アンセルメが最も得意としたチャイコフスキーのバレエ音楽。 通販レコードのご案内 GB DECCA SXL2160 アンセルメ チャイコフスキー「眠れる森の美女」(全曲) 英 DECCA が潜水艦認識技術を応用して開発した高音質録音 ffrr 録音により瞬く間に世界を席巻。 全然土臭くない都会的な表現。しかし、アンセルメのニュアンスに富んだ表現はまさに絶妙である。その秘密は、やはりアンセルメの味わいのある語り口が、他ではきけない独自のものだからだ。スコアを十全に見据えた解析力を感じます。尤もアンセルメは指揮者になる前は数学者だったと言うから当たり前かも。 「白鳥の湖」よりもロマン的、メルヘン的要素な作りが濃いこの作品に、アンセルメは理知的にアプローチしている。勿論、DECCA の優秀な録音技術やジュネーブのヴィクトリア・ホールの響きの素晴らしさも手伝って、フレージングと楽器の音色がクッキリと浮かび上がってくる。DECCA の申し子 ― 子と云うより御爺さん ― FFSS STEREO の頂点がここにあるとでも言いたくなる。 1959年3月、4月ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホールでの、プロデューサー:ジェイムズ・ウォーカー、エンジニア:ロイ・ウォランスによるセッション・ステレオ録音。 伝説のホールで幾多の名録音が生み出された ジュネーヴのヴィクトリア・ホールは優れた音響を誇るうえに、レコーディング・スタジオとしても最適でした。指揮台の頭上に吊るしたデッカツリーといわれる3本のマイクロフォンのみで収録されたにもかかわらず、圧倒的な色彩感と空間性が再現されています。 CDのお求めはアマゾンで Tchaikovsky: Sleeping Beauty Orch De La Suisse Romande Eloquence 2009-04-10 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクト オーケストラ スイス・ロマンド管弦楽団 指揮者 エルネスト・アンセルメ 作曲家 ピョートル・チャイコフスキー レーベル DECCA レコード番号 SXL2160 録音種別 STEREO 製盤国 GB(イギリス)盤 レコードカルテ WIDE BAND WITH GROOVED DISC1:ED1,D...
タイムトラベル! CDはアマゾンで購入できます。 リヒャルト・シュトラウスと親交があった、 ベームがウィーン・フィルでなく、 〝カラヤン節〟に染まってない頃の ベルリン・フィルを完全ドライブした名演。 壮年期のベームらしい、 力強く説得力のある演奏が印象的! 質実剛健なアプローチ が 作品本来の味わいをよく引き出しています。 重厚壮麗で骨太なサウンドが素晴らしい聴きもの。 録音当時へのタイムトラベルした気分になるのがカール・ベームの不思議な魅力だ。 国際化する以前の ― まだカラヤン節に染まりきっていない頃の ― ベルリン・フィルを指揮した『ツァラトゥストラはかく語りき』『祝典前奏曲』『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』『ドン・ファン』『サロメの踊り』の5作品は、すでに名演奏として有名なもので重厚壮麗で骨太なサウンドが素晴らしい聴きものとなっています。1981年8月14日にザルツブルクで亡くなった。ウィーン・フィルを率いて来日していたので錯覚もしていたが、戦後暫くはウィーン国立歌劇場の音楽監督を引き受けていたが1956年に辞任してからは特定のオーケストラや劇場に所属していない。 来日の中継はFMで聞きましたが熊本はまだ生中継ではありませんでした。レコードで聴くカール・ベームの演奏は、いずれもベームの演奏の特徴である厳格な造形、音楽の自然な流れと劇的な緊張感が見事に示されていた。発売されるレコードは良くカラヤンのレコードと比較して二者択一していた。それが死後一気に、わたしの記憶からずっと遠い存在となった。その晩年にロンドンに客演した幾つかの録音だけが、今も心を満たしてくれている。肩の荷が下りた、奔放さとは無縁の人だったが、彼自身が本来持っていた音楽性がそれらにはあると感じているからだ。 リヒャルト・シュトラウスは第二次世界大戦前後において最も大きな作曲家である。その作曲は一般人にとっては難解なものであるが、それはこの人の意図が尋常でなく非凡の才能をもって、交響曲詩の表現力を文学的あるいは哲学的の領域にまで押し上げたからである。この人の大胆な革新態度と強烈な個性は、その比類のない管弦楽法の手腕を駆使してとにもかくにも前例のない驚くべき作品を完成させている。好むと好まざるとに関せず、リヒャルト・シュトラウスの偉...