えないでしょう。  歌詞は、関東大震災から立ち直った東京のモダン風俗をうたったものですが、ヒット・ソングを映画化した大正時代の小唄映画と違って、これは映画とレコードが同時に企画製作された最初の作品で、映画主題歌の第1号といえる記念すべき作品です。  冒頭に〝昔恋しい銀座の柳〟という詞がありますが、銀座の柳並木は明治期にイチョウに切り替えられ、この歌より6年前の関東大震災でそれも壊滅状態となっていました。この歌の当時はプラタナスになっていましたが、曲の大ヒットで< 銀座に柳を復活させよう >の気運が盛り上がり、銀座に柳が復活しました。後に作詞作曲も同じメンバーで「銀座の柳」が作られ完全復活が宣言されました。折角の銀座の柳も太平洋戦争の東京大空襲などで壊滅し、現在は4代目だそうです。 http://img01.otemo-yan.net/usr/a/m/a/amadeusclassics/%E5%90%8D%E6%9B%B2%E6%96%B0%E7%99%BE%E9%81%B8.jpg March 24, 2020 at 11:55PM from アナログ...

日本でも会員向けにLPを配布していたコンサートホールが築いたクラシック・レコード全盛期

通販レーベルだからできたクラシック・レコードの全盛期 かつて世界最大のレコード通販会社として君臨したコンサートホール・ソサエティ(略称CHS)は、スイスを本拠地として、英米独仏だけでなく遠くアジアの日本などに販売網を広げていました。残念ながら経営に行き詰まり、70年代前半倒産しましたが、EMI、DECCA、COLUMBIAと云ったメジャーレーベルから漏れた隠れた演奏には名演も多く、貴重な文化遺産となっています。 かつてコンサートホール・ソサエティはオリジナル音源を有し、1970年代半ばまで日本でも会員向けにLPを配布していました。その後、CD時代になってからは、多くの音源の中から日本では唯一ライセンスを受けている日本コロムビアからCDが発売されておりましたが、1997年のリリースを最後に再発売も途切れておりましたが、2013年に見直されました。2014年以降はストリーミングの大幅増加。利用者の有料音楽との付き合い方の激変、音楽ソフトは新型コロナウイルス流行という特殊事情もあり、規模を縮小。 永世中立国スイスならでは。会員向けにLPを配布していた「コンサートホール」は、Youtubeの現在に於ける役割に等しい。コンサートホールは、当時の指揮者やオーケストラはレコード会社の専属契約に縛られていたことにより、(ドイツ・グラモフォン専属のカラヤンが常任指揮者を務めるウィーン・フィルがデッカ専属だったために、レコード録音の期間だけ移籍している)契約上許される組み合わせでしかレコーディングが許されていなかった時代において、既存の枠組みを超越した斬新な共演や、シューリヒトや当時新鋭であったブーレーズを含む豊富な指揮者陣、そして独特な制作コンセプトにより瞬く間に世界中で会員が増え、クラシック・レコードのある意味全盛期のひとつを築いた。 当時日本国内だけで50万人以上の会員がいた。会員になると、毎月「音楽委員」が推薦する名盤である「今月のレコード」が普通価格より35%も安く買うことができる。年間会費を送金しておくと、毎月レコードが送ってくる。年数回はボーナスレコードも届く。インターネットのなかった時代に、都会のレコードショップに行くしかなかったレコード愛好家にとって恩恵だった。 1972年の恩師ディアギレフの生誕100年を記念して録音したロシア・バレエ団のために...